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『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』
おじさんのスカイリム好き勝手放浪記 第3話
おじさんのスカイリム好き勝手放浪記 第3話
今回、ベセスダ・ソフトワークスのオープンワールドRPG『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』のプレイ絵日記を久しぶりに書き綴ろうと思います。
他のVRゲームをプレイしたり、他機種版をやったりなんやかんやしていたので、前回はどこでセーブしたっけなーと思いロードしてみると
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豚箱でした。
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えーっと、そういえば、前回の第2話で町娘をストーキングして彼女の自宅に潜入したんだっけ……。でも彼女に見つかって暴れ出したんで……
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~回想~
もう、静かに、ああ、くそ!もう!!
ズシャッ!!
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そう、町娘を殺害した後、目を覚ました旦那さんに詰め寄られ、やむなく旦那さんも殺害して家を出た所で、騒ぎを聞きつけた衛兵に逮捕されたんだった。
そういえば、今までいろんな機種でプレイしてきたけど豚箱にぶち込まれたのは初めてかもしれない。
は~、豚箱ってこんなんなってたんやな~と周りを見回すと
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死体!
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願います!看守の人、死体片付けて欲しいんですけど!
ゆっくり刑期を終えようと思っていたけど、リアルなVR空間で死体と過ごすのはごめんなので脱獄する事にした。
明らかに「ここから出てくれ」と言わんばかりの地下への扉と、全装備剥ぎ取られたにも関わらず何故か持っているロックピック。
「刑◯所の中」や「囚人◯ク」などの漫画で脱獄について予習してるし、完璧だ。
どんな敵が待ち受けていようと!俺は!脱獄を!成功させるっ!
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地下への扉の上に死体が転がっているので、最悪な絵面で解錠する。
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扉の上にあった死体が落下する。申し訳ない気持ち……
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道中敵やトラップに出会う事なく普通に脱出できた。
このまま冒険を再開してもいいのだが、今まで他機種版を何百時間もやっていたのに豚箱に入ったのが初体験と、意外と身近な所が見れていなかったので、今回は冒険ではなく身近な事やスカイリムの生活などに注目してプレイして行こうと思う。
という事で衣食住から揃えよう。まずは衣。
全装備は剥ぎ取られたがとりあえずパンツは履いている。
現実の僕も今パンツ一丁だし……これで衣は事足りた!という事にして。
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次は食。
美味しそうかどうかはさておき、ゲーム中には様々な食べ物が登場する。
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有名な所では蜂蜜酒やチーズや巨人のつま先など……
今回、スカイリムでの食事をよりリアルに感じるため、VRヘッドセットをつけたまま晩御飯を食べてみようと試みる。
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スカイリム飯を再現しようと思ったのですが、僕の料理スキルでは再現は不可能と判断し、普通の晩御飯。
そしてこれをVRヘッドセットをつけたままいただく……
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手探りで箸を持ち、丼の場所にあたりをつけ、ご飯を口に運ぶ。
なんだか二人羽織をしている気分だ。
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眼に映るのは汚い酒場のテーブルで、現実の口の中に広がるのはピリ辛の鶏そぼろと卵の甘み。
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うむ……なんか不味い!
視点と味覚のチグハグさに脳がバグって純粋に不味い!
最後に住。クエストを進めていくと街の中に家を購入する事が出来るのだが、現在半裸で文無し状態なので高望みはせず
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一晩眠ればそこが我が家!(ホームレスの理論)
暖かい溶鉱炉の傍で寝る事にした……
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舞妓さんが髪型を崩さない用の枕みたいものを頭の下に置いて眠る。
そして朝。
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目を開けると
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寝起きでパニクってお嬢ちゃんみたいな声を上げるおじさん。
VRヘッドセットをつけたまま動き回っていたせいか、カメラの位置情報がおかしくなりいつの間にか溶鉱炉の中で寝ていたのだった……
Bad End その3
~溶鉱炉に沈むあの映画のやつ~
「もうええやろ」という程に散々やりつくした感があったのですが、ほじくり出せばまだまだ『スカイリム』の面白い部分が出てくるもんですね。こう言った新しい発見もVRならではなのかなと思います。
VR酔いしやすいタイプなので、ご飯食べている時と寝ている時はかなりきつかったです。このようなプレイは公式に推奨されていないので、お試しの際は自己責任でお願いします!
『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』は、PlayStation 4を対象に発売中。価格は5,980円(税別)です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営中。