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7月6日から9日まで仏・パリのヴィルパント・パリ・ノールヴィルパント展示会場で開催された欧州最大の日本文化の祭典「Japan Expo」にて、『スプラトゥーン2』のCo-opモード「サーモンラン」がプレイアブル出展されていました。マルチ対戦やストーリーモードとも異なる新たなモードはどのように仕上がっていたのか、プレイレポをお届けします。
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「サーモンラン」とは、『スプラトゥーン2』に実装される協力モード。2人から4人のチームを組んで凶悪なシャケ軍団を倒しつつイクラを手に入れるというPvE(プレイヤー対CPUエネミー)です。会場で体験できたのは港のようなマップで100秒1ウェーブの3ラウンド制、選べたブキは「わかばシューター」をはじめとした前作からおなじみのブキ10種。今イベントでは、3人の来場者と任天堂のスタッフ1人による4人協力プレイで遊ぶことができました。
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ウェーブ開始前の一定時間は自由に動くことができるので、その間に操作や武器の確認をしたり、動きやすくするために事前にマップをインクで塗っておくことが可能です。味方の状態は画面左上に表示されているので、敵にやられてもすぐにわかるようになっています。やられた仲間は浮き輪状態になって移動しかできなくなりますが、インクをかけることで復活します。
カウントダウンが終了するとウェーブ開始です。続々と押し寄せてくる雑魚のシャケを片付けていると、巨大メカのような敵が出現。仲間と共闘して頭の弱点を破壊すると4つの大きいイクラを落とすので、指定場所まで運びます。1ウェーブのクリアに必要な大イクラの数は4つですが、2ウェーブ目は5つ、3ウェーブ目は6つと、必要な大イクラの数が増えていくので難易度も変わってきます。
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ウェーブが終わると、自動的に全員がスタート地点へイカジャンプさせられます。ウェーブの数を増すごとに敵もどんどん手ごわくなってくるので、できるだけ開始までに塗り替えしておいてチームが動きやすい環境を構築しておいたほうがよさそうです。
3ウェーブ目をクリアするとリザルト画面が表示。各ウェーブでゲットした大イクラの数を確認することができます。もしかしたら製品版では大イクラの獲得数によって何か特典やポイントがもらえるのかもしれません。
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「サーモンラン」は敵の種類や行動バリエーションも多いので、仲間と協力してさまざまなブキを駆使しながら戦うことがゲームクリアのカギとなりそうです。また、仲間とCPUの敵との戦いなので気軽にプレイできるのも大きな魅力。PvPが苦手というプレイヤーでも、ストーリーモードと「サーモンラン」だけでも『スプラトゥーン2』をプレイする価値が十分にあると言ってもいいでしょう。
『スプラトゥーン2』は2017年7月21日発売予定。価格は、5,980円(税抜)です。