■メダロットの歴史を変えた!?アークビートル
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『メダロット2』までは、メタビーで知られるカブトムシ型は一タイプ(KBT型)しかありませんでした。もちろん、1と2では若干、性能の変更はありますが、デザインは大きく変わりません。しかし、『コミックボンボン』の読者参加企画「X計画」にて生まれたヘラクレスオオカブト型メダロットがアークビートルでした。
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こちらは1月30日に『メダロットS』でも実装されましたね。頭部と胸部から前方に伸びた長い角は従来のKBT型とは一線を画すデザインで、強力なビームを放ちます。このアークビートルが初めて登場したのが、漫画「メダロッターりんたろう / メダロットR」でした。
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イッキのメタビーに敗北し、頭部パーツを失ったカンタロスを強化するため、りんたろう達ダメロット部が好き勝手なアイディアを無理やり形にしたもので、メダロット社が開発しました。極めて個性的なパーツになってしまったため、前方に伸びた角で重量バランスを大きく崩してしまうなど、カンタロスは性能を引出せずに「以前よりも弱いのでは?」な状態に。しかし、りんたろうだけでなく、カンタロス自身の成長に伴い、ただの長い角だと思われたパーツからビームを発射できるようになり、真価を発揮。「星になるだぜ!」の名言が生まれました。
そして、このアークビートルは見た目のカッコ良さと背景ドラマから人気を集め、アニメと『メダロット3』で、伝説のメダロッター・ヒカルこと怪盗レトルトの愛機として登場するほど重要な位置づけになっています。
■りんたろうは登場する・・・はず!
『メダロットS』公式サイトでは、歴代ナンバリングタイトルの主人公が揃い踏みで、そこには、りんたろうの姿は確かにありません。しかし、過去に登場回数も多いりんたろうは高い可能性で登場すると思われます。しかし、そこで気になるのが愛機はKBT型なのか、アークビートルなのか。正直、今さら漫画連載時のKBT型だと無個性すぎるので、いっそのこと新型に期待したいです。
『メダロットS』は2020年1月23日配信開始。基本プレイ無料のアイテム課金制です。
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