
9月20日より幕張メッセで行われている「東京ゲームショウ2018(TGS2018)」。多くの注目作がある中でも、ファンが待望していたゲームと言えば『キングダム ハーツIII』ではないでしょうか。今回スクウェア・エニックスブースにて試遊が行われるということで、ひと足先に体験してきました。その様子をお届けします。

『KINGDOM HEARTS III』の試遊は、「OLYMPUS」と「TOY BOX」のどちらかを選ぶ事ができました。「OLYMPUS」は映画『ヘラクレス』の世界で、「TOY BOX」は映画『トイ・ストーリー』の世界が楽しめるとのこと。悩ましかったものの、事前情報から気になっていた「TOY BOX」を選択し、その世界に飛び込んできました。

まず驚いたのが、ウッディやバズたちが本当に映画からそのまま飛び出て来たかのように忠実に再現されていたこと。普通に映画を見ている気分になっていましたが、ソラたちやハートレスの登場で、「自分はゲームをやっていたんだ」と我に返ります。
そしてこの『トイ・ストーリー』の世界に合せて変化したソラたちのデザインのクオリティの高さ!服の細かな部分や関節、顔も見てみると、そのこだわりが見えてきて、面白いです。

ストーリーが進みいよいよバトルとなったところで、昔のプレイしていた頃の記憶がよみがえってきました。とは言え、攻撃とガードを間違えたりしてしまい、謎のタイミングで必殺技を打ってしまったり……。
画面には、どのボタンでどのアクションができるか表示されているので、困った時はくまなく見るべきです。さらに試遊テーブルにはコントローラーの操作方法が記載されている紙がありますので、遊びに行く予定の方はご安心ください。あと、敵が出てくるとどうしても戦いに夢中になってしまいますが、部屋中を見て回るのも楽しいですよ。

「TOY BOX」のストーリーは、ハートレスが現れ、アンディや仲間達がいなくなってしまい困っていたウッディたちの元に、ソラたちがやってきたことで展開していきます。レックスのにぎやかさや、バズがソラたちを怪しむ様子を見ていると、まさに『トイ・ストーリー』。『キングダム ハーツ』のストーリーに違和感なく溶け込んでいる姿は、新鮮さと同時にどこか懐かしさも感じます。
ストーリーが進むと、お馴染みの「XIII機関」が登場したり、ロボットを操縦する事になったりといろんな要素がてんこ盛り。かなりお腹いっぱいになりましたが、これがほんの一部ということを考えるとびっくりです。
映像のクオリティの高さはもちろん、バトルの爽快感やギミックの面白さを存分に楽しむ事ができました。ビジネスデーでもかなり混んでいたので、遊びたい!という人は注意して向かってください。

ちなみにブースの近くには撮影スポットや、グッズの展示もありました。「LIMITED EDITION」のPlayStation 4 Proも展示されてましたが、う、美しい……。コントローラーにもデザインが入っていて、まさに特別仕様という感じです。


『キングダム ハーツII』をやっていた頃はまだ子どもでしたが、今はもうお酒も飲める大人になってしまいました。でもソラたちはまだ子どものまま、冒険をし続けています。正直なところ、当時と同じようには楽しめないかもしれない、と不安もありましたが、プレイして分かったのは自分もソラたちも全然変わっててなかったということでした。ゲームって楽しい!そんな『キングダム ハーツIII』は2019年1月25日の発売。また彼らと冒険ができる喜びを噛みしめながら、楽しみに待ちましょう。

(C) Disney. (C)Disney /Pixar. Developed by SQUARE ENIX