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「プレイステーションクラシック」に収録されるタイトルの中で忘れてならないのが『パラサイト・イヴ』です。だいぶ昔のゲームなので若い人にはピンと来ないかもしれませんが、当時はスクウェア(現:スクウェア・エニックス)の注目タイトルと言えるものでした。
『パラサイト・イヴ』の舞台はニューヨーク。主人公の女性警察官である「アヤ・ブレア」は人体自然発火現象と、その中でなぜか自分だけが発火しないという謎を追いかけることになります。瀬名秀明氏の同名小説が原作で、ミトコンドリアの反逆が大きなテーマとなっています。
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◆アクションでもTPSでもなくRPGなゲームシステム
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アヤは警官なのでさまざまな銃を使って敵と戦うわけですが、となると本作のジャンルは何になるのでしょうか。銃を撃つからTPS? いや時代的に難しいからアクション? 正解は、コマンド選択式RPGです。
確かに本作は敵の攻撃を避けたりするアクション要素もあるのですが、銃を撃ったりアイテムを使うのはコマンドで行います。プレイステーションの時代はまだFPSやTPSに関する馴染みも薄かったので、こういうジャンルにするのが妥当だったのでしょう。
武器の種類によって射程が決まっていたり、あるいは発射速度・硬直などがあるのも特徴。ハンドガンやアサルトライフル、グレネードランチャーやマシンガンなど、いろいろな銃器が出てくる作品でした。
◆アヤはとにかくセクシー
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さすがにプレイステーション時代だとグラフィックが気になるところですが、それでもアヤはスクウェアのお色気担当キャラクターといえるような存在でした。序盤から大きくスリットの開いたドレスを着ていますし、公式コンセプトアートもセクシーさを強調したものが多かったのです。なお、キャラクターデザインはあの野村哲也氏が担当しています。
また、続編となる『パラサイト・イヴ2』ではシャワーシーンのムービーが大きな話題になりましたし、さらなる続編の『ザ・サード バースデイ』ではダメージを食らうと衣服が破けるなんてシステムが採用されていました。
ちなみにアヤは設定的に年齢を重ねても見た目が若いままなのですが、それもセクシー路線であるがゆえのことなのでしょう。こうして見るとなかなか苦労している主人公ですね……。
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