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2017年2月10日~12日に開催となる「ジャパン アミューズメント エキスポ 2017(JAEPO 2017)」のバンダイナムコエンターテインメントブースにて、AC『ウォーキング・デッド(THE WALKING DEAD)』が出展されました。
『ウォーキング・デッド』は、同名のTVドラマをベースにしたアーケード用ガンシューティングゲームで、制作はRaw ThrillsとPlay Mechanixが担当しています。本作では、人間を襲う死者「ウォーカー」だらけの荒廃した世界を舞台に、生き残るための戦いを繰り広げていきます。
海外向けに発表されていた本作ですが、バンダイナムコエンターテインメントより日本向けにも展開されることが決定。ドラマ版を楽しんでいる筆者は喜んで「DONT OPEN DEAD INSIDE」と書かれた筐体に入りました。
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本作は2人協力プレイが可能になっており、最大の特徴はクロスボウ型のコントローラー。ドラマ版では人気キャラ「ダリル」が持っている武器ということもあり象徴的な存在で、これを使いウォーカーの頭を狙って倒していきます。なお、矢は8発まで装填可能で、横にあるレバーを引くとリロードが可能です。
確かに「ウォーキング・デッド」でもウォーカーを倒しまくるのですが、しかしドラマ版の本筋は極限状況における人間模様です。とにかく敵をたくさん倒すガンシューティングとは相性が悪い……と思いきや、意外と原作の意図を汲もうとしているゲームになっていました。
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まず、今回プレイできたステージはドラマ版に出てきた刑務所にそっくりな場所でした。そして、基本の武器はクロスボウですが、ネイルガン、ハンマー、バールなどの武器に持ち替えるシーンも見受けられました。あたりにあるものを活用して生き残るというのは、やはりゾンビ・サバイバルらしいと言えるでしょう。
また、突然仲間が裏切るような行動を取ったり、助けようとした仲間が虚しくもウォーカーに食われてしまう悲しいようなシーンも存在。ほかにも、ボウガンを別のキャラに手渡す(操作キャラが一時的に変わる)こともあり、仲間と協力して生き延びるサバイバル感も演出されています。
今回は5分ほどしかプレイできませんでしたが、思いのほか「ウォーキング・デッド」らしさを感じられるような体験になっていました。現在、ドラマ版はシーズン7で盛り上がりを見せているところですので、本作に期待しているファンも多いのではないでしょうか。
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AC『ウォーキング・デッド』の稼働日は未定です。
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