まず小岩井は自身の役柄について「ユリアナだけに焦点を当てると、彼女の成長物語になっていると思います。第1章ではまだ頼りないところのある少女ですが、ここから徐々に成長し、騎士であり、聖王女になっていきます」とコメント。本作については「絆がテーマの物語で、いまはユーリを旗頭、船頭に進んでますが、“絆とは何なのか?”と考えたとき、タテのつながりはもちろんですが、横のつながりでチェインしていく絆をぜひ楽しみにしていただけたらと思います!」と見どころを伝えた。
柳田は「ヴェルナー役、そして、冒頭でユーリに泥を投げつける農民役もやってます(笑)」と自己紹介して会場の笑いを誘う。スマホRPGゆえに原作では兼役が多く、小岩井も「ゲームから関わらせていただいて、そこで15から16役をやってたので、アニメ化という話を聞いて“どの役をやるのかな?”と思ってたんですけど、アフレコで初めて知って“あ、私、ユリアナなんだ!”と思いました(笑)」とキャスティングされた当時を振り返った。多彩な登場人物も本作の魅力であり、柳田は「今ではゲームでは800くらいのキャラクターがいますが、みなさんのお気に入りのキャラが、どう活躍するのか注目して見てほしいです」と語った。
なおイベントにはチェインクロニクル」総合ディレクターの松永純とテレコム・アニメーションフィルムの浄園祐社長も登壇した。松永ディレクターは、ユーリが王を倒す王道のストーリーなので「アニメにしてもそんなに面白いのかな?」と疑問に思っていたが、脚本を読んで「初っ端からドキドキしました! あそこから始まるのか!」と引き込まれたことを明かす。
浄園社長は「工藤昌史監督は、12月3日の公開を前に、第1章をより良くしようとまだ製作を続けています! 第2章以降も絶賛製作中です! ゲームのユーザーの方はもちろんですが、アニメから見るという方も、好きになっていただき、さらなるチェンクロにつながればと思っています」と意気込みを見せた。
『チェインクロニクル~ヘクセイタスの閃~』第1章
2016年12月3日(土)2週間限定上映
(C)SEGA/チェンクロ・フィルムパートナーズ
アニメ「チェインクロニクル」先行上映会 小岩井ことり、柳田淳一が登壇
《高橋克則》関連リンク
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