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ユービーアイソフトは5月11日に2020年から2021年の年間収益の決算を発表しました。
発表された内容によると、コンソールとPC両方で1億4100万人のユニークプレイヤー数を記録、昨年比で20%増加したとのこと。『アサシン クリード』シリーズについては、2020年末に発売された『アサシン クリード ヴァルハラ』の“記録的なパフォーマンス”の影響もあり、フランチャイズ総収益が記録的な会計年度だった2012年から2013年度のものと比較しても、50%の増加になったといいます。
また、『ジャストダンス』シリーズや『レインボーシックス シージ』も収益を伸ばしているほか、新規IPである『イモータルズ フィニクス ライジング』については堅調な継続的売上を見せたとしています。好調のフランチャイズとしては『ディビジョン』シリーズも上がり、『ディビジョン2』を始め、小説や映画などのスピンオフ展開を増やし、多額の投資を行っていくとしています。
最高財務責任者のFrederick Duguet氏は「ユービーアイソフトは、予想を大幅に上回る業績のおかげで、トップラインとボトムラインで記録的な年を達成しました」とコメント。また「これは収益の多様化と再生産の進歩を反映しています」とも述べています。
最終的に同社は通年で22億2300万ユーロを稼ぎ、前会計年度と比較すると39.4%の増加に。ゲーム内課金は7億8000万ユーロの買上となり、前年同期比で11%の改善となっています。