現代の学園と美少女ファンタジーが融合した、少女たちの等身大の青春を描くPS4/Vita向けヒロイックRPG『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』。今回は、集まった仲間たちと謎を解きながら物語を進めていく体験型イベント、ドラマチック謎解きゲーム×BLUE REFLECTION「精神暴走フラグメント」のメディア体験会レポートをお届けします。
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ドラマチック謎解きゲームとは、その場の現実にて何かしらのアクシデントが発生し、それを解決するためにプレイヤー自身が行動するリアル体験型イベントです。参加者は、制限時間内に会場に仕掛けられた暗号やパズルを解き明かして物語を進め、状況を明らかにしながら結末を目指していきます。通常の謎解きゲームとは異なり、作り込まれた世界観やストーリーによって、ドラマチックな非日常体験が楽しめるのが特徴です。なお、本ドラマチック謎解きゲームのイベントを手がけるのは、遊園地・商業施設をはじめ、幅広い企業とのコラボレーションを行っている「よだかのレコード」です。
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さて、本イベントに参加するプレイヤーは、16歳の高校1年生として、様子のおかしくなってしまった仲の良いクラスメイトに隠された真実を明らかにしていきます。パートナーとして、『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』の主人公である白井日菜子が登場し、クラスメイトの異変を解消すべく、ともに異世界コモンを訪れて「世界で一番透明な謎」に挑みます。ゲームの制限時間は60分程度、1チーム最大5人で挑戦が可能です。
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はじめに、世界観を説明するイベントムービーが上映され、プレイヤーは日常から非日常へと一気に引き込まれます。続いて、イベントのプロデューサーである、よだかのレコードの横森へるお氏が登場。イベントの概要や注意点について解説をすると、いよいよゲームがスタートしました。
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「世界で一番透明な謎」と銘打たれているとおり、随所に透明さを生かした謎が仕込まれていました。また、『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』の世界観もとても再現されており、異世界コモンやフラグメントといった要素が暗号や仕掛けに組み込まれ、本作をプレイしたユーザーならにやりとできる要素に満ちていました。シナリオもオリジナルのようにしっかりと練り込まれた内容で、次々に明かされる真実に驚きの連続でした。あまり内容に触れすぎるとネタバレになってしまうので、実際にどのような謎が展開されるのかは、ぜひ自らの目で確かめてみてください。なお、筆者たちは最終問題までなんとかたどり着くも、正解率20%とされる真実にはあと一歩届きませんでした。
イベント終了後は、『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』のキャラクターデザイン・監修を担当された岸田メル氏、プロデューサーの細井順三氏、横森氏による合同インタビュータイムが設けられました。
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写真左から、細井順三氏、岸田メル氏、横森へるお氏
──「よだかのレコード」とのタッグを組んだキッカケを教えてください。
細井氏:絆をテーマにしたゲームなので、リアルイベントでも絆を育めるようなものをと考えたときに、複数のグループで挑戦する謎解きゲームはテーマが合致するためコラボ企画の話を進めていきました。
──ドラマチック謎解きゲーム×BLUE REFLECTION「精神暴走フラグメント」の謎作りはいかがでしたか?
横森氏:『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』は透明感を大事にされている作品だったので、他にはない世界で一番透明な謎にしようと思って作りました。本イベントを通じて、かわいい日菜子をもっと好きになってほしいという気持ちも込められています。
細井氏:監修させていただいた際に、ゲームの世界観をとても大事にしていただいたので、ユーザーさんにも伝わると思いますね。
岸田氏:フラグメントもちゃんと鋭利にキレイにできていて、すごいと思いました(笑)。
横森氏:3月にゲームソフトのテストプレイをさせていただき、コモンのなかを探索して謎を解いて情報を集め、組み合わせていくという構想を考えました。また、透明というキーワードも謎解きにはない新しいもので、ラストのシナリオから作って透明な謎と合わせる形で完成しました。
──岸田さん、細井さんは今回の謎解きに挑戦してみていかがでしたか?
細井氏:本編のシナリオより出来が良いんじゃないかと(笑)。
岸田氏:重たいエピソードになっているので、プレイしていてぐっときましたね。あと、思っていたよりも3倍ぐらい謎が難しかったです(笑)。
細井氏:今回のドラマチック謎解きゲームのテストプレイをしたときも、謎が難しすぎて全然監修できなかったですからね(笑)。
横森氏:プレイヤー同士がアイディアを出し合ったり情報を集めたりしながら、絆の力を駆使して役割分担をしながら挑戦すると、2割ぐらいの方がクリアできる内容ですね。
──ゲーム本編にはこういった謎解き要素はありませんでしたが、取り込みたいという気持ちはありますか?
岸田氏:最初から謎解き要素があれば、ゲームにも深みができますよね。もし次回作があるなら、謎を考えてくださる方にいっぱいお金を出して作ってもらいたいと思います(笑)。
横森氏:世界観がしっかりしているゲームだったので、シナリオも謎も作りやすかったですね。
岸田氏:原作はファニーなエピソードが多かったため、僕らが好きな重たいシナリオももっと入れればよかったとも思いました。
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──最後に、ユーザーさんへメッセージをお願いします。
細井氏:日菜子の音声も高田憂希さんの新規録り下ろしとなっており、どなたでも楽しめる内容となっておりますので、ぜひプレイしてみてください。
岸田氏:僕らが表現している世界観を、僕ら以上にわかって謎を作っていただいています。特にゲームをプレイされた方は入り込める内容となっているので、期待して楽しんでもらえたらと思います。
横森氏:世界一透明な謎、そして『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』の世界観を楽しめますので、ぜひいらしてくださいね。
──ありがとうございました。
■ドラマチック謎解きゲーム×BLUE REFLECTION「精神暴走フラグメント」サイト
http://www.yodaka.info/event/1704blue/
■開催期間
4月16日(日)~5月7日(日)の毎週金土日曜及び祝日
そしてなんと、現在開催中の本ドラマチック謎解きゲーム「精神暴走フラグメント」の追加公演が決定!上記期間に加えて、下記日程にて追加公演が開催されます。
・5月12(金)1公演
・5月13(土)2公演
・5月21(日)3公演
開催時間・開催場所などの詳細は、上記「精神暴走フラグメント」のサイトをご参照ください。
http://www.yodaka.info/event/1704blue/
■開催期間
4月16日(日)~5月7日(日)の毎週金土日曜及び祝日
そしてなんと、現在開催中の本ドラマチック謎解きゲーム「精神暴走フラグメント」の追加公演が決定!上記期間に加えて、下記日程にて追加公演が開催されます。
・5月12(金)1公演
・5月13(土)2公演
・5月21(日)3公演
開催時間・開催場所などの詳細は、上記「精神暴走フラグメント」のサイトをご参照ください。
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