
中国発のスマートフォン向けタワーディフェンスRPG『アークナイツ』が1月16日から配信されました。
正式リリースから1週間が経過し、ゲーム内の壁にぶつかっているドクターも多いかと思います。今回は最近ロドスに帰還した(これから帰還する)ドクターの方に向けて、序盤の攻略を進めていく上で意識したいポイントをまとめました。想像している以上に難易度は高く、戦い方や育成方針に悩んでいる方に一読してほしいポイントをまとめてあります。ここに書いてある内容が全てではありませんが、参考例の一つとしてぜひご覧ください。
各職業バランスよく育てよう

本作には8つの職業があり、オペレーターにはいずれかの職業が設定されています。
どの職業のオペレーターも多くの場面で活躍するため、それぞれの職業から2~3人育成したいオペレーターを選ぶといいでしょう。
序盤の育成したい目安は以下の通りです。
- 先鋒(ヴァンガード) 2~3人
- 前衛(ガード) 1~2人
- 重装(ディフェンダー) 1~3人
- 狙撃(スナイパー) 2~3人
- 術師(キャスター) 単体型1人 範囲型2人
- 医療(メディック)2~3人
太字で書いた育成する人数の多い職業と「補助」「特殊」オペレーターについてもう少し詳しく解説していきます。
各職業のおすすめオペレーターは別記事で紹介していますので、そちらも参考に!
『アークナイツ』スタートダッシュにおすすめしたいオペレーター11選─様々な能力を組み合わせる戦略性にハマる!
https://www.inside-games.jp/article/2020/01/19/126902.html
■先鋒(ヴァンガード)


「先鋒」オペレーターにはフェン、クーリエなどスキル発動で所持コストを回復するタイプとプリュム、ヴィグナといった敵を倒すたびに所持コストを回復し、撤退すると初期配置時に消費したコストが返却されるタイプがあります。
ほとんどの作戦で運用することになりますので、スキルで所持コストが回復するタイプから2人以上、敵を倒すたびに所持コストを回復するタイプから1人以上育成するといいでしょう。
特にプリュム、ヴィグナは配備して倒される前に撤退させることでコスト消費無しの囮役として使えるだけでなく、所持コストが自然回復しない殲滅作戦や所持コストの自然回復量が減少する強襲作戦などの場で大活躍するので覚えておいてくださいね。
■狙撃(スナイパー)

「狙撃」オペレーターは同じ遠距離攻撃職である「術師」オペレーターと比べて攻撃範囲が広く、コストが軽いので序中盤のメイン火力役として編成します。飛行ユニットを優先して攻撃するタイプと敵に範囲物理ダメージを与えるタイプがいるので所持していれば両方のタイプから1体ずつ以上育成しましょう。(筆者は範囲タイプの狙撃オペレーターを持ってませんが頑張ってます...)
■術師(キャスター)、医療(メディック)


「狙撃」オペレーターと似た解説になりますが、「術師」「医療」オペレーターも単体攻撃か範囲攻撃かで分類できます。ゲームの中盤以降、レユニオンの戦力はかなり強力になり物量も増加するので、範囲攻撃を持つ「術師」オペレーターは2体以上育成しておくと便利です。エピソード2以降頻繁に登場する「重装兵」は術ダメ―ジ以外でHPを削ることが難しいため、単体ダメージの術師も1体以上いるとスムーズに作戦を進められます。また、範囲回復持ちのオペレーターはそれだけで優秀なので持っている場合は必ず育てておきましょう(筆者は持ってません)。
「補助(サポーター)」「特殊(スペシャリスト)」オペレーター

「補助(サポーター)」には敵の足止めをする妨害役と味方に恩恵を与える強化役の2つのタイプがあります。非常に強力な効果ですが、うまく運用するためには敵の編成や地形について理解する必要があるため序盤に育成する優先度は低いでしょう。育成しきったのに火力が足りず痒い所に手が届かない、あと一瞬足止めできればブロックが間に合う、そんなときに使ってみてください。
「特殊(スペシャリスト)」は「補助」以上に使いどころが難しい職業です。ですが、特定の条件がそろっている作戦ではエース級の役割を果たしてくれます。今回は全員が必ず入手できる「ショウ」について解説します。

ショウは近距離オペレーターながら遠距離マスにも配置できるオペレーターで、スキル「消化ポンプ」で敵を攻撃方向に突き飛ばすことができます。ステージがフェンスのない屋上だったり、地形に穴が空いていたりする一部の作戦では、ショウを使うと敵ユニットがどれだけ強固であっても突き落とすことができるのです。スキルレベル4になると突き飛ばす性能が強化されるので、スタメンとして運用しない場合はレベルを上げる必要はありませんが、スキルレベルはとりあえず強化しておくのがおすすめです。
このように常に運用できる強さではないが特定の状況においてエース級の働きをするのが「特殊」オペレーターの特徴となります。「補助」や「特殊」オペレーターは状況に合わせて適宜育成しましょう。
大切なのは異なる役割を持つオペレーター達をバランスよく育成することです。本作ではレベルやキャラの強さによるパワープレイが難しく、様々な状況に対応できるよう育成する必要があります。自分のロドスに配備されているオペレーターを確認し、次の作戦を攻略するためにどのオペレーターから強化していくか吟味するのも本作の楽しい部分の1つですよ!
戦い方
◆特定の敵に必ず対策する
本作では、特定の敵に対してなんの対策もせずに挑むと一瞬で戦線が崩壊してしまいます。
それぞれの敵に対してどのような対策が有効なのかはチュートリアル(TR系作戦)で学べますが、ここでは特に脅威になりやすい敵をピックアップしておきます。
■火炎瓶、遠距離、術士ユニット
遠距離敵ユニットはゲーム中盤以降頻繁に登場するようになります。基本的な対策は術士、医療オペレーターを配置したあとで前線を維持する重装を配置することです。本作では最後に配置したオペレーターを中心に攻撃してくるため、遠距離ユニットの進軍を確認したら敵の攻撃範囲内に被さるようにダメージを受けてほしいオペレーターを配置しましょう。
また、術士ユニットは攻撃した対象の上下左右にもダメ―ジを与えるので前衛と後衛を斜めにずらすように配置できると壊滅的な被害を受けづらいです。

■重装兵、浮浪者
重装兵は言わずもがなですが、浮浪者はボロボロな見た目とは裏腹に、かなり攻撃力が高く耐久性も備えている厄介なユニットです。自軍の重装オペレーターがブロックしたのを確認したら、前衛・先鋒オペレーターで挟撃しておくようにしましょう。

◆倒されそうなユニットは自主撤退させる
ユニットの種類に関わらず、倒されそうなユニットは自主撤退をさせましょう。倒される前に撤退させた場合は配備した際に消費したコストの半分が返却されます。
コストの自然回復が制限されている作戦やオペレーターの入れ替わりが激しい作戦では撤退で返却されるコストが生命線になることもあるので戦場全体に気を配り、倒しきられる前に撤退しましょう。
進めるうえでの注意点
◆「龍門幣」はもっとも貴重な資材
オペレーターの強化はもちろん、基地で素材を製造する時に消費する「龍門幣」。ゲームの序盤では作戦記録系アイテム(いわゆる強化素材)が不足する傾向にあると思いますが、進めていくうちに「龍門幣」が枯渇しがちになります。
龍門幣を入手する主要な方法は
1.「貨物輸送(CE系作戦)」を攻略する
2.基地施設の貿易所で「純金」を納品する
のいずれかです。
貨物輸送が解放される火木土日曜日は積極的に周回しておくといいでしょう。また、はやめに2つ目の貿易所・製造所を作り、「作戦記録」を常に製造しつつ「純金」の供給に対して需要がある程度追い付く状態にしておくと効率がいいです。
「龍門幣」がなければロドスを発展させていくことは難しいので、使いすぎに注意しましょう。少し余るくらい集めておいた方がストレスなく育成を進められると思います。
◆基地のアップデートは常に意識
前述した「龍門幣」の話と似た話題になりますが、基地のアップデートはオペレーターの強化をスムーズにすすめる上でとても大切です。ゲームを起動していない間でも、オペレーター達は基地で働いてくれますので(ブラックじゃないよ)効率的にプレイを進めたい方は基地をこまめにレベル上げすることをおすすめします。
制御中枢をレベル4まで強化できれば理性をドローンに変換できるようになるので、どうしても忙しくて理性が消費できない時には、理性をドローンに変換→ドローンを基地を強化・製造・納品受注の時間短縮で消費とできるので無駄が少なくなります。
なかなかプレイする時間はとれないけど、理性が消費できないのも気になるという方は制御中枢をレベル4まで強化することを最初の目標にしてみましょう。
基地に施設が設置し終わったあと、どんな順番で強化するのが良いか悩んでいる方に個人的なおすすめ強化順を載せておくので1つの意見として参考にしてみてください。
序盤におけるおすすめの強化順
- 1.加工所(中級補強材が加工可能に)
- 2.製造所(初級作戦記録が製造可能に)
- 3.発電所(電力がなければ強化もできません)
- 4.応接室(戦友数の上限やサポート枠の解放に)
- 5.貿易所(龍門幣不足、オペレーターを配置して受注効率を上げたい場合に)
- 6.事務室(公開求人を積極的に行いたいなら優先的に)

最後に、1月22日時点での筆者のメイン編成と育成状況を載せておきますので参考になれば幸いです。

筆者自身まだ攻略しきれていませんが、ログイン7日目で配備された「クリフハート」を連れて4-4以降の作戦を進めていこうと思います。本作はゲームシステムだけでなく、ゲーム内の世界観についても徹底的に練りこまれており、ストーリー好きの人にとってはドハマりしそうな作品となっております。まだ帰還されていないドクターもこの機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。