
皆さん、狩猟本能は全開で一狩りしてますか?
大人気ハンティングACT『モンスターハンターライズ(以下、モンハンライズ)』。新しい舞台、新しいモンスター、そして新しい機能と、今までのシリーズとまた一線を画する本作品は、あらゆるハンターを虜にし、今日もモンスターとの戦いが繰り広げられていることでしょう。
そんなハンター達に向けて、今回は知っていると少し得するお役立ち情報から、思わずにやけてしまう特殊な演出など、沢山の小ネタを紹介していきます。たまには肩の力を抜いて、『モンハンライズ』の世界に浸ってみましょう。
疾駆けは操作によってクールタイムが違う
『モンハンライズ』で新しく追加された“翔蟲”。本作を象徴する機能であり、翔蟲を使って移動する「疾駆け」はハンターの機動力を大幅に向上させました。しかし、疾駆けは操作方法によってクールタイムが微妙に異なります。

「ZL+A」で真正面に移動するパターンと、斜め45度に飛び上がる「ZL+X」の疾駆けはどちらも同じクールタイム。一方、自分で好きな方向に移動できる「ZL+ZR」の疾駆けは、前二つより約2秒ほどクールタイムが長くなっています。
状況に応じて疾駆けの操作方法を変えることで、翔蟲を効率良く使いこなせるようになります。覚えておいて損はないでしょう。
マップギミックは『モンハンライズ』でも健在
前作『モンスターハンターワールド:アイスボーン』はマップの一部に誘導したり、岩を落とすことでモンスターに大ダメージを与えることが可能でした。その仕様は『モンハンライズ』でも引き継がれています。

溶岩洞を例に挙げましょう。マップに赤い煙のようなアイコンがあり、そこにモンスターを操竜して突進離脱すると、溶岩が流れ出しダメージを与えてくれます。溶岩が流れ出す場所は毎回ランダムなので、しっかりマップを確認しておきましょう。
他には砂原のエリア10番は、細長い岩を破壊すると蟻地獄が出現します。そこにモンスターを誘導すると一定時間拘束状態になり、攻撃のチャンスが増えるので、覚えておくと便利です。
一部モンスターの特殊な動作

一部モンスターの特殊な行動や弱点を突くことで、少し楽に狩猟できる場合があります。例えばアオアシラ。掴み攻撃を受けた時にハチミツを持っていると盗まれてしまいます。かと思えば、その盗んだハチミツをアオアシラが食べ始めることで、非常に大きな隙を晒してくれるのです。
また、ジンオウガがダウンした時、背中に近づくと採取が可能です。素材アイテムが入手できるだけではなく、ジンオウガが帯電状態になるのを遅らせたり、すでに帯電状態であってもその時間を短縮させることが可能。まさに一石二鳥ですね。
ナルガクルガも、突進前に音爆弾を投げると特殊ダウンが奪えます。音に非常に敏感なナルガクルガの性質を、逆に利用するわけですね。タイミングはシビアではありますが、マルチプレイで決めると、カッコいいハンターとして見てもらえること間違いなし。
他人のクエストならどこでも受注できる
マルチプレイ中、オトモ広場に行っていたり装備を作っていたりする時に、他のプレイヤーがクエストを受注する、なんて状況は良く発生します。そんな時便利なのが、クエストボードのショートカット。

1ボタンですぐクエスト受注画面に移動できるので、集会所に移動する手間が省けます。せっかちなハンターがいても安心です。

ときにはクエスト参加を急ぎ過ぎて、お団子を食べ忘れることがあるかもしれませんが、心配ご無用。クエストが開始しても、キャンプに入ればお団子を食べられます。ただし「おだんご弱いの来い!」等、クエスト前の食事でないと効果がないお団子スキルもあるので、その点だけは注意が必要です。
ガルクに搭乗中でも回復キャンセル
回復薬など、使用時に飲むモーションを挟むアイテムは、回避行動をすることでモーションキャンセルが可能。素早く次の行動へと移れますが、ガルクに搭乗中でも回復薬を飲むモーションを途中でキャンセルできます。

そのやり方は簡単。薬を飲んでいる間にZRボタンを押してジャンプするだけ。最後までモーションを見るのが煩わしいというせっかちな人は、ぜひお試しを。
クエスト環境情報を変えるなら闘技場
“マカ錬金”や“交易船のアイテムの増加”、また“探索クエストの環境情報”など、いくつかのシステムはクエストを1度こなす度に状況・内容が更新されます。その為、早く更新したいがために探索クエスト受注&速攻クリアさせようと考えるハンターもいるでしょう。
しかし、残念ながらこの方法だと更新されません。実は1つのクエストをこなしたと判定されるには、クエストにつき最低5分以上の滞在が必要です。なので、クエスト更新を行いたいのであれば、闘技場がオススメです。
というのも闘技場は1度力尽きるとクエスト失敗になります。そして、クエスト失敗でもクエストそのものは1度こなしたという判定になるので、マカ錬金や交易船、そして環境情報が更新されます。クエストを回したいだけなら、闘技場が最速になります。

特に素早く終わるのは、対ラージャン戦。装備にヘビィボウガンを選び、開始したら虹ヒトダマドリを取らずに即刻ラージャンの目の前に着地して放置すれば、30秒かからず力尽きて終わります。格好はよくないですが、とにかくマカ錬金を回したいなど理由があるのであれば、利用するのもまた1つの手段です。
オトモ広場の祠と木は宝物だらけ

オトモ広場には、小さな祠が祀られている大木がありますね。実は、あの大木は裏に回ると登ることができます。登った先にはフクズクの巣があり、便利なアイテムが拾えます。中にはアキンドングリや金のタマゴといった貴重なものも。クエストが終わる度に見に行くと良いでしょう。

また、祠は里の★5クエスト「悪逆無道」をクリアすると開けることが可能。開けると、オトモ武具の妖鈴武器が制作可能になります。貴重な睡眠属性の武器なので、ぜひ作ってオトモに持たせましょう。
里の中はBGMが自由に設定可能

里で流れるBGMは設定で変更可能です。そのやり方は自宅などにいるルームサービスから、模様替え→BGMの変更を行うだけ。里、オトモ広場、集会所、修練所の4箇所それぞれに対してBGMを設定することが可能なので、気分を変えたい人はお試しあれ。
なお、集会所のBGMは「勇まし狩人」以外にすると、太鼓を叩くアイルーが動かなくなります。これはこれで可愛いですね。ただし、話しかけることもできなくなります。NPC全てに話しかけると入手できる勲章「歩き疲れない下駄」を取っていない際には要注意。

逆に、集会所のBGMを「勇まし狩人」にすると曲に合わせてしっかり太鼓を叩いてくれます。細かなところまでしっかり作り込まれていて、見てるだけでも飽きませんね。
以上、『モンハンライズ』の細かなお役立ち情報について解説しました。しかし、今回紹介した小ネタは、どちらかというと狩りに役に立つトピックが中心。本作にはほかにも色んなところに小ネタが仕込まれています。例をあげれば各マップの秘密の場所や、オトモの特殊行動……などなど。色んな点において丁寧に作り込まれています。
狩りに疲れた時はマップをのんびり探索したり、ただオトモを眺めたりするのも良いでしょう。ハンターの生き方は、プレイヤーの数だけ存在して良いのですから。