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『龍が如く7 光と闇の行方』がリリースされて、はや2週間あまり。 皆さんも通勤時の電車や街中で見かける人がごみ袋男に見えたりスラッガー男に見えたりする妄想を楽しんでいるでしょうか?
今回は妄想でもしていなければ生きていけないどん底の街、「横浜・伊勢佐木異人町」(以下、異人町)にて、さらなる妄想を広げるためのガイドを提供します。
どん底の街の歩き方
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本記事では異人町の各店舗やスポットを、星の数による“おすすめ度”を添えて書いていきます。世界一有名なレストランガイドに則って、3つ星は「このスポットのために行く価値のあるどうかしている場所」、2つ星は「遠回りしてでも見たほうがいいどうかしている場所」、1つ星は「そのカテゴリーで特にどうかしている場所」となります。
異人町に来たらおすすめ!アイテム入手や体力回復に適したスポット
▼浪漫通りの駐車場
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おすすめ度:☆☆☆
おっと! いきなりこんな場所が紹介でふざけていると思ったでしょうか? いたって真剣です。皆さんどん底の街で観光が目的ではありませんよね? 生き残ることですよね? ならば低コストでいいアイテムや、いい人脈に繋がれる場所こそおすすめじゃないですか。おいしい食べ物よりゴミ漁りが正しいはずです。
異人町の南側、浪漫通りの駐車場にはゴミが集積している場所があります。ここでは地元のヤクザが夜な夜な口に出せないものを処分しているとのことで、そこには価値のあるものも一緒に捨てられているそう。よくホームレスの方がなにか金目のものがないか漁っています。
一般社会なら眉をひそめるところですが、ここではほぼ無償でアクセサリになるアイテムを貰ったり、あとでホームレスがちょっとした仲間になってくれたりします。覚えてください。「うすら暗い場所に得がある」異人町で良いものに出会う鉄則です。
▼ユン食品
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おすすめ度:☆☆
さて気を取り直しておすすめの韓国食品店の紹介です!……なんてわけがありません。ユン食品店で販売している食品は2品のみ。キムチとカルパスだけです。
もちろんユン食品のキムチもおすすめです!HPがなかなか回復しますからね。でも本当のおすすめは武器や防具になる物の販売です。販売方針も地域に合わせて変わっていくものですよね。異人町のコリアンタウンは近くに韓国マフィアのコミジュルがあるため、食品よりも武器販売の需要が上回ったということなのでしょう。
特におすすめの商品はカチカチカルパスです! お酒のおつまみに最適なうえ、なんと警棒くらいの大胆な大きさ、もしヤバい人と諍いが起きても護身の武器にもなります。食べれる・殴れる・得する3つが揃った、異人町ならではの逸品と言えます。
▼開心特産店
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おすすめ度:☆☆
横浜といえば中華街。ここ異人町でも北に展開されており、様々なお店があります。中でもパンダの置物をはじめ、中国らしいわかりやすい商品が陳列されています。ちょっとしたお土産に最適なお店に見えますよね。
しかしこちらも中国マフィア横浜流氓の縄張り。なので特産店といっても別の意味の特産品が発達しています。ここでも各種武器が勢ぞろいしており、もはや観光客に対してまともな物が販売されていません。修学旅行のお馴染みのお土産は木刀ですが、ここは本物の刀を売っていますから。もはやマフィアが武器を調達する中継地になっている可能性すらあるでしょう。
とはいえキュートなゆるキャラで有名な、広島の尾野ミチオのかぶりものも陳列。買えないのですが……。
▼赤牛丸
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おすすめ度:☆
なんだか殺伐とした情報が続いた気がするので口直しのお店を紹介しますね。関東から関西まで展開されるチェーン店「赤牛屋」は、厳しい経済状況でも、いつもおいしい牛丼を提供してくれるお馴染みのお店です。
一方、赤牛丸のお客を見れば、その地域の治安や貧困状況がうっすらとわかります。たとえば神室町の赤牛丸では自首する前のヤクザが何杯も食べていたりしますし、ここ異人町ではなにやら赤いスーツやホームレスと一緒に、警備員みたいな壮年の男性が席に集まり、会話しているのが見られます。
なにやら聞き耳を立てていると、牛丼を食べていくのも、年を取るにつれてしんどくなっていく模様……しかしいまさら自炊したり健康的な食事に舵を切るのも難しい。そんな状況がわかります。