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この記事にはドラマ「光のお父さん」第1話のネタバレが含まれているのでご注意下さい。
オンラインゲーマーのマイディーさんが、自身のプレイ体験などを語るブログ「一撃確殺SS日記」。そこで連載されていた「光のお父さん」が、更なる脚光を集めています。
連載版「光のお父さん」は、父親にオンラインゲームの楽しさを知ってもらおうと、息子であることを隠しながらMMORPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FFXIV)で共に冒険へ挑む日々を、時にユニークに、時に感情豊かに綴ったものです。
この連載は『FFXIV』プレイヤーを中心に話題となり、多くの方々から関心を集めるほどの人気ぶりを見せます。その勢いは連載終了後も衰えることなく、この実話を元にした同名の書籍が発売され、また実写でのTVドラマ化も果たしました。
ドラマ版「光のお父さん」は、MBS・TBSでの放送に加え、NETFLIXでも配信。いずれの媒体でも第1話「光のお父さんがやってきた。」が放送/配信され、視聴者の感想がSNSなどで飛び交いました。そして第1話放送終了のタイミングに合わせ、原作者であるマイディーさんが、「光のお父さんがやってきた。」の感想や制作に関するちょっとした裏話などを、「一撃確殺SS日記」にて公開しています。
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ドラマのサイズに合わせるため、連載版の内容をベースとしつつも再構成されており、またドラマ版ならではの演出なども数多く含まれています。例えば、第1話「光のお父さんがやってきた。」は、少年時代の光生(主人公)がフローリングの床でくるくると回るシーンで幕開けしますが、この下りは連載版の第3話で描かれたシーン。このように、連載版とドラマ版の違いや、興味深い掘り下げなどが多々語られました。
また、光生の父が夜中にファミコンを遊んでいる1シーンもありましたが、マイディーさんはこれと同じ体験をしたことがあるとも明かしています。ただしその体験談を脚本家に話したことはなく、むしろ脚本を読んで思い出したとのこと。脚本家によるプラスアルファが、父と息子の絆をより深く描くことに成功しています。
このほかにも、「ララフェル多すぎ問題」(※ララフェル:『FFXIV』内の種族のひとつ)に対する解決策や、ドラマでの初戦闘シーンでの演出付加、連載版を踏まえて加えたアドリブのかけ声といった制作秘話にも触れており、様々な制作背景を伺うことができます。
様々なプラスアルファが、物語の盛り上がりを大きく後押しするドラマ版「光のお父さん」。第2話の放送が始まる前に、「一撃確殺SS日記」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
【一撃確殺SS日記】光のでぃさん 第I話「光のお父さんがやってきた」を振り返る。
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