2.周回が楽で時間もさほどかからない
キャラ育成、装備強化のために必要なアイテムとお金を求めて同じクエストを何度も“周回”する。それはソーシャルゲームの宿命といえるでしょう。近年、周回の負担を減らす機能はほぼ必須で、『ロマサガRS』でもオートバトルができるようになっています。
同作はバトルにあまり時間がかかりません。当初から「回復技・術やスキルの使用を減らして、バトル時間を短縮する」傾向があるのでテンポが良く、基本的には1バトルにかかる時間はおよそ2分ほどです。
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そして、同じキャラでも能力が異なる複数のスタイルがあって、それぞれで技・術を継承可能。キャラが多くなっても、あっという間に自動育成してくれる「遠征」があるから、新キャラもすぐに最前線で戦えるレベルまで育ちます。新キャラを手に入れた際に、「育てるの大変…」という悩みもあまりないのです。
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3.やりこみ要素が充実している
・全スタイルを育てる意義がある
基本的な技や術、装備強化で戦闘は有利になりますが、それだけではありません。各キャラにはA、S、SSの3つのレアリティーと複数のスタイルがあり、戦略上これらを使い分けることも重要です。
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さらに剣、大剣、斧、小剣、弓、槍、銃、棍棒、体術、杖といったキャラごとに扱う武器が違います。武器ごとに熟練度判定があり、熟練度が上がるほど与ダメージのボーナスが増えます。
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つまり、できるだけ多くのスタイルを育てることがバトル与ダメージ上昇に直結するのです。
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そして、ロマサガシリーズに欠かせないバトルフォーメーション「陣形」を集める楽しみもあります。陣形によって戦術がいくらでも変えられ、活躍できるキャラも変わるのが醍醐味です。
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こういったやり込み要素が数多くある『ロマサガRS』。キャラのステータスの限界値もどんどん更新されており、従来の『ロマサガ』シリーズでは見られなかった領域になってきました。どこまで“インフレ”を起こしていくのかも楽しみです。
4.キャラやイベント、音楽など歴代シリーズを堪能できる
『ロマサガRS』をプレイしている多くの人が『ロマサガ』シリーズを遊んできたことでしょう。同作ではその期待に応えて、歴代作品に登場した主要キャラがほぼ総出演します。
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例えば、『ロマサガ2』のボスとして人気を集めた「七英雄」も、プレイングキャラとして実装されました。七英雄最強とも言われたノエルや絶世の美女ロックブーケをパーティー編成するのは、ファンの夢だったと思います。
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最近だと『ロマサガ』シリーズの前身に当たる、1989年発売の『魔界塔士サ・ガ』シリーズのイベントが開催され、ファンを喜ばせました。とはいえ過去作をプレイしたことがない人でも、ちゃんと回想エピソードが入るので、話を知ることができます。新規層を決して置いてけぼりにはしません。
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さらに名曲揃いである『ロマサガ』シリーズのBGMも、条件を満たせば聴き放題に。時を超えて、『ロマサガ』シリーズが堪能できます。
聖王、アズドラなど明らかでなかった伝説キャラのストーリーが公開
『ロマサガRS』はメインストーリーだけでなく、歴代作品にフォーカスしたイベントストーリーに注目。キャラをリメイクして登場させるだけではないんです。
・聖王
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『ロマサガ3』では、後ろ姿や顔がはっきりしない抽象的な描かれ方だった伝説の存在・聖王がまさかの美少女キャラとして登場。無垢な美少女であったこと、まるで15世紀のフランスで神の啓示を受けてイングランドとの百年戦争に身を投じた村娘「ジャンヌ・ダルク」を彷彿とさせる生い立ちが語られています。
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聖王が農村から四魔貴族の支配に争うために仲間を集めて立ち上がるオリジナルストーリーでは、『ロマサガRS』でも名前だけが登場していた「聖王12将」のフルブライト23世、「聖王三傑」で初代ロアーヌ候となるフェルディナントやその妻となるヒルダまで登場します。伝説が目の前に蘇る感動は過去シリーズを知らなくとも胸熱ではないでしょうか?
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アルドラ
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『ロマサガ』で伝説の存在だったミルザとアルドラも登場。過去にリメイクされた際、ミルザとアルドラのストーリーが補完され、アルドラのミルザへの一途な想い、非業の最後が明らかとなって人気が高まりました。
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そんなアルドラのキャラデザインが明らかとなり、2020年末から2021新年にかけてオリジナルストーリーが公開されました。
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過去作においてアルドラを“別の形”でプレイングすることはできましたが、本来の姿と能力で実装される日が来るとは・・・。
『ロマサガRS』はシリーズ定番のバトルシステムを踏襲し、魅力的だったストーリーの続きを見せてくれます。その上でソシャゲの悩みであるガチャ、育成の負担をできる限り改善してくれ、人気キャラを敵味方かかわらず登場させてくれるから面白いのです。
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ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI