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iOS/Andoroid向けゲーム『Fate/Grand Order』(以下、FGO)をはじめとしたゲームの企画・開発・運営を行うディライトワークスが「肉会(MEAT MEETUP) Vol.6 ゲームプランナー キャリア相談会」を実施しました。ディライトワークスでの仕事について語られるトークセッションと、美味しいお肉をいただきながらスタッフと情報交換やキャリアの相談ができる懇親会。ひと月に1回のイベントも、今回で6回目と開催から半年を迎えます。
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そして今回のお肉は「ソーセージ」。香草の良い匂いが……いただいたのはトークセッションの終わった後ですが、噛みしめると肉汁が口の中に溢れ出し、思わず泡立った黄色いお酒が欲しいなぁなんて思ってしまいました。
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話しを戻し、今回のトークセッションは「ゲームプランナー キャリア相談会」。司会としてシニアゲームデザイナーの早坂貴志氏、『FGO』のリードゲームデザイナーの堀合将仁氏、シナリオスクリプターの馬淵未月氏の3名が登壇しました。
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最初の議題は「FGO PROJECTにおけるプランナーの役割」。今回はゲームデザイナー、シナリオスクリプターとゲームの表現に直結するお二方とあって、気になるところです。
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ゲームデザイナーとしてイベントの仕様を提案する堀合氏は「遊びのツアーガイド」という言葉をチョイス。『FGO』は3年を経ても「全く同じことをやらない」ということを念頭にあげ、今ある仕組みを生かしたうえで新しい遊びを提供し続けている、と言います。
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この話の中で、シナリオを元にイベントの遊び方を考えていく方法と、遊び方を考えた上でシナリオを作っていくという二つの方法を実践していることが明かされました。10月より開催しているハロウィンイベントの「神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~」は、前者の方法で作っていると言います。このイベントではアニメ仕立てにすることと、物を集めるという2点を主軸として、どう表現するのかを考えていったそうです。アニメ仕立てについては、日ごとに新しい話を更新することや、これまでのイベントと違う時間帯でのシナリオの開放、デフォルメキャラによるボイス付き次回予告などの要素が上げられていました。
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一方シナリオスクリプターとして、ストーリーパートの演出を担う馬淵氏は「役者であり、演出家」と語りました。もらったシナリオを「台本」と考え、キャラクターたちにどう演技をさせるか。素材やグラフィック、サウンドの発注をし、それを組み上げるだけでなく、効果音なども入れて雰囲気をも作っていきます。最近はシナリオスクリプターのメンバーも拡充し時間ができたことで、シナリオの演出もやれることが増えたそうです。
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次の議題は、「ディライトワークスでプランナーとして働く魅力」。ここでは堀合氏から「チャンス!」という言葉が挙がりました。
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ゲーム業界に二十年以上いるという堀合氏は、「『FGO』のような大きなプロジェクトがある若い会社は多くはない」と言います。もちろん基本的な業務フローはありますが、まだまだ成長段階で、環境も変化し続けています。そうした環境は成長するチャンスが、特に若い人に対しては溢れていると話しました。地道な努力を重ね成果を出していくことで大きな仕事が任せられるので、やる気を持って取り組めばチャンスをつかめるということです。
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馬淵氏は、「常に自分の限界に挑戦」という言葉を挙げました。常に自分の限界に挑戦しながらも、実現しようとした時に自分の持つ知識の限界を知り、「なんとかしないと!」と思う機会があるのだそう。そうした自分を向上させる機会がある環境で、成長できるチャンスがあると話していました。他には、一般的にゲーム制作の現場において、シナリオライターはシナリオ提出後、演出などにはノータッチであることが多いとされる中で、『FGO』はシナリオライターが演出の監修をしてくれて、直で意見を聞けるというのがなかなかない体験だと話しました。
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最後にはプランナーの仕事について、「ゴールに到達すること」と語られました。イベントひとつひとつにゴールを設定し、それに向かって組み上げていく。状況によって定められたゴールは違いますが、プロジェクトとしてゴールがあることが大切と話しました。
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最後には次回の肉会の告知と、新たなイベント「DELiGHTWORKS Developers Conference」の発表がありました。ゲーム開発者向けの技術勉強会ということで、さらにディープな話が聞ける機会となりそうです。
DELiGHTWORKS Developers Conference
http://delightworks.co.jp/news/20181102-2281
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