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【特集】今からはじめる『World of Tanks』―コンソールでも戦車バトル!

Wargaming.netが開発/運営を行う、基本プレイ無料の戦車戦オンラインゲーム『World of Tanks』。2011年の正式サービス開始から6年近く経過した今でも根強い人気を誇り、世界中のプレイヤーに遊ばれ続けています。

ソニー PS4
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Wargaming.netが開発/運営を行う、基本プレイ無料の戦車戦オンラインゲーム『World of Tanks』。2011年の正式サービス開始から6年近く経過した今でも根強い人気を誇り、世界中のプレイヤーに遊ばれ続けています。

World of Tanks』は、PC版だけでなく、PS4/Xbox One/Xbox 360の家庭用ゲーム機(コンソール)向けにも基本プレイ無料で配信されているため、「気になっていたけどPC版には手が出せなかった」という方や、「PS4本体を最近購入して、じっくり遊べるゲームを探していた」という方には、打ってつけです。

そんな家庭用版『World of Tanks』をこれからはじめるユーザーに向けて、ゲームの魅力や基本概要、さらには序盤のプレイガイドまでをまとめてみました。さぁ、あなたもレッツ・バトル!

■そもそもWorld of Tanksってどんなゲーム?

World of Tanks』は、世界中の戦車や自走砲を操縦して、オンライン上で他のプレイヤーと対戦できるゲームです。もともとはPC版が提供されていましたが、後にPS4/Xbox One/Xbox 360のコンソールでもプレイできるようになりました。いずれも基本プレイ無料のモデルで、最大15vs15の対戦形式がメイン。歴史に基づく世界各地の戦場で、自分だけの戦車をカスタマイズしながら、白熱のバトルに身を投じることができるのです。


コンソール版は、細かいアカウント登録の手続きは不要で、PS Storeなどからゲーム本編をダウンロード・インストールするだけで、ただちにプレイできるので非常にお手軽。PC版とアップデートのタイミングやコンテンツ内容に一部違いがあるものの、基本的な対戦システムやゲームプレイは共通なので、やりこみ度満点で奥深い戦車戦を味わえます。


World of Tanks』の開発元Wargaming.netは、ベラルーシを拠点としており、今ではキプロスを中心にフィンランド、フランス、アメリカ、台湾、日本など世界各地に15のオフィスを構えています。また、海外のゲームメーカーながら、日本の人気アニメ「ガールズ&パンツァー」とコラボレーション。PC向け公式Modを配信したほか、PS4版で過去に行われたイベントでは、ドイツのTier 5中戦車 Pz.Kpfw. IV Ausf. Hを使用し、合計 20,000EXP以上獲得したプレイヤーに、同戦車の「大洗女子学園 あんこうチーム仕様」がプレゼントされました。これからコンソール版でもコラボレーションに期待したいですね。

PS4版で配布された大洗女子学園 あんこうチーム仕様Pz.Kpfw. IV Ausf. H

ガレージが「県立大洗女子学園戦車格納庫」に(写真はPC版です)

既存戦車のスキンも「ガールズ&パンツァー 」仕様に変更された(写真はPC版です)

さらにe-Sportsシーンでのアクティビティも活発で、「Wargaming.net League」と呼ばれる大型公式リーグや、各地域のリーグを勝ち抜いたチームによって競われる公式大会も実施。『World of Tanks』プレイヤーだけでなく、e-Sportsを普段から楽しむ一般ゲーマーからも支持されているのです。

■今でも遊ばれ続ける理由とは?


2011年の正式サービス以来、今なおプレイヤーが増え続ける『World of Tanks』。なぜ、本作がこれほど長く遊ばれ続けているのでしょうか。その理由・魅力をまとめてみました。

上に表示されているのが戦車の数。撃破された戦車は薄く表示される

【理由1】リスポーンはナシ!緊迫感溢れる戦闘
本作のマルチプレイヤーでは、一回やられてしまうと、そのマッチ中に復活できません。リスポーンができないので、戦術や立ち回り、味方との連携が非常に重要になり、手に汗握るような戦車戦が楽しめます。参加していたマッチが終了するまでは、同じ戦車で再度マルチプレイヤーに参加できませんが、違う戦車であればマッチに参加可能です。そのため、1つだけの戦車ではなく、複数の戦車を効率よく育てていけます。

【理由2】勝利の快感は格別!
上述のリスポーンできないというシステムから、敵をうまく撃破した時や味方と連携が取れたときの達成感は格別です。なかでも勝利したときの快感は病みつきになるほど。「もう一戦!あと一戦!」と衝動的にプレイを続けてしまうのです。もちろん、負けてしまっても得られるものは多くあるので、次のマッチに経験を活かせれば、勝利へグッと近づくはずです。


【理由3】癖になるリプレイ性
World of Tanks』では、一戦の長さが非常にコンパクト、かつリスポーン無しで決着が比較的早めにつくので、戦いがダラダラと長引くことはあまりありません。自分が強くなっていくことが自覚しやすく、新たな戦車への乗り換えなどによって、プレイ意欲も長続きするので、リプレイ性が非常に高くなっています。

【理由4】フレンドとの共闘が楽しい!
ソロでもプレイできる本作ですが、友人やオンライン上の仲間と遊べば、さらに楽しめます。フレンドやクランメンバーを招待すれば、「小隊」として最大5人(PC版は3人まで)のチームを組めます。そのままマルチプレイヤーに参加できるので、ボイスチャットで意思疎通しながら連携を取れば、戦いを有利に進められ、盛り上がること間違いなしです。

【理由5】役割は戦車の種類によって変わる
対人戦やアクションシューティング、ミリタリーゲームが苦手という方も心配いりません。本作は戦車の種類によって役割が変わります。「軽戦車」「中戦車」「重戦車」「駆逐戦車」「自走砲」が用意されており、例えば、「自走砲」はトップクラスの攻撃力を持っていますが、移動速度/装甲が低く、遠距離からの攻撃が主体となるなどそれぞれ長所と短所があります。前線を押し上げる戦車、陽動を仕掛ける戦車などがいるので、必ず最前線で敵を撃破しなくてはならない、というわけでもありません。自分に合った戦車を探しましょう。

※参考: 公式サイトの各戦車の動き方
軽戦車
中戦車
重戦車
駆逐戦車
自走砲


本作は戦車スロットに複数の戦車を所有できますが、ずっとプレイしていると色々な戦車に愛着が湧いてきて、いつしか「戦車が可愛い」と感じるかもしれません。それはあなたが『World of Tanks』の虜になってしまった証です。

■アップデートで進化が止まらない!

World of Tanks』のコンソール版は、Xbox One版が2015年7月、PS4版は2016年1月にそれぞれリリースされました。どちらも発売以降、新国家や新車両を追加するアップデートが継続して提供されています。最初に実装されていた国家は、アメリカ、ソ連、ドイツの3カ国のみでしたが、後にイギリスが46車種と共に追加。九七式中戦車チハや74式戦車を筆頭とする人気の日本戦車に加え、113戦車、110戦車といった中国戦車も実装されています。もちろん、既存の国家向けにもKV-3やIS-4などの新車両が加わり、“太平洋の島”や“高速道路”など新マップも続々と追加されています。

2016年5月、PS4向けに配信されたアップデート3.0“Nuts and Bolts”では、ダメージモデルを刷新、高品質なHDモデルを用意して、既存マップ6種類の改修、さらに車輌の置き換えやTierの変更といった、アメリカ低Tier車輌のバランス調整が行われ、ゲーム全体のクオリティアップが図られています。

それ以外にも、コンソール版のアップデートやコンテンツの追加は継続して実施されており、翌月6月にはフランス車輌を追加する“Vive La France”、2016年10月には9種類の日本重戦車を実装。さらに10車種のチェコスロバキア戦車追加のアップデートも2017年2月に配信されました。

記事執筆時点で、ゲームモードは4つ、マップは60種類、アメリカ60車種、ソ連63車種、ドイツ71車種、イギリス53車種、フランス44車種、中国17車種、日本22車種、チェコスロバキア10車種が収録。コンソール版『World of Tanks』は、まさにPC版に迫る勢いで進化を続けているのです。

■さあ戦場へ!今こそ始めよう!


ここまで、『World of Tanks』の魅力や基本概要をお伝えしてきましたが、ここからは実際にプレイを開始してみましょう!

コンソール版の『World of Tanks』は、ゲーム機本体をオンラインに繋ぎ、各ストアからダウンロードするだけでスグに遊べるので、難しい設定はいりません。

戦車は国ごとに独立しており、各国家最初の戦車は無条件で解放できる

ゲームをインストールして、最初にすることは、羅列された各国家の戦車のなかからどれか1つを選ぶことです。本作は国ごとに戦車の技術ツリーが異なっており、それぞれ特徴も変わってきます。最初にイギリス戦車を解放したからといって、他の国の戦車が使えなくなるというわけではないので、まずは車種が多く、様々な役割を学べる「ドイツ」「アメリカ」「ソ連」を強くオススメします。なお、記事執筆時点において、コンソール版で使用できる国は、ソ連、ドイツ、アメリカ、フランス、イギリス、中国、日本、チェコスロバキアです。

マルチプレイヤーが最も一般的だが、最初は戦車訓練がオススメ(記事執筆時点でランク戦は開催されていない)


ゲームを始めてすぐにマルチプレイヤーに参加してもいいですが、操作方法をマスターするための「訓練」も行えるので、まずはそちらからプレイするのがオススメ。動き方がわかったあとは、いよいよマルチプレイヤーに挑みましょう。マルチプレイヤーは最大で15vs15の対戦が行なえますが、マッチングのタイミングによっては、10vs10や8vs8と少なくなる場合もあります。

本作の戦車は「Tier」というクラスによって区切られており、Tierが上がるほど戦車の性能が向上していきます。次クラスの戦車を使いたい場合は、各戦車で何度もマルチプレイヤーを行い、経験値を貯める必要があります。一定の経験値を貯め、「研究」をすれば新たな戦車が解放。さらに、クレジット(シルバーとも)と呼ばれるゲーム内通貨を消費してようやく使用できるようになります(最大Tier10)。また、新しい戦車を解放するには、戦車ごとに用意されたアップグレードを取得しなければいけない場合もあります。

Tierは1段階ずつ上げなくてはならないので、例えば、Tier1から一気にTier3以上にはできませんが、地道に育てることで、成長を実感できます。ちなみに戦車の中には有料通貨「ゴールド」でしか買えない「プレミアム車両」というものも存在。これらは、技術ツリーから派生して入手できない独立した戦車で、部品のさらなる研究や変更は不要なものの、必ずしも強力な主砲や装甲を持っているわけではありません。プレミアム車両では戦闘した際に得られるクレジットや経験値を多く得られ、経験値はゴールドでフリー経験値に変換できます。

戦車を育てる際は、研究ツリーを先までよく確認しよう(金色に表示されているのがゴールドでしか購入できないプレミアム車両)

マルチプレイヤー待機中の表示。Tierが離れている相手とはマッチングしないので、性能が近い戦車と常に戦える

なお、『World of Tanks』の通貨「クレジット」は主にゲーム内で戦闘を行うことで獲得でき、一般車輌、拡張パーツ、消耗品の購入に使用できます。また、有料で購入できる「ゴールド」は、プレミアム車両や戦車/兵舎スロット拡張のほか、経験値/クレジットの増加といった多くの特典が受けられるプレミアムアカウントへの移行など、様々な用途が存在。ゴールドは、主に課金で手にいられますが、プレゼントされることもあります。詳しい「ゴールド」の使い道はこちらを参照ください。


◆コンソール版マルチプレイヤールールを紹介!
・マルチプレイヤー
複数のルールがランダムで決定されます(最大15vs15)。「通常戦」「遭遇戦」「強襲戦」「チームディストラクション」が用意されています。「チームディストラクション」はいわゆる殲滅戦で、車両が全て撃破された方が負けとなります。そのほかのルールは、いずれも車両の全撃破だけでなく陣地の概念があります。

-「通常戦」は両チームに陣地があり、自陣地を占領される、自軍の全撃破で敗北
-「遭遇戦」は中立陣地を奪い合う。陣地を占領される、自軍の全撃破で敗北
-「強襲戦」は攻撃/防衛に分かれる。防衛側のみに陣地があり、攻撃側は敵陣地の占領か敵全撃破を目指す
-「チームディストラクション」は先に全撃破された方が負けのチームデスマッチ。上記3つのルールのように陣地が存在しない





マップ読み込み中には初歩的なガイドも読める。なるべく早く頭に叩き込もう

始めてすぐのプレイヤーは、どのような動き方をすればいいのかわからないとは思いますが、序盤のTier1~3では戦車の実力差も低く、敵味方ともに似通った構成になるので、一方的な展開になりにくいと思います。最初は「建物や岩などの障害物を駆使して、車体を隠すこと」「敵の姿が見えないときに攻撃されたときは後退すること」「味方の動き方を観察すること」「単独行動を取らないこと」「戦車後方の装甲は薄く、前面の装甲は厚いこと」などを意識するといいでしょう。

■シンプルなだけじゃない!奥深いゲーム性


World of Tanks』は、基本プレイ無料で、誰でも気軽にプレイをはじめられますが、緊迫感あるオンライン対戦の駆け引き、チームワークも鍵になる戦略性、戦車のカスタマイズといった多彩な要素により、他のゲームにはなかなか見られない、奥深いゲームプレイを備えています。



システムが多彩なだけに、覚えることが多いものの、遊べば遊ぶほど理解が深まり、プレイヤースキルが上達していく、スルメゲーの楽しさが味わえることでしょう。戦車やミリタリージャンルにあまり興味がない方も、ぜひ一度ダウンロードして、世界中のプレイヤーがのめり込む戦場に足を踏み入れてみましょう。

(c) Wargaming.net

http://cpm.wargaming.net/9446dy0d/?pub_id=INSIDE_article_1703
《アキナツ》
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