◆シーンから見るシンの魅力
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吉河:僕はあの……虎戦車……。戦闘でも速攻で爆破して最高でした。開発シーンも始皇帝組のゆるい結束や、シンの事情が見えて楽しかったです。ダヴィンチちゃんがキレてたのもよかった!
編集長:装甲薄いやつ!!!完全に趣味で作ってたね。
タカロク:アナスタシア、ゲッテルがすごく大変で辛い背景だったので余計シンの家族感はほっこりしましたね。というか、異聞帯にもこういう空気感を作ることのできる支配者がいるんだ!っていう。
吉河:これも朕の余裕というか、カリスマというか、彼の存在ありきだなあと思いましたね。よく考えるとこれだけ余裕のある異聞帯は今回が初めてでしたし、虎戦車も目新しい演出でした。
タカロク:鳥かごの鳥状態ではあるけど、そこには確かに幸福があるんですよね。私は項羽の最期かなぁ……。
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編集長:ひぎぃ、イケメン!!!
吉河:ああ……ラスト戦闘とか、確実に弱くなってる演出がキましたね……あれだけ苦戦したのに。女のために戦う男はエモい!
タカロク:いやほんと……無理……結婚してください(虞美人ちゃんと)。ゲッテルデメルングは届かない愛が自分を殺すみたいな話だったので、今回は愛が愛を呼び覚ます話で良かったなーと思いました。
編集長:僕はコヤンスカヤのこのシーンですね。
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吉河:ああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。わかる~~~~~~~~~~~~~~~~~。
タカロク:性癖が。
編集長:別にこういうのに興味ないですよ?!なんというか、いつもひょうひょうとしてる策士が手痛い目に合うのが好きというか……。始皇帝は名前間違えまくってるのに、真剣になったときにコヤンスカヤって呼ぶのもグッと来たなぁ~。ここからなにか始まるぞぉ~って展開に、ドキドキした。
タカロク:今までコヤンスカヤが好き勝手に動いてた分、我々としてはある意味スカッとしたところもあるかもですね。
編集長:そうそう、スカッとしたの。しかもまだ暗躍するだろうなーと思ってたコヤンスカヤと一時共闘する関係になったし。
吉河:ていうか、異星の使徒を普通に封じる始皇帝陣営もすごいですよね。相性もあるとはいえ……。
タカロク:始皇帝は他の異聞帯に比べても別格なのでは……?
編集長:「それな」とか「………何それ?」とか言っちゃう、そういう感覚の持ち主という意味でも別格だと思う。スマホ見て驚愕してたのは面白かったなー。
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吉河:可愛かったですよね~。ちょっとノッブぽいな~~とも思いました。
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