人生にゲームをプラスするメディア

『ポケモンGO』20代の利用率が7月比で半減、全世代で割合が平均化…新ポケモン追加で3割以上が「半年以上の利用を継続」と回答

ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」にて、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「位置情報アプリに関する実態調査」の結果を発表しました。

モバイル・スマートフォン iPhone

ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」にて、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「位置情報アプリに関する実態調査」の結果を発表しました。

この調査は、スマートフォンを所有する10~50代の男女(「位置情報アプリ」に関する質問は10~50代の男女746名。『ポケモンGO』に関する質問は10~50代の男女1,106名)を対象に行われており、「現在利用している位置情報アプリのジャンルを教えてください」や「ポケモンGOの利用状況を教えてください」、「ポケモンGOの利用を継続している理由を教えてください」などの質問への回答を集計したものです。

『ポケモンGO』の使用について目立つのは、20代の利用者が7月時点の約60%から現時点の約30%に減少、10代の利用者は約54%から約20%へと落ち込んでいます。また他の年代も利用者は減少していますが、元々利用率の高かった10代、20代と比べるとその低下割合は小さく、30代に至っては約25%から23%と微減。全ての年代を通して約26%~約20%の範囲に収まっており、突出した年代がなくなり平均化したとも言えます。

『ポケモンGO』を続ける理由として最も高い回答は、「欲しいポケモンがまだ入手できない」が40%超え。続いて、「楽しいから」(38.2%)、「なんとなく」(35.9%)がランクインする結果に。なおこの項目については、複数回答ありとのことです。

今後の『ポケモンGO』の利用に関する質問もあり、利用者に対して「新たなポケモンが追加された場合に、どれくらい利用を継続するか」を尋ねたところ、「6ヶ月~12ヶ月未満」が7.6%、「12ヶ月以上」が23.3%で回答。30.9%が半年以上継続すると答える形になりました。

時間の経過と共に利用者を大きく減少させるのは、熱烈な人気を博したコンテンツには避けられない道と言えます。定期的なアップデートや初イベントを実施するなど、意欲的な運営を見せている『ポケモンGO』ですが、ここからが本格的な正念場と言えるでしょう。なお、今回の調査結果レポートは、「Marketing Research Camp」(https://marketing-rc.com/report/)にて、無料でダウンロードすることが可能です。

【そのほかの調査結果の概要】
■ジャンル別位置情報アプリの利用率は、1位「ゲーム」、2位「クーポン」、3位「グルメ」
スマートフォン所有者が最も利用している位置情報アプリ(位置情報を利用したアプリ)のジャンルは「ゲームアプリ」(50.9%)で、次いで「クーポンアプリ」(35.7%)、「グルメアプリ」(29.0%)でした。(複数回答あり)

■半数以上が、「半年で位置情報を利用したゲームアプリの利用頻度が増えた」
位置情報アプリを利用している人に対して、直近半年間で利用頻度が増えた位置情報アプリのジャンルを聞いたところ、「ゲームアプリ」を挙げた人が最も多く(52.7%)、次いで「クーポンアプリ」(27.2%)でした。(複数回答あり)


【調査の実施概要】
調査名:「位置情報アプリに関する実態調査」
調査期間:2016年11月10日(木)~11月14日(月)
調査対象:「位置情報アプリ」に関する質問は、スマートフォンを所有する10~50代の男女746名。「ポケモンGO」に関する質問は、スマートフォンを所有する10~50代の男女1,106名。

質問項目
・現在利用している位置情報アプリのジャンルを教えてください。(ゲーム/フィットネス/グルメ/セキュリティ)
・直近半年間で利用頻度が増えた位置情報アプリのジャンルを教えてください。
・ポケモンGOの利用状況を教えてください。
・ポケモンGOの利用をやめた理由を教えてください。
・ポケモンGOの利用を継続している理由を教えてください。
・ポケモンGOの利用方法について教えてください。
・10月に開催されたポケモンGOのハロウィンイベントの認知状況を教えてください。
・ポケモンGOのハロウィンイベントによる利用の変化を教えてください。
・新たなポケモン追加がないと仮定した場合の利用継続意向を教えてください。
・新たなポケモンが追加されたと仮定した場合の利用継続意向を教えてください。
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください

    編集部おすすめの記事

    特集

    モバイル・スマートフォン アクセスランキング

    1. 落ち着いたら『FGO』の聖地を巡ろう! 5周年企画「under the same sky」の各地域まとめ―特徴やサーヴァントとの繋がり、小ネタ等を紹介【東日本編】

      落ち着いたら『FGO』の聖地を巡ろう! 5周年企画「under the same sky」の各地域まとめ―特徴やサーヴァントとの繋がり、小ネタ等を紹介【東日本編】

    2. 新作MMORPG『アビスアグニ』リリース開始!幻獣の育成システムやキャラクターのスキル強化などハマれる要素が沢山

      新作MMORPG『アビスアグニ』リリース開始!幻獣の育成システムやキャラクターのスキル強化などハマれる要素が沢山

    3. 『FGO』スカサハとはどのような存在なのか?伝承より考える【特集】

      『FGO』スカサハとはどのような存在なのか?伝承より考える【特集】

    4. 『ウマ娘』スイープトウショウの「ウマ耳」に衝撃事実!あれは“本人の耳”じゃなかった?

    5. 『FGO』一番好きな褐色サーヴァントは誰?(女性編)【読者アンケート】

    6. 『FGO』ガチャの○○教はどれくらいの効果を発揮するのか?死ぬ気で計367連引いて調べてみた!

    7. 『龍が如く ONLINE』学生時代の桐生や錦山が大活躍?「桐生・錦のプレゼント大作戦」開催

    8. 『ウマ娘』花嫁衣装の「マヤノトップガン」と「エアグルーヴ」が新育成ウマ娘として登場!マヤノは覚醒Lv5で「円弧のマエストロ」を獲得

    9. 『ウマ娘』タキオンの研究室に新事実判明!マンハッタンカフェとの共用スペースだと明らかに

    10. 声優・杉田智和の『ウマ娘』育成がガチすぎる!?「チャンミ」プラチナ獲得にチームランクS4達成も

    アクセスランキングをもっと見る