今回プレイするのはスパイク・チュンソフトから発売された『PixARK』のPlayStation 4版です。
本作は、恐竜たちが生息する世界で素材を採取し、恐竜と戦い、ブロックを組み立てて自由にモノを作る、いわば『マインクラフト』タイプのゲーム。またオープンワールド恐竜サバイバルアクション『ARK: Survival Evolved』のスピンオフ作品でもあります。
過去に同ジャンルの『マインクラフト』や『ドラゴンクエストビルダーズ2』にめちゃくちゃハマっており、友達が家に遊びに来るたびに一日中一緒にプレイしていました。
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8時間一緒に居て会話はこれだけというハマりっぷり……
本作にもどハマリしてしまう未来がプレイ前からありありと見えます。
いざ『PixARK』沼へ……!
キャラを作って恐竜世界へ!
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ゲーム開始前にまずはキャラメイク。髪型や目などの顔パーツは選択式で、体の大きさはスライダーで細かく設定出来る。
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髪型パーツにモヒカンもあって喜ぶおじさん。ヒゲや肌の色を現実の自分に寄せて完成だ。
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現在時刻は夜。開始初っ端から真っ暗な世界が広がる。
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経験豊富な熟練者顔をするおじさん。(この後、昼も夜もなく恐竜に襲われる事になる)
そして穴ぐらの中で朝を迎え、本格的に行動開始。
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眼前に広がる土や岩のブロックは全て破壊可能で、破壊して入手したブロックは自由に組み立てられる。
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ブロック以外の草や木材などの採取した物は、クラフトアイテムの素材になる。
採取効率が上がるピッケルやオノの装備品や、テーブルや椅子といった家具、様々なアイテムがクラフト可能だ。
とりあえずピッケルをクラフトし、住処を作る事にする。
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いきなり大豪邸を建ててもいいのだが、とりあえずは簡素な仮の住まいを作ろう!と、素材集めに周辺探索していると……
なんかすごいストーキングされてる
— 吉田輝和@仕事募集中 (@yoshidaterukazu) 2019年7月11日
『ピックスアーク』 pic.twitter.com/SumUJGfPbW
ひたすら襲ってくる恐竜たち。
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死亡すると所持アイテムはその場に落としてしまうので、生き返ったらアイテムを回収する必要がある。だがヤツらは目ざとく僕を見つけて襲ってくるのだ。
アイテムを拾う→殺されてアイテムを落とす→また生き返ってアイテムを拾う→また殺される……という恐ろしいループにハマってしまうのだった。
安息の地を目指して……
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恐竜にリスポーンキルされまくった末に、ようやく仮の住まいが完成した。
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壁こそむき出しの土だが、床はわら素材をふんだんに使った贅沢な作りで、寝床や机も完備。アイテムを入れる収納箱は、配置する向きを間違えてしまったので後ろを向いているがご愛嬌。
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THE 仮の住まい!と言わんばかりの、本当に簡素な仮の住まいが完成した。
当初の予定では、ここを中心に素材を集めたり発展させていくつもりだったのだが……
地上は恐竜たちの楽園であり僕にとってはそうではない。非常に危険なのだ。
地下なら巨大な恐竜は居ないだろうし、襲いかかって来られても狭い穴ぐらに入れば逃げられるだろう。よし、地下に拠点を移そう。
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ぽっかり開いた地下穴へダイブ……したら落下ダメージで死んでしまうので、1ブロックずつ掘りながら下っていく。
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ここから僕の冒険の始まりだ!
そして現実世界での5時間後――
Q.5時間経ちましたが進捗どうですか?
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A.何も作らず、ひたすら地下を掘ってるだけでした。
地下から脱出!ねんがんの豆腐ハウス完成!
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登ったり下ったり、右や左に曲がりくねった地下坑道を掘り続ける事5時間。地下に光が差し込んだ。
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どうやらここは地上にぽっかりと開いた穴のようだ。この場所なら、玄関を開けて恐竜に即殺される心配もないし、ここを拠点にしよう。
地下採掘で建材も豊富に集まったし、ここはかっちょいい豪邸を建てちゃう!?と思ったのだが……僕の圧倒的センスの無さが災いし、豆腐ハウス(四角いダサい家)が完成してしまった。
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せめて真四角は回避しようとつけた石の柱や庇がダサさを引き立てていて泣けるが、まあ完成だ!久しぶりに地上に出てみよう。
恐竜をペットに!でも怖いから下手に出よう……
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地上には様々な恐竜が生息しており、僕を執拗に殺し続けた好戦的な恐竜も居れば、大人しい恐竜だって居る。
本作では恐竜に餌を与えるとペットに出来るのだ。恐竜に乗って移動したり、敵と戦ったりもしてくれる、このゲームの肝と言ってもいいだろう。
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大きい恐竜は怖いので、まずは小さい恐竜から餌付けする。
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餌付けした恐竜は命名可能なのだが、良い名前が思い浮かばないので、とりあえず「おおはら」と友達の名前を入力する。
その後、本物の大原君と電話して「恐竜の命名に名前借りたよ」と告げると……
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怒られるかな~と思ってたらめっちゃ興味津々の大原君。彼も本作を購入してオンラインで一緒に遊びたいとの事だ。
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本作はオンラインマルチプレイに対応しており、自作のワールドでは最大8人まで、公式が用意したサーバーなら最大70人まで参加可能なのだ。
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実はその後も餌付けした全ての恐竜に「おおはら」と名付けており、今では数十匹の「おおはら」が闊歩している。そんな世界を本物の大原君に見せるのが今から楽しみだ(多分ドン引きされる)
全体のプレイ時間の3分の1を地下採掘に費やしていましたが、楽しくプレイ出来ました。僕のプレイ状況ではまだ作れませんが、魔法のアイテムや発電機、工業用の謎のマシンなんかも今後作れるようでワクワクします!
ですがその反面、メニュー画面のカーソル移動速度が遅い、一部の文字が小さくて見づらいなど、ゲーム本編以外の不満要素が多かったです。クラフトするのが楽しいゲームなのに、クラフトする度にイライラしてしまうので、アップデートでどうにかして欲しいところです。
ゲーム部分は確かな面白さがあるので「何か新しいクラフトゲーやりたいな~」という人にもおすすめです。
スパイク・チュンソフトが発売する『PixARK』は、PlayStation 4/ニンテンドースイッチ対象ソフトです。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。