「荒木 ゆい」は、より人間に近い音声で原稿を読み上げられるAIアナウンサー。ただ自然に読み上げるだけではなく、日本の様々な難読地名や同形異音語(同じ表記でも読みが異なる語)の読み上げ、また読み分けも可能であるとのこと。例えば、東京の日本橋(ニホンバシ)と大阪の(ニッポンバシ)の読み分けを文脈から判断する事が出来ます。
さらに、彼女には相手の質問内容を理解し応答する機能も搭載。今はまだ簡単な会話しか行えませんが、将来的にはニュースの当事者に対してインタビューを行う事ができるように開発しているそうです。
同社は、彼女をテレビやラジオの報道現場だけでなく、ドキュメンタリーやバラエティ番組のナレーション、劇場や美術館などの館内放送、観光案内、結婚式やその他式典での司会など、今後様々なシーンでの活用を見込んでいるとのこと。
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荒木 ゆい(27歳)
栃木県出身、東京の私立大学を卒業後に東京キー局のアナウンサーとして就職、その後フリーとして独立。ニュースからバラエティ番組、ドキュメンタリーのナレーション、イベントの司会など様々なアナウンス業をこなす。
[スペクティAIアナウンサー事務所 所属]
加えて、彼女には、栃木県出身である事や東京の私立大学を卒業した事などのプロフィールや可愛らしいビジュアルが用意されており、さながらバーチャルアイドルのようです。彼女が広く知られる前に今のうちにファンになっておくといいかも?
「荒木 ゆい」は、2017年12月末まで法人企業向けに無償で提供予定。11月15日~11月17日まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2017」で公開展示も行われる予定です。