2018年5月30日に発表されたニンテンドースイッチ『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』は、これまでのポケモンの常識を変えるかのような作りになっているようで、驚いたポケモントレーナーの方も多いのではないでしょうか。
『Pokemon GO』と連携できる、野生ポケモンとバトルせず捕獲することができる、そして何よりピカチュウとイーブイが主役になっていると驚くべきことばかりですが、実はPVをじっくり見てみるとさらに新発見があるのです。この記事では筆者が見つけたものをすべてご紹介します。
◆やっぱり「かがくの ちからって すげー!」おじさんがいる
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本作は『ポケットモンスター ピカチュウ』がベースになっているということで、PVでもどこかで見たことがあるかのような景色がしばしば映ります。中でも注目したいのは、マサラタウンにいる「かがくの ちからって すげー!」おじさんでしょう。
今回のPVでもそのおじさんらしき人物がいると確認できるため、特徴的な人物やおおまかな街の構造などは変わっていないのかもしれません。
◆シンボルエンカウントになっている
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これまでの『ポケットモンスター』シリーズは、一部の例外(伝説のポケモンなど)を除いてランダムエンカウントでした。草むらに入るといきなりポケモンたちがあらわれ、バトルになったのです。
『ポケモン Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』では野生のポケモンはすべて姿が見えるようになっているわけで、出現率が低いポケモンを探すのも楽そう。ゴールドスプレーもいらなくなるかもしれません。
◆ポケモンにCPが表示されている
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本作では野生のポケモンとのバトルがなくなったり、捕獲はJoy-Conなどを振って行うなど、『Pokemon GO』の要素を大きく取り込むことになっています。その影響か、野生のポケモンが出てきた時に「CP」が表示されているのです。
『Pokemon GO』におけるCPは、ざっくり言えば強さを指し示す値となります。本作でも同じ意味になると思われますが、まさか表示されるようになるとは驚きです。
◆ポケモンに個体差があるらしい
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ポケモン図鑑を見ているシーンでは名前や説明文の他に、捕まえた数や捕まえた個体の高さ・重さの記録が表示されています。つまりこれは、捕まえたポケモンに個体差があることを示しているわけですね。
これもCPと同じく『Pokemon GO』から輸入することになったシステムです。個体差があるとなると捕まえるのがより楽しくなりそうですね。
◆協力プレイの場合はトレーナーバトルが2:1になる
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『ポケモン Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』は、家族や友達と一緒に冒険したりバトルができるというマルチプレイをはじめて搭載した作品になります。この場合、トレーナーとバトルする時は2:1で行うようになる模様です。
これまでお互い2匹のポケモンを使って合計4匹で戦うダブルバトルや、2:2で戦うマルチバトルなどは存在しました。しかしプレイヤー有利の2:1バトルは初登場となります。
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