しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、現在は留学生からも帰国する人が続出し、日本で活動する中国コスプレイヤーはこの数年で最も少ないです。
その中で、トップクラスの人気とモデルとしての表現力を持つのがShikaさんです。
眩しい画像を一気見する（全11枚）
コスプレを始めたのは中学1年生
Shikaさんがコスプレを始めたのは、中学1年生時にアニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』クローム髑髏に似ていると言われたのがきっかけ。
中国では大学受験に向けた受験戦争が激しいため、中・高は勉強や習い事に打ち込み、コスプレする機会は少なかったものの、大学生から本格的にコスプレを始めました。
これまで中国動漫イベント（※）の招待コスプレイヤーや中国ゲームの公式コスプレイヤーなどとして活躍。日本に留学したのは2019年10月。「コミックマーケット97」にコスプレせずに一般参加した際は、あまりの人の多さに驚いたそうです。日本のイベントにコスプレ参加するのを楽しみにしていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年はほとんどの大規模イベントが中止となり、参加することが叶いませんでした。
※中国におけるアニメやゲーム、漫画などのイベントの総称。
「池袋ハロウィンコスプレフェス ONLINEコスプレ大感謝祭 2020」出演で注目を集める
2020年は、例年は東京・池袋で開催される「池袋ハロウィンコスプレフェス」もゲストコスプレイヤーを中心としたオンライン生放送番組の配信に切り替わりました。
そこで、Shikaさんは中国代表コスプレイヤーとして、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ヴァイオレットに扮して出演。「顔一番かわいい」「ヴァイオレットちゃん本人」「よくわからんがすごい気品だ」などの絶賛する弾幕コメントが寄せられただけでなく、バラエティ番組「田村淳が豊島区池袋」（テレビ東京）でも取り上げられて注目を集めました。
コスプレに留まらない気品ある表現力
Shikaさんは透明感ある美しさと抜群の表現力が持ち味です。コスプレだけでなく、着物やロリータなど日常系のポートレート写真も多く撮っています。毎回、カメラマン以上に衣装やロケーションの組み合わせ、ライティングや構図のイメージを固めて撮影に臨んでいます。とくに体重制限は徹底し、撮影中にトイレに行くのを避けるために飲食は前日夜から取らないなど、厳格なルーティーンを設けています。
日本語も上達
Shikaさんは留学して1年あまりで日本語も上達。先日、中国向けのオンライン番組では日本のコスプレイヤーの同時通訳をこなす姿も見せてくれました。
高嶺の花のような美人なのに、人当たりが良くて素直。どんなことでも笑顔で一生懸命取り組むギャップがあります。2021年こそは、たくさんのイベントにコスプレ参加したいと意気込んでいます。
今回は最新の撮り下ろし厳選写真をお届けします。
眩しい画像を一気見する（全11枚）画像提供：Shika（Twitter：@Shika42516408 、Instagram：shika.xiaolu_lu）
