
いよいよ『ルイージマンション3』の発売日である2019年10月31日が迫りつつあります。マリオとは違ってちょっと臆病なルイージが主役のシリーズもついに3作目。彼もだいぶオバケ退治が板についてきました。
とはいえ、ルイージが今のような立場を得るまでには深い歴史があるわけです。というわけで、ルイージと『ルイージマンション』シリーズの歴史を見ていきましょう。
◆最初期のルイージはただの色違い

ルイージが初登場したのは『マリオブラザーズ』であり、最初は単にマリオの色違いでしかありませんでした。まだ性格も特徴もなかったわけです。

明確な差がついたのは『スーパーマリオブラザーズ2』から。マリオに比べてジャンプ力が高いものの滑りやすいという性能でした。

さらに『スーパーマリオUSA』ではデザイン面も差別化。マリオより身長が高く、細長いような姿になったのです。
◆2001年『ルイージマンション』

こうしてマリオとの違いが明確になったルイージですが、残念ながらすぐに大活躍、というわけにはいきませんでした。たとえば『スーパーマリオRPG』では姿が見えず、星のふる丘でほんの一言あるだけ。そんな扱いが続いたのです。
しかし、2001年にゲームキューブで発売された『ルイージマンション』で主役になることができたのです。消えたマリオを探しておっかなびっくりで奇妙な屋敷へ向かい、オバキュームを使ってオバケたちと戦います。勇敢……とは言い難いですが、それでも立派に主役を務めたのです。
なお、『ルイージマンション』はニンテンドー3DS向けリメイク版が発売中。改めてルイージの活躍を確かめたい人はどうぞ。
◆2003年『マリオ&ルイージRPG』

『ルイージマンション』後もいろいろとルイージは活躍しており、ゲームボーイアドバンスで2003年に発売された『マリオ&ルイージRPG』でも主役級の扱いになっています。あくまでマリオと一緒に……という形式ですが、それでもルイージが活躍する作品としては外せませんよね。
ちなみに当時からルイージはいろいろといじられており、『マリオ&ルイージRPG』公式サイトには「ルイージファン広場」や「あなたのルイージ度チェック」なんてコーナーもありました。
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