今回プレイするのは、グラスホッパー・マニファクチュアが贈るニンテンドースイッチ向けソフト『Travis Strikes Again: No More Heroes』。あの『NO MORE HEROES』シリーズの最新作です!
『NO MORE HEROES』シリーズは、主人公トラヴィス・タッチダウンが殺し屋達と戦うスタイリッシュなアクションゲーム。良い意味でバカゲーというかセンスが尖りまくっていて、僕の大好物なんです。
というか僕はシリーズを手掛けてきた須田剛一さんのファンです!
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SUDA51作品の1位は決められないなあ!
ACT・ADV・パズル…ゲームの世界に入り込め!
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全米殺し屋ランキング1位であるトラヴィス・タッチダウンは、トレーラーハウスで生活していた。
ある時、覆面を付けたバット振り回し男「バッドマン」に襲撃され、もみ合っている内に伝説のゲーム機「デスドライブMk-II」に吸い込まれてしまう……。
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本作のジャンルは基本的にはアクションゲームなのだが、ストーリーの中で様々なゲームの世界に入り込む事になる。
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フィールド上に湧き出てくる敵をぶっ倒しまくるアクションゲームや
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住宅街の道路を回転させて道をつなげるパズルゲーム
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懐かしい感じがするテキストアドベンチャーなどのパートが登場する。
そうそう。デスドライブMk-IIのゲームを6つ集めてクリアすると、なんでも願いが叶うらしい。しかも、デスドライブMk-IIのメディアはCDなどではなくボールタイプ。やっぱり『ド〇ゴンボール』を彷彿させる!
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手に入れろ~!デスボール(デスドライブMk-II用のメディア)!
武器の充電システムは健在!協力プレイもあるぞ!
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アクションパートでは、経験値によるレベルアップやスキル取得が可能だ。
ちなみに、過去作ではWiiリモコンを振って攻撃するシステムだったが、今作ではボタンによる攻撃のみになっている。シリーズファンの中には、この変更に不満を持つ人もいるかもしれないが、Joy-Conを上下に振って武器のビーム・カタナを充電するシステムは健在なので安心してほしい!
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充電する際に何故か武器を股間部に持っていくトラヴィス……!
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セーブポイントがトイレというのもシリーズお馴染みだ。
RPGやアクションゲームではよくある「ボス戦の前のセーブポイント」というやつも、トイレに置き換わるだけで絶妙な面白さがある。今年のトイレオブザイヤー候補だな!
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現実の僕もボス戦前には尿意を解消するべくトイレに行く。ゲームと現実の妙なリンクにちょっと笑ってしまった。
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本作は2人プレイも可能で、トラヴィスとバッドマンの熱い共闘ができるぞ。
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そういえば、こういう1画面内での協力プレイってさ。自分のキャラを見失って虚空に向かって無意味に攻撃しまくる事あるよね……(ヘタクソあるある)
格好良いぜトラヴィス!僕は格好良くない……
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『NO MORE HEROES』シリーズの魅力はなんと言ってもトラヴィスたち、キャラクターの格好良さだろう。
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影が濃いメリハリのある描写が、キャラクターデザインや世界観にマッチしており、非常に格好良く仕上がっているのだ。
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僕の画力では、ただの薄暗いおっさんにしかならない……!
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特徴的な台詞回しも魅力の1つだ。非常に格好良い!
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ちょくちょくメタ的な発言が出てくるのだが、世界観と上手くマッチしている。
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僕が言うとゲームと現実を混同している、ただのやばい人……!
クリア時間は8時間ほどでした。せっかく色んなジャンルのゲームを楽しめるのに、基本のアクションパートが若干単調で、もったいなく感じました。とは言え、キャラクターや世界観は格好良いし、目まぐるしく変わるジャンルのゲームはどこか懐かしく楽しめました。
決して万人受けするタイプではありませんが、刺さる人には滅茶苦茶刺さる、尖りまくったゲームです。この絵日記を読んで少しでも興味を持った方はぜひプレイしてみてください。
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隠し要素や取り逃したアイテムもまだあるので、2周目はバッドマンでバットを振り回しながらプレイして今後配信予定の追加コンテンツを待とうと思います!
『Travis Strikes Again: No More Heroes』の配信価格は、2,980円(税別)です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。