2011年2月に発売されたPS3/Xbox 360ソフト『キャサリン』。同名の美女ふたりに迫られる主人公・ヴィンセントの日々を描く物語や、歯応え満点のパズルアクションなどで評判となった一作です。
迫られるといってもラブコメ的な展開ではなく、恋人のキャサリン（Katherine/当記事ではKキャサリンと表記）からは結婚を迫られ、自由奔放な美女・キャサリン（Catherine/当記事ではCキャサリンと表記）とは一夜の過ちの末、切るに切れない関係を求められてしまいます。
この状況の先に待ち受けているのは、回避しようのない“修羅場”。美女2人に挟まれているとはいえ、とても羨ましい状況とは言えません。が、そんなヴィンセントの（自業自得な）受難の日々は、8年の時を経て更にパワーアップして戻ってきます。
『キャサリン 』に新たなイベントや新シナリオなどを加え、更に3人目となる「リン」も登場するPS4/PS Vitaソフト『キャサリン・フルボディ』が、2019年2月14日に発売を迎えます。KキャサリンとCキャサリン、そして新登場となるリンが、ヴィンセントを巡る四角関係を生み出すことに。
ヴィンセント（＝プレイヤー）の行動次第で、彼女たちとの関係も大きく変わりますが、全員と仲良く過ごすような都合のいい展開はおそらくないでしょう。となると、非常に難しい問題ではありますが、誰かひとりを選ぶべき。
実際にどのような物語を辿るかはプレイしないことには分かりませんが、現段階である程度絞っておくと、いくらか気持ちは楽かもしれません。そこで今回は、「あなたはどのキャサリンが一番好き？」というお題のアンケートを実施し、読者がどのキャサリンに惹かれているのかを調査したいと思います。このアンケートをきっかけに、今の一押しキャサリンを決め、当日のプレイに備えてみてはいかがでしょうか。
◆Kキャサリン（キャサリン・マクブライド）
ヴィンセントの恋人であるKキャサリン。しっかり者のキャリアウーマンで、煮え切らないヴィンセントを引っ張ることもしばしば。物語の展開上、結婚を意識させる等の役割も担っているため、本作の中ではやや損な立場に置かれています。
そのためプレイヤーの心情としては、真っ先にKキャサリンを選ぼう、とはなかなか思いがたい一面もあります。しかし『キャサリン・フルボディ』では、前作では描かれていなかったKキャサリンの一面にスポットが当てられています。
ヴィンセントとキャサリンはハイスクールの同級生で、かつての姿も新規アニメシーンなどで登場。当時はショートカットだったらしく、そのギャップにもドキッとさせられます。また、チアリーダー姿を披露する場面もあり、これでKキャサリンの印象がガラッと変わった方もいるのでは。
先日配信された体験版では、今のKキャサリンが余興で着たチア姿の画像も登場。大人の出で立ちとチアのマッチングで、新たな魅力を引き出します。
さらに、二人がラブラブだった時のベッドシーンも！ こういった日々の積み重ねは、現実世界でもやはり尊いもの。その関係を失っていいのか、悩ましいところです。大人びた、それでいて乙女な一面もあるKキャサリン。本作で新たな魅力を放つことでしょう。
◆Cキャサリン
行きつけのバーで出会い、気が付けばひとつのベッドで朝を迎えてしまったCキャサリン。ヴィンセントの受難の日々は、彼女によって幕開けを迎えたと言っても過言ではないでしょう。しかしCキャサリン自身は、結婚を迫ることもなく、楽しい「今」だけが全て。現状に重苦しさを感じていたヴィンセントにとっては、妖しくも魅力的な存在です。
また、顔立ちは少女のようにあどけないものの、スタイルは抜群。高慢な曲線美と情熱的なアプローチで、ヴィンセントに迫ります。その積極性を向けられる心地は、男性にとって悪い気分ではありません。浮気という懸念事項とセットですが、心が揺れてしまうのも事実でしょう。
『キャサリン・フルボディ』におけるCキャサリンのポイントと言えば、DLCで増えるCVの選択。前作では沢城みゆきさんがCVを担当しましたが、DLCを適用することで、最大11人の声優陣からCキャサリンのCVを選ぶことができます。
小悪魔かつ積極的で、手作りカップケーキなど家庭的なポイントも合わせ持つCキャサリン。そして、11人もの声優陣から好みの声をチョイスできるのも、Cキャサリンの大きなポイントです。未知数の秘める彼女を選びたくなる気持ち、よく分かります。
■「キュートな小悪魔」CV：沢城みゆき
■「ヤンデレ淑女」CV：能登麻美子
■「一途な乙女」CV：阿澄佳奈
■「憧れのお姉さん」CV：佐藤利奈
■「夜の女王」CV：水樹奈々
■「純情系ギャル」CV：豊口めぐみ
■「ツンデレ彼女」CV：戸松遥
■「溢れる母性」CV：小清水亜美
■「わがままシスター」CV：堀江由衣
■「アトラクションガール」CV：悠木碧
■「気まぐれキャット」CV：釘宮理恵
◆リン
『キャサリン・フルボディ』で初登場を果たすリンは、ヴィンセントのすべてを肯定する癒しの天使であり、同時に記憶を失った謎の人物でもあります。ヴィンセントとの“衝撃的”な出会いをきっかけに、彼がよく行くバーで働き始め、また隣の部屋に住むこととなります。
何者かに追われているようですが、記憶がないため、その真相も不明。ヴィンセント以外に他に頼る相手もいないとなれば、力になりたいと思ってもなんら不思議ではありません。頼ってくれる相手がいるというのも、実に幸せなことです。
また、KキャサリンとCキャサリンの間で翻弄するヴィンセントにとって、無邪気であどけないリンは、疲れた心をほぐしてくれる何よりの存在と言えます。そして、リンが持つ雰囲気に惹かれ始めるのも、自然な成り行きと言えるでしょう。
もちろん、すでにKキャサリンという恋人がいる以上、リンへの気持ちは浮気に繋がります。そして、まだ明言こそされていませんが、リンには何やら秘密がある模様。そのひとつは、ふとしたアクシデントでリンの裸姿を見てしまったヴィンセントの表情に答えがあるかも知れません。
リンの下腹部に釘付けとなったヴィンセントは、口をあんぐりと開けて脂汗を垂らし・・・彼がそこに“何”を見たのかは定かではありませんが、その秘密ごとリンを受け止める覚悟があるのならば、ぜひご投票を！
