同プロジェクトの正式名称が『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』に決定し、総勢20名のキャスト・全6ユニットによる初ライブが行われた。
『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』のコンセプトは、「魔法×アイドル」。アイドルは“魔法を使って魔獣と戦い、みんなに希望を届ける存在”という設定を持ち、これまでのアイドル作品であまり類を見ないファンタジックな世界観が特徴だ。
スマホゲームを中心にノベルやコミックなどマルチメディア展開を行い、次にくる“アイドルIP”のナンバー1を目指す。
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ステージに登壇したKLabGamesの北牧プロデューサーによると、中心となるゲームのキャッチコピーは「魔女(アイドル)とキセキを起こす育成RPG♪」だという。
プレイヤーは、異世界で見習い魔女が通う学校の先生になって、彼女たちを立派な魔女へと導いていく。
イベントでは、本プロジェクトの要となるアイドル達の初ライブも実施。総勢20名のキャストが全6ユニットに分かれ、各自キャラクタービジュアルと同じ衣装に身を包んでステージに立つ。
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トップバッターとして次世代王道アイドルユニット「LiGHTs」がライブパフォーマンスを披露。観客にとって楽曲を耳にするのはこの日が初めてだが、次第に合いの手がハマリ始め、一組目から一体感が生まれつつあった。
二番目に登場したのは、ゴシックファンタジー感あふれるお姉さん“亜人”ユニット「IV KLORE」。LiGHTsが生んだ一体感を引き継ぎつつも、先ほどとはまったく違うゴシックな世界観を作り上げる。
続いては、甘みと刺激が中毒になる電波系ユニット「Sadistic★Candy」。“甘みと刺激の中毒性がクセになる、最キョウの二人組”との設定通り、パフォーマンス中にマイクで観客を煽るなどの余裕を醸し出し、他のユニットとは違うアプローチも見せつけた。
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その次は、ヤマトの国からやってきた三人姉妹“和風ロック”ユニット「この花は乙女」の出番だ。和のテイストでアレンジしたミニスカートドレスに袖を通して、扇子を手に持ち、激しく可愛くも優雅な舞を披露。
続いてステージに立ったのは、トイボックスのようにポップなビタミンカラー系ユニット「シュガーポケッツ」。これまでの“フリフリ”や“ヒラヒラ”な衣装と一転し、キュートなマリンルックに身を包み、爽やかな可愛らしさをアピールした。
最後に現れたのは、LiGHTsのライバル的存在でもあり、学院内No1を誇る超実力派ユニット「supernova」。どこか軍服を彷彿とさせるようなクールでセクシーな衣装で格好いいパフォーマンスを見せつけ、ライブの締めを飾る。
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興奮冷めやらぬ中、記念すべき初ライブが終わった後に改めてキャスト陣が全員集合して一言ずつ自己紹介。
そして全員の代表として、LiGHTsのリーダーであるティアラ役・安齋由香里が観客へ向け、「最初緊張して泣きそうだったけど、暖かく見守ってもらえたおかげで緊張が解けました。ご声援ありがとうございます!」と感謝を述べて、拍手に包まれながらライブパートは終了した。
【フォトギャラリー】『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』初ライブの模様&アーティスト写真をチェック!
また、イベントの最後にKLabGamesの北牧プロデューサーから「月刊コミック電撃大王」でのコミカライズ(漫画:ヒロイチ)と、ライトノベルレーベル「MF文庫J」にてノベライズ、さらに早くもアニメ化企画の始動が発表。
動き出した新アイドルプロジェクト『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』が今後どのような展開をみせるか、注目したい。