◆セミファイナル2
■ヨーロッパ代表VSアメリカ、第一試合
セミファイナルの第二組み合わせでは、BackSquids(ヨーロッパ代表)とSetToDestroyX(アメリカ)が決勝戦へのチケットを掛けて戦います。第一試合はザトウマーケットでのガチエリア。ブキ構成としては、ヨーロッパ代表チームがラピッドブラスターデコとスプラスコープを使用している、つまり防衛に力を入れているのが大きな特徴です。
開幕はアメリカチームがエリアを獲得しますが、スペシャルウェポンのタイミングをあわせヨーロッパ代表が見事に打開。チャージャーの牽制もうまくいきカウントを12まで進めるものの、その後は取ったり取られたり。結局のところ防衛しきれず、アメリカチームが勝利となりました。やはり前衛が少ないため、動きが遅れてしまったのでしょう。
■ヨーロッパ代表VSアメリカ、第二試合
第二試合はチョウザメ造船でガチアサリ。お互いにブキ構成がまったく同じであるため、戦術や個々人のウデマエが大きく影響されるでしょう。
はじめ2分はお互いに牽制し続ける状態になりますが、その後はヨーロッパ代表が先にバリアを破壊しカウントを50まで進めます。アメリカは何度かチャンスがあったものの攻めきれず、そのまま敗北。ヨーロッパ代表がガチアサリをねじ込めたところが勝利の大きなポイントとなったのでしょう。
■ヨーロッパ代表VSアメリカ、第三試合
そして続いてはエンガワ河川敷のガチヤグラ。やはりお互いのチームがハイパープレッサーを持っており、このステージ&ルールでの有用さを物語っています。
はじめはアメリカチームがイカスフィアで強引に第一カンモンを突破しリードを広げますが、ヨーロッパ代表も負けてはいません。とはいえアメリカは強引にヤグラを進めることがうまく、第二カンモンも突破。結果としてはそれが決め手になり、アメリカチームの勝利となりました。
■ヨーロッパ代表VSアメリカ、第四試合
第四試合はモズク農園のガチホコ。アメリカチームは2勝しているため、ここで勝てば決勝へと駒を進めることが可能になります。
先手を取ったのはヨーロッパ代表。カウントを29まで進めますが、その後にカウンターを食らってしまいます。しかしバレルスピナーのエコー氏が見事なスタート地点ジャンプ&ハイパープレッサーを決め、防衛に成功。最後まで守りきりました。
■ヨーロッパ代表VSアメリカ、第五試合
こうして最終試合までもつれ込んだヨーロッパ代表VSアメリカ、最後のバトルは海女美術大学のガチヤグラになります。
先手を打ったのはアメリカチーム。一気に第二カンモンを突破し41カウントまで一気に進めます。こうなるとヨーロッパ代表は苦しいものの、なんとかチャンスを掴み、さらにヤグラを止めるハイパープレッサーをエコーさんが見事にカウンター(32:56~)。カウントは18とかなり進み、それをなんとか守りきってヨーロッパ代表が勝利を掴みました。
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