本作は、現在TVアニメのセカンドシリーズも放送中の作品「ゾイドワイルド」の家庭用ゲーム最新作です。新たな要素として「ゾイドの改造」要素が追加された他、「ライジングライガー」といった新たなゾイドが登場するなど、2019年に発売された前作『ゾイドワイルド キング オブ ブラスト』から更にボリュームアップした内容になっています。
【朗報】ニンテンドースイッチのゲームソフト最新作「ゾイドワイルド インフィニティブラスト」が…
— タカラトミー (@takaratomytoys) July 17, 2020
_人人人人人人人人人人人人_
> 2020年冬に発売決定!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
(´-`).。oO(キングオブブラスト同様に対戦可能なのでまた中の人大会開催したい…) pic.twitter.com/yfwefNK3B1
【速報】ニンテンドースイッチのゲームソフト最新作「ゾイドワイルド インフィティブラスト」を2020年冬に発売することが決定!
— ゾイド【公式】 (@zoids_official) July 15, 2020
ライジングライガーなど新たなゾイドが登場するだけでなく、ゾイドの改造までできるようになり、大幅にボリュームUP!
最新情報は本日発売のコロコロをご覧ください! pic.twitter.com/U4WdQyqcMO
今回、この第一報が「ゾイド」シリーズの公式ツイッターにて発表されるやいなや、ゾイドファンたちに衝撃が走りました。
「あれは、“ゴジュラスキャノン”ではないか……?」

スクリーンショットに映っているライジングライガー。その背中にマウントされた巨砲は、どこからどう見ても旧シリーズのゾイドにおける象徴的存在「ゴジュラス」に装備されていた「ロングレンジバスターキャノン」のように見えます。
アニメ版「機獣新世紀ZOIDS」におけるイントロダクション映像での重厚感溢れる発射シーンはもとより、「ゴジュラスMK-II」、「ゴジュラスガナー」、「ゴジュラス・ジ・オーガ」、「ゴジュラスマリナー」といった数々のバリエーション機に装備されていた特徴的な火砲であるだけに、印象に強く残っているという方も多いのではないでしょうか。

また、対峙するジェノスピノにはゴジュラスの後継機である「ゴジュラスギガ」の「バスターキャノン(随伴BLOX機バスターイーグルの装備)」のようにも見て取れます。新旧の「ゴジュラスキャノン」が、その照星を覗きあっているのです。これは筋金入りのゾイドファンにとってはたまらない、ロマンの塊ではありませんか。

他にも、ライガーゼロフェニックスの「AZショックキャノン」やコマンドウルフアタックカスタムの「AZ2連装250mmロングレンジキャノン」、ディバイソンの「8連ミサイルポッド」といった、往年の名機が装備していた武装の数々。これは一体どういうことなのでしょうか……?

世界観や舞台設定はともかくとして、基本的に旧「ゾイド」シリーズと「ゾイドワイルド」シリーズの登場機体や武装には明確な繋がりや設定が存在していません。そもそも旧シリーズとはサイズ縮尺の設定スケールが違うので、単なるファンサービスであるという見方が濃厚ではあります。
しかし一方で、今回「ワイルド」の機体が旧シリーズの武器を装備していることに何か意味があるのではないか、と勘ぐるファンの心境などもあり、今後の続報が大いに待たれるものとなっています。
タカラトミー公式からも積極的にリアルムービングキットのカスタマイズ例などが発信されている通り、ゾイドというホビーは「改造してナンボ」という側面が少なからず存在します。
旧シリーズにも言えたことなのですが、基本的に商品展開されているゾイドは、ワンオフの機体ではありません。その多くがいわゆる「量産機」であり、手にとった人それぞれ十人十色、多種多様なカスタマイズ機の存在を設定レベルから許容します。
それゆえにゾイドは、これまでの歩みの中でオリジナリティ溢れる様々な改造ゾイドを公式・非公式問わずに生み出してきました。そのような武装の組み換えや自分好みの色に塗装するといったプラモデル的なゾイドの遊び方を、ゲーム上でも楽しめるというのはゾイドファンにとっては何よりも嬉しいポイントと言えるでしょう。
ニンテンドースイッチソフト『ゾイドワイルド インフィニティブラスト』は今冬発売予定。価格は未定です。
(C)TOMY/ZW製作委員会・テレビ東京