今回プレイするのは、サクセスが贈るニンテンドースイッチ向けソフト『海腹川背 Fresh!』です。読者の要望で本作をプレイする事になりました!ありがとうございます!
本作は、伸縮するラバーロープを用いて、ターザンのようにスイングしながらゴールを目指すラバーリング探索アクション。ファンシーな世界観とは裏腹に、テクニックを要するステージやタイムアタック要素があるなど、かなり骨太なアクションゲームです。
『海腹川背』は1994年から続く人気シリーズで、スーパーファミコン版とPlayStation版は当時めちゃくちゃやり込みました。
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最初に調子の良い事を言っておきながら、結局はヘボヘボプレイというのが毎度のパターンですが、今回は本当に自信があるんです!……いや、シリーズを最後にプレイしたのはもう20年も前だし……やっぱりヘボヘボプレイの予感……!
シリーズ経験者の腕前披露!ラバーアクション
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流しの板前をしながら世界を放浪する海腹川背は、魔法の国ミシュラーナの辺境地に流れ着く。町で出会ったシルビィに気に入られ、レストラン「ただいま亭」の店員として働く事になった。
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操作は、ジャンプとラバーロープを伸ばすというシンプルなものだ。
ラバーロープの先にはルアーが付いている。天井や壁などに引っ掛けてぶら下がり、振り子のように勢いをつけて遠くの足場までジャンプが出来る。
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その他にも、敵にルアーを引っ掛けて倒すなど、ラバーロープは様々なアクションが可能なのだ。
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倒した敵はリュックに収納されるぞ。
さあ基本操作のおさらいはこれで完了。ここからはシリーズプレイ済みの熟練のテクニックを見せてやる!これが天井渡り(天井にくっつけたルアーを離す→再びくっつけるを繰り返して、少しずつ進んでいくテクニック)だ!
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あ、あれ……?スイングのタイミングってどんなもんだっけ……?
どうやら過去作をみっちりプレイしていたはずなのに、テクニックは全て忘れ去ってしまっていたようだ。
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前作でラスボスを倒したのに次回作ではレベル1からスタートする、弱体化したRPGの主人公のごとく……
初心者にも優しい新要素!
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これまでのシリーズでは、淡々とゴール地点を目指すステージクリア型だったのだが、今作ではクエスト攻略型になっている。
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料理の配達や食材集めのクエストがあり、住民たちとの会話イベントが挿入されるなど、これまでのシリーズに比べてストーリー性が増しているぞ。
その他にもライフと空腹度のシステムが追加されている。
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敵に当たっても一撃死する事はないが、トゲに刺さったり壁に挟まると死んでしまうので注意が必要だ。
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時間経過と共に空腹ゲージは減っていく。空腹ゲージが0になるとライフがじわじわ減っていってしまうので、定期的に料理を食べる必要がある。
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料理の材料はステージのそこかしこに落ちている。木の実やトマトなどが採取可能だ。足の生えたキモい魚の敵キャラも料理の材料となる。
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お腹が空く度にいちいち料理を食べるのは若干の面倒臭さを感じるが、料理には「ダメージ半減」や「ジャンプ力アップ」などのステータスアップの効果があるので、ステージ攻略に大いに助けになるぞ。
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酸素が減っていく水中では「酸素ゲージ長持ち」効果の料理は非常に重宝する!料理はステージ攻略中でも製作可能なので、どんどん作ってどんどん食べよう。
安心のキャンプシステム!
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序盤のステージは数分足らずで目的地にたどり着けるのだが、中盤以降のステージになると「ゴールどこやねん!」というくらい目的地が遠く設定されている。
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登っても登ってもなかなかゴールは見えず……ラバーリングアクションで少しずつ登って行くも、一度でもミスをすれば……
かなしみ…… pic.twitter.com/gSgY8gIFMz
— 吉田輝和 (@yoshidaterukazu) 2019年5月6日
下まで真っ逆さま……
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あまりのショックでよくわからない言語が飛び出すおじさん。
進む時は少しずつ、落ちる時は一瞬……
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そんな時に役立つのがキャンプシステムだ。ステージのいたる所にキャンプスポットがあり、キャンプセットを使用すればリトライ時にそこから再開出来るのだ。
料理のステータスアップ効果もそうだが、今作のアイテムによる初心者救済システムは本当に助かる。
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シリーズ経験者のおじさんも大助かりだ!
様々な新要素やキャラグラフィックの変更など、過去作と比べてガラリと変化しましたが、ラバーリングアクションの操作感は変わらないので、シリーズプレイ済みの方ならすぐ馴染めると思います。クエストや料理要素の追加により、初心者にも優しくなった印象です。
「昔の淡々とステージ攻略していく無骨な感じが良かったのに」という方もいると思いますが(僕も若干そっち寄りでした)イベントシーンはサクッとスキップ出来るし、タイムアタックモードや、より難易度が高くなったチャレンジモードがあり、シリーズ経験者でも満足出来ると思います。
『海腹川背 Fresh!』はニンテンドースイッチを対象に発売中です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。