ステージには蒼井翔太さん（ミチル、サイ役）、赤羽根健治さん（リド、アルマリ役）、逢坂良太さん（エドモント役）、大川透さん（砕牙役）、興津和幸さん（リカ役）、白井悠介さん（ダヤン、ドローレ役）、新垣樽助さん（フロスト役）、鈴木裕斗さん（サラサ役）、高橋広樹さん（ネペンテス、ラス役）、山谷祥生さん（クレト、アザリー役）が登場。全員がフラッグを掲げ、それぞれの個性に溢れた挨拶と共に会場のファンを出迎えます。
王子様たちによって開かれた「ワールドサロン」。リドとサイが会話に花を咲かせる中へアザリーが羊を引き連れて現れたり、リカとサラサがどのパビリオンを回るか考えているところでネペンテスがドローレに噛みついてしまったり、感慨深そうな砕牙の前でフロストの会話を悪気なく遮ってしまうエドモントと、彼らはプリンセスを出迎えるためどこか落ち着かない様子を見せていました。
ここでMC・髭男爵の山田ルイ53世さんも加わり、改めてキャストが会場に集まったファンへ挨拶。番組で共演したこともある山田ルイ53世さんと白井さんの息の合った掛け合いや、砕牙を思わせる耳と尻尾を付けた大川さんに大きな歓声が上がる中、朗読劇の前編へと移っていきます。
フードコートでは皆をもてなすため、リカとクレトがチョコレートファウンテンを用意していました。エドモントやフロストはその美味しさを絶賛しますが、美食家ネペンテスは何かが足りないと言います。ネペンテスのペースに巻き込まれ、およそトッピングとは言い難い香辛料などを試食し始めるエドモントやフロスト、どうしてもネペンテスを納得させないと気が済まなくなったリカ。クレトは美食の追求を始めてしまった4人を見守るしかありませんでした。
続いては、チームで戦う「メモリアルクイズ」へ。赤羽根さんをリーダーとした蒼井さん、鈴木さん、高橋さん、山谷さんのチームと、新垣さんをリーダーとした逢坂さん、大川さん、興津さん、白井さんのチームに分かれ、まずは「ユメクイ記憶クイズ」に挑戦。1問目では画面に表示された50体のユメクイのうち、入れ替わった7体を探します。最初からかなりハードルの高い問題が出ましたが、赤羽根さんチームは5つ、新垣さんチームは4つ正解しました。
2問目では用意された『夢100』にまつわるワードから、お題の「食べ物」にそった単語を作っていきます。赤羽根さんチームの挙げた「アリ」で物議をかもす場面も挟みつつ、蒼井さんが周囲の期待に応えてリズミカルに回答を読み上げるサービスも。勝利したのは赤羽根さんチームのため2問で決着がついてしまいましたが、急遽最後の問題に勝利すると100万ポイントが入るというルールが付け加えられて勝負は持ち越しに。3問目では「ゆ」で始まり「く」で終わる、できるだけ長いワードを探します。両チームからはほぼ文章のような回答が飛び出し、より長かった新垣さんチームが逆転勝利を収めました。
朗読劇の中編には、宝石の国のパビリオンでお金儲けを企むダヤンの姿が。砕牙を案内するアルマリを見つけたところで、どう近づこうかと悩ませている心の声をミチルに聞かれてしまいます。そんな中、サラサが人魚だとばれないようにこっそりと登場。人間は怖いものだと戸惑うサラサにアルマリは案内しようかと声をかけ、ミチルもここの人たちは優しい心をしていると伝えます。
映画の国のパビリオンでは、映画「3年夢組フロスト先生」を上映。夢百学園に転校してきたリカを出迎えたのは熱い心で生徒に向き合うフロスト先生や砕牙理事長をはじめ、ユニークな同級生たち。ここでは部活動が義務になっているため、さっそく授業は無視してリカの入る部活について話し合いをスタート。紅茶部のエドモントやクレト、サーカス部のドローレ、水泳部のサラサが紹介をしたところで帰宅部のサイとラスが乱入します。
ずっと一緒だった幼馴染のサイが変わってしまったと、激しく嘆くリド。サイも本当は部活がしたかったとその思いの丈を帰宅部パンチにぶつけ、何故かとばっちりでフロスト先生が殴られます。入りたい部がなければ作ればいいという砕牙理事長の言葉で、2人は一緒に部活を作ろうと涙ながらに和解。ラスもフロスト先生の「保健体育」というアドバイスで立ち直り、クラスは一致団結して土手に向かってダッシュするのでした。なお本作のスタッフロールから、各国の王子たちがアクション監督や衣装制作などにしっかり協力しているのが伺えました。
朗読劇後編にはフロスト、砕牙、エドモント、リカ、リドが登場。リカの提案で、パレードを前に合同でカートを作ることになります。不安そうなリドをよそに、姫のためにと張り切るフロストたち。砕牙の諭すような言葉にリドもやる気をみせますが、フロストの力で作った雪で出来たカートでは寒すぎるのではないかと、話は振り出しに。それでも5人の王子が力を合わせれば上手くいく、皆がそう信じていました。
ここで蒼井さん、鈴木さん、白井さん、高橋さん、山谷さんがファンの前で「夢の軌跡」を披露。7月21日から公演となる舞台「夢王国と眠れる100人の王子様 ～Prince Theater～」からサイ役・安達勇人さん、ハーツ役・小林竜之さん、グレイシア役・高橋里央さんも駆けつけ、舞台への期待や見どころについて語ってくれました。
さらに『夢100』に関するさまざまな新情報も発表。4月26日にゲームに登場する王子がミニキャラとなって現れるアプリ『夢100AR』がリリースされ、6月21日発売予定「夢王国と眠れる100人の王子様 音100シリーズ ～Vol.4 雪の国～」のビジュアルや、新たな「夢王国と眠れる100人の王子様 ショート」のキービジュアルも公開となりました。2018年放送予定のテレビアニメも進行しているので、楽しみにまっていてほしいとのことです。
そしてゲームではシステムの改善や「王子との触れ合い」をテーマとしたチャレンジを進め、5月下旬には待望のメインストーリー追加を予定。新しく仲間に加わるメンバーもいるそうなので、10章を楽しみに待っていましょう。
最後にキャストのサイン入りフラッグのプレゼント抽選会も行われ、2周年を祝うイベントは大盛況の中で終了しました。
