!注意!本記事には『DEATH STRANDING』のネタバレが含まれています。閲覧にはご注意ください。
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そのゲーム、ちょっと違う遊び方してみません?
エンディングのスタッフロールは見たし、やりこみ要素も満喫したし、実績もコンプリートした。それでも物足りなさを感じているハングリーなゲーマーに、新たな遊びを提供する新企画がこの「珍妙ゲームプレイ道」。
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記念すべき第1回は、コジマプロダクションが手掛けるオープンワールドアクションアドベンチャー『DEATH STRANDING』です。
ジャンル名をアクションアドベンチャーとおおざっぱに書きましたが、そのゲーム内容は、主人公のサム・ポーター・ブリッジズが単身で、歩荷のように大量の荷物を背負い、険しい地形のフィールドを歩きながらひたすら配達業務を行っていくものです。
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そんな孤独な配達業務に華を添えているのが、本作独自のオンラインシステムとサンドボックス要素。誰かがフィールドに橋を設置すると、他の誰かのゲームにその橋が出現します。プレイヤーはそれを見つけたり、利用したりすることで、"誰かと繋がっている"実感が湧くのです。
本作のスタッフロールを見終わった筆者は、フィールドに敷かれた道路を復旧させる要素「国道復旧」を完了させました。道路が出来上がったおかげで、険しい地形を歩く機会が減り、安全で効率的な配達業務が実現したのです。そんな折、大量の荷物を積んだトラックを平坦な道で走らせていくうちに、こんな思いに駆られました。
サービスエリアほしいなと。
サービスエリア……それは高速道路に隣接してあり、長時間座りっぱなしで痛くなったお尻に休憩時間を与える場所です。あるいは、これといった特徴もないのに無性に食べたくなるしょうゆラーメンがある場所。またはトイレを利用するための場所か……いずれにしても車旅を癒してくれるオアシスであることに違いありません。
近年のサービスエリアは多様化が進んでいて、温泉に入れたり、アトラクションが楽しめたり、ドッグランが設けられていたりと、人々のニーズに応える複合商業施設に近づきつつあります。
そんなサービスエリアを『デススト』で再現したい!というのが今回のテーマです。
ただ、本作のサンドボックス要素は、他のサンドボックスゲームと異なり、かなり制限されたものです。以前Game*Sparkでは、そのサンドボックス要素でスキーリゾートを再現した猛者を紹介しましたが、果たして今回の挑戦は無事達成できるのでしょうか。
……ちなみに、前述の文章って全て終わった後に書くものだと思いますが、実は挑戦する前から書いています。
だから予め言っておきます。妥協するところは妥協していくぞ!(保険)
どこにサービスエリアをつくる?
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さて、サービスエリアの立地をどうするか。長時間運転の疲れを癒せる絶好の場所にあったら嬉しいですよね。
筆者は、レイク・ノットシティから西のK2北配送センターまでの道路が最も長く感じます。
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ここらへんのエリアは、時雨が降っていて敵のBTが待ち構えていたり、遺体を処理するK4西遺体焼却所や北7中継ステーションがあったりするのですが、それらに用がなく、ただひたすら西へと向かう場合は、じわりじわりと睡魔が襲ってきます。
というわけで、K4西遺体焼却所付近の平原にサービスエリアをつくることにします!
ついにサービスエリア開発に着手!
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まずは景観を汚すミュールのトラックを排除!付近の落とし物も回収していきます。
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そしてサービスエリアの入り口となる橋を建設!
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橋を渡った先にセーフハウスを建設!「もうこの時点でサービスエリアっぽくない!?」と筆者の脳は誤作動を起こしていました。
サービスエリア開発の恩恵が得られた!
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ただ建築物を建てまくるだけではなく、色んな工夫でサービスエリアっぽくしようと模索してみました。
そこで入り口にサービスエリアに誘導するための看板を設置!それっぽくないですか?
しかし、しばらくすると消滅……道路の端に設置したのが悪かったのかな。
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梯子を横断歩道に見立てて国道に設置してみたのですが、こっちもいつのまにか消滅していました。それに車が通ると壊れる……。なかなか上手くいかないな。
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それでもめげずに建設物の材料を運んでいく筆者。
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橋とセーフハウスの建設を終え、ついでに発電機も設置してみました。
徐々にですが、サービスエリアっぽくなってきてませんか?
いくつかの車を置いてみたら、それっぽいと感じてきました。
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もうひとつ橋を建設し、その下に車を置いて屋根付き駐車場に見立ててみました。
雰囲気出ているかな……。
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そんな折、橋にたくさんのいいねが集まります!この土地は需要があったんでしょうね!
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しかも建築物を建てまくったことでトロフィーをゲット!
サービスエリア開発の意外なメリットが発生してきました。