今回は、発売に先駆けプレス体験会が開催。その模様を2回に分けてお送りいたします。2回目となる本記事では、科学実験爆発事件のプレイレポートをお届けします。
■【ネタバレあり】よりドラマチックな演出へと進化した『大逆転裁判2』プレス体験会レポ・その1
https://www.inside-games.jp/article/2017/06/03/107612.html
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19世紀最大となる万博には、各国から数多の展示や催し物が出展されていましたが、中でもひときわ異彩を放つ科学実験が行われていました。それは、鳥籠(ケージ)の人物をステージから水晶塔へ瞬時に移動させるという脅威の科学「超電気式・瞬間移動技術」の実験でした。
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大勢の観衆が見守る中、実験装置は大爆発を起こし、実験台となった紳士は水晶塔で遺体となって発見されます。この実験シーンは、3Dキャラクターによるイベントムービーで語られます。モーションキャプチャーで表現された動きにより、まるでアニメーションのようにスムーズなアクションが見られ、爆発の衝撃やキャラクターの躍動感が感じられました。
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この後、龍ノ介は、ヴォルテックス首席判事から爆発事件の担当弁護士を依頼されます。依頼人は、独逸から訪れたベンジャミン・ドビンボー博士。科学を愛する彼は、「実験は成功したけれど、不幸な事故だった」と殺人を否定します。事故なのか殺人なのかによって判決は大きく変わり、事故ならば「科学技術保護特例」によって保護を受けられます。一方、殺人となると実験装置が凶器として扱われるため、実験の技術が漏れてしまうという危機にあると告げられます。
ちょっぴり頼りない雰囲気ですが志は高いドビンボー博士は、「生まれや国など関係ない。全力で闘うものが大きな仕事をする」と熱い思いを語ります。その真摯な姿勢に心を打たれた龍ノ介は、博士の名誉と貴重な実験の機密を守るため、真実に向き合う決意をします。
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万博見物に行きたがるアイリスを連れて、調査を兼ねて現場の万博会場へ向かうと、そこには前作にも登場したグレグソン刑事、そして元スリの少女ジーナが言い争っていました。グレグソン刑事は、相変わらずアイリスに頭があがらない様子で、満面の笑みで出迎えてくれました。一方、ジーナはなんと倫敦警視庁の見習い刑事になり、会場を警備していました。スリから一転してレストレード警部(自称)を名乗るジーナの活躍にも期待が高まります。
序盤から次々に事件につながる衝撃の事実が明らかとなるこの話は、どう考えてもややこしい裁判になりそうな雰囲気が感じられ、弁護士魂に火がつくこと間違いなしです。また、凶器である実験装置が科学式捜査班以外触れられないという障害も立ちはだかるなど、科学がどのように事件に関わってくるかにも注目。果たして、龍ノ介は事件の真実にたどり着けるのでしょうか…。
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3DS『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』は2017年8月3日発売予定です。価格は、パッケージ版が5,800円(税抜)、ダウンロード版が5,546円(税抜)です。また同発売される『大逆転裁判1&2 限定版 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』は、7,200円(税抜)になります。
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