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February 15, 2020
第4作目にあたる『Darksiders Genesis』もリリースされたばかりと、今チェックしておきたい注目作。本稿では、ニンテンドースイッチのランキングで1位となった『Darksiders Warmastered Edition』をプレイし、ゲームの特徴についてレポートしていきます。
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爽快感重視のアクションと、謎解きの要素
本作は難易度が高そうな雰囲気に対し、アクションは爽快感が重視されているのが特徴です。複雑な操作によるコンボなども少なく、攻撃ボタンを連打しているだけでも派手な技を繰り出せます。
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しかしボタンを連打しているだけでも派手なアクションができます。
複数の敵に囲まれてタコ殴りにされて敗北、というようなことはあまり起こりません。また、敵をおびき寄せて1対1で戦うというバトルではなく、大勢集まっているところに飛び込んで、大剣や鎌を振り回して敵をなぎ倒すという一騎当千の楽しさが味わえるプレイ感です。
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シビアなアクションが求められる作品ではないため、アクションゲームに慣れしていないプレイヤーでも楽しめることでしょう。しかし、難易度「難しい」の場合はこの限りではありません。がっつり手応えを感じたいプレイヤーはこのモードでのプレイをおすすめします!
また、本作を語る上で欠かせないのは謎解き要素です。複雑に入り組んだ仕掛けを剣やブーメラン、そして爆弾などの武器を駆使して攻略します。このあたりのプレイ感は、アクションかつ謎解きも楽しめる『ゼルダの伝説』の面白さに近いものがありますね。
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ボス戦もパズル的な要素を持っています。最初のボスは空を飛んでおり、通常の攻撃は当たりません。周囲のギミックを活用して墜落させ、一気に集中攻撃をしましょう。敵との距離感などをシビアに見極めるテクニックというより、冷静に状況を判断する力が問われるバトルが楽しめます。
本作攻略のために抑えておきたいポイント
それでは、本作をプレイして感じた、抑えておきたいポイントを紹介します。
バトルの状況に応じて、視点を切り替えよう!
1点目は、戦闘時の視点の切り替えについて。本作の戦闘では、視点の上手な切り替えが鍵となります。特に最初のボスである「ティアマット」は体も大きく、空を飛んで熾烈な攻撃をかけてくるため、通常の視点では何が起こっているか把握するのは困難です。
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しかし「ZL」キーを押すと、敵と主人公の位置関係がよく見える視点に切り替わります。これによって敵の動きを俯瞰した位置から確認し、攻撃パターンをじっくり観察して戦略を練れます。
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一方で通常のダンジョンで大勢の敵に囲まれたときに「ZL」キーによる視点を使用すると、1体の敵に視点が固定されるため周囲の敵の動向が見えにくくなります。
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その際は、通常の視点に戻し、周囲を確認しながら攻撃する方が有効です。
1ソウルを笑う者は、1ソウルに泣く!?
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2点目は「ソウル」の回収をまめに行うことです。本作では、キャラクターの筋力を上げたり素早さを成長させるといった育成はありません。代わりに集めた「ソウル」を使い、武器や回復アイテムを購入したり、新しいスキルが習得できます。
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敵を倒して集める他に、街にあるオブジェクトを破壊することでも入手可能。車やテーブル、ドラム缶など道に散らばっているものはこまめに破壊して「ソウル」を回収しましょう。
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基本的には「ソウル」が不足して詰んでしまうことはありませんが、「1ソウルを笑う者は、1ソウルに泣く」かもしれませんよ。
フィニッシュ技で敵にとどめを刺そう!
最後は、戦闘時のフィニッシュ技をしっかり決めるという点です。敵の体力が残り少なくなると、Aボタンを押す指示が画面に表示されます。この時ボタンを押すと、演出が入って敵を即死させられます。
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このフィニッシュ技は敵を自動で倒せるうえ、技の演出の間は一切の攻撃を受け付けません。戦闘中にAボタンを押してこの技を発動させれば、敵の強力な攻撃を回避できますよ。
見た目はちょっと重たい印象がありますが、実際はお手軽に楽しめる爽快感重視のアクションゲームである本作。複雑なコンボやシビアな回避アクションは要求されないので、アクションゲームが苦手な人や、海外のゲームに抵抗のある人の入門作品としても良いかと思います。
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美しい自然の中のダンジョンもあるため、荒廃したロケーションが苦手という人でも、息抜きになる要素はきちんと用意されていました。
2010年に発売された作品のリマスターなので、近年のゲームと比較すると作りの荒い部分もありますが、今でも十分に楽しめる作品です。新作『Darksiders Genesis』も発売しているので、これを気に『Darksiders』の世界に入ってみてはいかがでしょうか。
『Darksiders Warmastered Edition』破格の70%OFFセールは、2020年2月20日まで実施されています。