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今回プレイする作品は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの『V!勇者のくせになまいきだR』です。シリーズ未経験なのですが、女の子が凄く可愛いと評判なのは知っていました。
……あの『勇者のくせになまいきだ』の世界がVRになって登場!
そう、僕はこういうゲームを待っていたのだ。今までプレイしたゲームには、ゾンビやデーモンや魔界帰りのババア等のクリーチャーしか出てこなかったけど、本作には可愛い女の子が出てくるという事で胸を躍らせております。
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早速プレイ。
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プレイヤーである僕は、勇者を殲滅する破壊神として召喚されたらしい。
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目が濁ったこんなおじさんでごめんな……
あ、この子この子!可愛い!Twitterでファンアート見た事あるで!
操作コントローラーはDUAL SHOCK4専用で、コントローラーを傾けてポインタを操作する以外は方向キーや各種ボタンを使う通常のゲーム操作と変わらない。
ジャンルは、リアルタイムで敵が攻めてきて味方に命令を与えるリアルタイムステ、ストレ、スッ
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リアルタイムストラテジー。
最初のステージは、魔王の指示に従い、魔物を召喚して敵を倒し、操作を覚えていくチュートリアルステージなのだが……
そんな事より!
僕は!
パンツが見たい!!
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そう、まだ1月なのにコタツを片付けて部屋の空間を広く取り!
プレイエリアの拡大をはかったのは!
スカートを!
覗くためなのだ!!
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お部屋広々。
早速ムスメさんに接近する破壊神おじさん。
魔王の話を聞くフリをしながらチラチラとムスメさんの方を見ていたら
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「さっきからジロジロ見すぎ。キモい!」
バレてた。
「今までもちょいちょい見てたでしょ。知ってるんだ~」
バレてた。
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え~?そんなに見てた~?記憶にないけどな~。勘違いじゃ~ないの~?
ムスメさんとのスキンシップはとりあえず置いといて、ゲーム再開。
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盤上のミニチュア世界で魔物を召喚・育成し、攻めてくる勇者たちを倒し拠点を制圧するのがゲームの流れだ。
プレイヤーは基本的に動き回る事はないので「これってVR化する意味あるの?」と言われそうなジャンルではあるが、意味はある。近未来映画に出てくるようなボードゲームさながら盤上でワチャワチャ動き回る魔物たち。そしてプレイヤーを見守る魔王とムスメさん。先ほどのムスメさんの反応もそうだが、盤上のキャラたちを見ているだけでも十分楽しい。
ファンタジーやSFの世界に入り込めるのもVRの大きな魅力なのだが、こう言ったボードゲームのようなジャンルのゲームもVRの魅力を大きく引き出していると思う。
むしろ動き回れないのでVR酔いの心配がないのも個人的に大きな魅力だ。
ゲーム内のプレイヤーを移動させる事は出来ないが、僕自身が動けばゲーム内視点も動く。
実際に立ちあがれば高い視点から見下ろし、さらにしゃがめば下から……見上げる……事が出来るのだ。
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チラッ……
そう、例えば、スカートの中なんかも見上げ……あれ!?
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プレイエリアの判定はゲームによって様々で、ゲームキャラに近寄り過ぎれば警告が出たり、ゲームキャラに重なっても警告が出ないタイプのゲームもあるが、今作はある一定以上ヘッドセット部が下に行くと画面が暗転する仕様らしい。
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つまりは、スカートを覗けないのだ……!
なんてこった。
だが俺は!諦めないッ!!
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無理でした。
だがしかし!僕にはまだムスメさんとのスキンシップが残っている。
今度は嫌がられてもやめないんだぜ……
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そっとムスメさんの首すじに手を伸ばす……
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ムスメさんの首って結構ザラザラしてるんだね……
キャットタワーの爪研ぎ部分ゴシゴシおじさんが爆誕したのだった。
一通りゲームをプレイしての感想はまず「ムスメさんが非常に可愛い」!こちらから何かすると、驚いてくれたり嫌悪感丸出しになってくれたり、ムスメさんの反応が非常に可愛いんです。ムスメさんとのコミュニケーションゲームを作って欲しい……フルプライスでも買う!
ゲーム内容の方も1ステージが短時間でサクッとクリア出来るし、「VR買ったけど酔いやすくて……」という方にもVRゲームの入門としてオススメです。
『V!勇者のくせになまいきだR』は、PlayStation 4を対象に発売中。価格は4,900円+税です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営している。