ガンホー・オンライン・エンターテイメントが発表したニンテンドースイッチ向けソフト『Ninjala』は、ポップでカジュアルなセンスとユニークなゲーム性が光る“Ninjala Gum Action”を繰り広げる、対戦型アクションゲームです。
壁を駆け上がることもできる縦横無尽なアクションを軸に、武器を生み出したり飛び道具にもなる「ニンジャガム」や、ガムから生み出した武器を使いこなし、手強いライバルとのバトルに挑みます。更に、ゲームを溜めて使用できる必殺技も、戦局を大きく左右します。
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今年の6月に発表されたばかりですが、「E3 2018」ではいち早く試遊出展を実施しました。そして、先日行われた「東京ゲームショウ2018」にて、国内初となる試遊台を出展。白熱バトルの試遊が、日本にも上陸を果たしました。
さらに、今回の「東京ゲームショウ2018」では、この『Ninjala』によるメディア対抗戦も開幕。日頃、ゲームの面白さを伝えることを生業としている面々ですが、今回はその腕前が問われます。
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しかも、この対抗戦で優勝したメディアには、読者プレゼントが進呈されるほか、「あくまで噂ですが」とMCが前置きした上で、ガンホーサイドから広告の追加出稿がある“かも”との話も飛び出します。真偽のほどは定かではないものの、ゲームの腕前が自分の査定やボーナスに影響する(かもしれない)貴重なチャンス──を意識したかどうかは分かりませんが、各メディアが『Ninjala』ガチ対決に挑みました。
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この対抗戦には、INSide/GameSparkから「編集部員Y」(プレイヤー E)が参戦し、登場早々に印象的な“キメ顔”で存在感をアピール。当サイトで読者プレゼントが出来るか否かは、全て彼にかかっています。なお、このほかには「ファミ通グループ」(プレイヤー A)、「電撃グループ」(プレイヤー B)、「4Gamerグループ」(プレイヤー C)、「Appbank」(プレイヤー D)も参加し、計5名による熾烈なバトルが幕を開けました。
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ルールは、全員参加のバトルロイヤル形式によるマルチプレイを3戦行い、合計得点が最も高いメディアが優勝となります。序盤にガツンと引き離すか、3戦を通じて高めの点数をキープするか、その方針ひとつで結果も変わりかねません。互いの出方を窺うような緊張感溢れる空気の中、まずは1戦目がスタート。
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国内初試遊ということもあり、まだ誰も操作やプレイ感覚に熟知はしていないはず。裏を返せば、『Ninjala』への知識と同時に、これまで様々なタイトルで培ってきた地力が試される場面かもしれません。
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早速大技を狙うチームもあり、編集部員Yもガムを膨らましつつ戦場を駆けめぐります。しかし、まず抜きんでたのは4Gamerグループ。華麗に「IPPON!」を決めるなど、その立ち回りの見事さは敵ながら天晴れです。その勢いは乱れることなく、1戦目が終了。
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バトルだけで2000点以上を稼いだだけでなく、ボーナスまで総取りし、計4300点超えで4Gamerグループが堂々の一位。ちなみに編集部員Yは・・・ええと、5位でした。いえ、表現を変えましょう。ベスト5入りです。
2位と比べてもトリプルスコアを超えており、まだ2戦残っているとはいえ、かなり有利な状態です。参加者の一人から「4Gamerを狙おうぜ」と共闘を呼びかける場面も飛び出しますが、独走を許すわけにはいかない気持ちも分かります。果たしてこの呼びかけが、試合にどのような影響を与えたのか。緊迫の2戦目が始まります。
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『Ninjala』の立ち回りやコツを掴み始めたのか、先程とは少し異なる動きを見せるキャラクターもおり、1戦目ほど大技のヒットは見られません。また、死角となる背後からの不意打ちを狙うなど、より洗練された立ち回りも垣間見せます。
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2戦目は1位の入れ替わりが目まぐるしく、電撃グループが1位になったと思いきや、ファミ通グループが奪還。それを電撃グループが奪い返したと思ったら、4Gamerグループが抜き去るなど、展開の素早く移り変わります。
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この乱戦を制したのは、Appbank。ボーナスもうまく獲得し、2戦目の総合成績はトップに躍り出ました。我らが編集部員Yは・・・前回の順位を堅守。そう、堅い守りに入っているのです。ちなみに4Gamerグループは4位と、大きく順位を落としました。この時点ではまだ、どこが優勝するか見通しは立ちません。
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そして、勝敗が決まる3戦目がいよいよ開幕。全員がすっかり手慣れた風にガムを膨らませて武器を獲得。序盤はファミ通グループが好スタートを切り、1位の証である王冠を頭上に輝かせます。また「IPPON!」を決めるなど、魅せプレイも欠かしません。
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しかし終盤、Appbankが1位に躍り出ます。2戦目の結果を踏まえると、このままAppbankが3戦目を制すれば、総合優勝の気配が色濃くなります。それは他の参加者も気づいているのか、Appbankへの攻撃が激しくなります。その猛攻をいなしつつも、試合終了まであと5秒という瀬戸際でダウン! そして順位が入れ替わり、3戦目が終了しました。
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3戦目で王冠を獲得して、試合終了を迎えたのは・・・なんと、編集部員Yです! これまで5位を堅守していた編集部員Yが、激戦を潜り抜けて王冠をその手にしました。
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ただし、ボーナスポイントを逃して総合点で抜かれてしまい、3戦目の1位とはなりませんでした。ですが、各プレイヤーが『Ninjala』に最も慣れた3戦目の死闘で、王冠を持ったまま終われたのは、賞賛に値する結果と言えるでしょう。
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こうして激戦を終え、総合優勝は4Gamerグループが勝ち取りました。優勝できた理由として、1戦目でポイントを稼ぎ、2・3戦目で無理をしない立ち回りを心がけたのがよかったとコメント。序盤のリードを活かしたのが、今回の勝因だった模様です。
どの参加者にも、それぞれの見せ場があった今回の対抗戦。各メディアは、日頃は記事でゲームの魅力を伝えていますが、今回はいつもと違う角度から『Ninjala』の魅力を語るひとときを綴れたのかもしれませんね。
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