ステージにはHoneyWorksのGomさんとヤマコさんが、それぞれ本作の公式キャラクターであるクマ丸、パンミィの着ぐるみ姿で登場。さらに、MCとして、ニッポン放送のアナウンサー・吉田尚記氏、ゲストとして「乃木坂46」の松村沙友理さんが登壇しました。
発表会では、アートワーク展示イベントの詳細が語られるほか、スマートフォン向け公式リズムゲーム『HoneyWorks Premium Live(ハニプレ)』の情報が公開となりました。発表会の模様について、レポートをお届けします!

ハニワ人気楽曲MVがフルカラーで甦る!
2020年で活動10周年を迎えるHoneyWorks。10周年を記念して開催される「ハニワのアトリエ」は、これまでハニワを支えてくれたファンに向けて「ハニワの創作の歴史を巡り、新しい音楽体験の可能性に触れる」がテーマとなっています。

HoneyWorksについて、「ハニワ=青春、青春=ハニワ」と話すほど大ファンだという松村さん。展示会ではヤマコさんによる生原画が飾られることが明かされると、「私、今から見に行ってもいいですか!?」と、興奮を隠せない様子でした。



展示会場では、イラストの他にも、願いを掛けたくなる冬にピッタリな「ハニワ神社」が設置。神社では絵馬を飾ることができるということで、松村さんはさっそく「年末年始、風邪をひきませんように」と、切実なお願いをされていました。


さらに、開場では「東京オータムセッション」のフルアニメーションMVが視聴できるプレミアムシアターも設置。MVでは、神谷浩史さん、戸松遥さん、梶裕貴さん、阿澄佳奈さん、鈴村健一さん、豊崎愛生さんなど人気声優が歌唱を担当します。

イベント後半では、スマートフォン向けの公式リズムゲーム『HoneyWorks Premium Live(ハニプレ)』についての発表も。本作では「告白予行練習」「今ちょっとだけ話題の神様」などの人気MVが多数収録。MVは全てフルカラー仕様となっており、ゲームを通じてインタラクティブな青春音楽体験ができるようになっています。

2018年夏頃からアカツキというパートナーを得て動き始めたという本作は、「世界は恋に落ちている」「可愛くなりたい」「ロメオ」などHoneyWorksの人気ミュージックビデオ(MV)を多数収録。ゲームに収録されるMVは、全て完全フルカラー仕様となっています。
最後に、Gomさんが「来年10周年イヤーということで、どんどん活動していきたいと思います」、ヤマコさんが「初心を忘れず、どんどん新しいチャレンジをしていこうと思います。これからもよろしくお願いします!」とコメントし、イベントは終了の時間を迎えました。


イベント終了後には、アカツキハニワプロジェクトプロデューサーの速水康氏、HoneyWorksのGomさん、ヤマコさん、shitoさん(作曲家)による囲み取材が行われましたので、その模様についてお届けします!
囲み取材の模様をお届け!

──発表を終えた感想を教えてください。
速水康(以下、速水)HoneyWorksさんと取り組んだフルアニメーションMVや、ハニワのアトリエといった内容をファンの皆さんにお届けできて、嬉しいです。
Gom10周年という記念すべき時に、素敵な会場を用意して頂いて、念願のゲームが発表できたことが本当に嬉しいです。
ヤマコ改めて自分たちの作品を一から見返すきっかけになり、感慨深い思い出でいっぱいです。
──ハニワのリズムゲームにアカツキが関わることになったキッカケについて教えてください。
Gom(HoneyWorksは)今まで映画やテレビ、アニメを展開してきたのですが、私たちは音楽チームでもあるので、リズムゲームを制作という気持ちが常々ありました。そこで、色々事務所などと相談しているときに、タイミングよく……(笑)。
速水そうですね(笑)。色々な声優さんとのコラボするなど、HoneyWorksさんの柔軟な創作姿勢に興味を持っていたんです。その姿勢をアカツキも勉強したいと思ったので、「ぜひやらせて下さい」と関わらせていただくことになりました。
──『ハニプレ』は、どのようなリズムゲームになるのでしょうか?
速水ゲームの内容自体は春に向けて適宜リリースしていきますが、何よりファンの方々にしっかりと楽しんでもらえるような作品を作りたいと思っています。MVをフルカラーにしたり、ゲームオリジナルのシナリオなどを考えています。
──ゲームを開発するうえで、HoneyWorksさん側が譲れないポイントというのはあったのでしょうか?
shitoキャラクターのイメージを崩さないようにしてほしいという思いはあったのですが、そこはアカツキさん、きちんと守ってくださいました。基礎となる部分を大切にしてくれつつ、僕らが創った世界観を広げてくださったという感じですね。
Gom楽曲のどこを切り取るかも、すごく丁寧にやってくれたので、ありがたかったですね。
ヤマコMVがフルカラーになり、リアルタイムで楽曲を楽しんでくださった方でも、懐かしんで見てもらえるような作品になったと思います。
──HoneyWorksさんの既存の楽曲は、全て収録される予定でしょうか?
速水リリース時に全て収録されるとは限りません。HoneyWorksさんの楽曲を一部分だけを切り取った作品にならないよう、これまでの歴史が詰まったものを作りたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。
『HoneyWorks Premium Live(ハニプレ)』は、2020年春よりリリース予定です。アートワーク展示イベント「ハニワのアトリエ」とあわせて、こちらもチェックしておきましょう!