『ロストジャッジメント:裁かれざる記憶』や『テイルズ オブ アライズ』など、大人気シリーズの最新作が多く発売される2021年9月はゲーマーにとっては注目せざるを得ない時期になります。今回の記事では、PS5向けに発売されるタイトルを5つピックアップして紹介します。
『テイルズ オブ アライズ』2021年9月9日発売
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大人気RPG「テイルズ オブ」シリーズ最新作の『テイルズ オブ アライズ』は、「キャラクターたちの想い」を多彩なアニメーションで表現し、心に刺さる作品です。シリーズの特徴でもある親しみやすいファンタジーな表現を引継ぎつつも、場面やステージによって変化する空気感や実在感を感じられるキャラクターの繊細な描写など、進化したグラフィックにより圧倒的な没入感を味わえます。
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シリーズでお馴染みである、冒険の途中で多様な会話が楽しめる「スキット」システムは3D表現に進化し、プレイヤーがゲーム内で装備した衣装やアタッチメントだけでなく場所や時間までも反映されるようになりました。さらに、PS5のワイヤレスコントローラのハプティックフィードバックに対応しており、ゲーム内のアクションを振動で感じられ、より迫力の増した演出を楽しめます。
『DEATHLOOP』2021年9月14日発売
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『DEATHLOOP』は、永遠に同じ1日を繰り返す謎の島で、1人の暗殺者がループから抜け出すまでを描いた一人称アクションゲームです。プレイヤーは暗殺者の「コルト」となり、1日がリセットされる前にループから脱出する唯一の方法である8人の標的を始末しなくてはいけません。しかし、主人公をループの中に閉じ込めておくべくライバルの暗殺者「ジェリアナ」は、常に主人公の命を狙ってきます。
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本作は、プレイヤーが自由にプレイスタイルを自由に変更できる変則的なアクションゲームとなっており、敵に見つからないよう身を隠しながら進むだけでなく、目に見える敵すべてを倒す激しい銃撃戦を繰り広げられます。また、始末した標的から能力を奪うことで強力な特殊能力も手に入れることが可能。1日がループすることで手に入れたアイテムや記憶などはリセットされますが、過去の体験や手掛かりは標的を1日で始末する最大の助けとなります。
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オンラインに繋げればマルチプレイも遊べます。プレイヤーはシングルプレイと同じように、コルトとしてメインストーリーを進め8人のターゲットを始末する側と、ライバルのジェリアナとなり彼を始末しループの中に閉じ込めておく側に分かれます。シングルプレイの時とは一味違った緊張感を味わえるモードになっているので、こちらも楽しみですね。
『ロストジャッジメント:裁かれざる記憶』2021年9月24日発売
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『ロストジャッジメント:裁かれざる記憶』は、2018年に発売された『ジャッジアイズ:死神の遺言』の続編。舞台はシリーズお馴染みの神室町に加えて、横浜・伊勢佐木異人町が登場します。物語の主人公は前作同様、木村拓哉さん演じる元弁護士の探偵「八神 隆之」。ある日、高校のいじめ調査の依頼を受けていた八神のもとに、源田法律事務所の元同僚「城崎 さおり」から同じ横浜で起きた殺人事件の調査が舞い込みます。その事件を追っていくうちに警察や検察、マフィアなどの利害を対立させた組織が複雑に絡み合い、各々の正義がぶつかりあう混沌へと巻き込まれていきます。
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本作から事件の謎を解くために必要となる調査アクションに、町のトラブルを見つける「バズリサーチャー」や周囲の目を欺くための「変装」、匂いを使って捜査を助ける「探偵犬」などのさまざまな新要素が追加されました。誰でも簡単に楽しめるバトルアクションも健在。前作からのバトルスタイル「一閃」「円舞」に加え、新たに投げ技に特化したスタイルの「流」が登場。さらに豪快で気持ちの良いアクションが楽しめそうですね。
『DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT』2021年9月24日発売
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『DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT』は、『メタルギアソリッド』シリーズでお馴染みの小島 秀夫監督による最新作のディレクターズカット版です。本作では、潜入にフォーカスした新ストーリーミッションが追加されるほか、新たに敵をドロップキックするアクションや動きを封じられるメーザー銃などが登場。また、荷物を遠くに飛ばせるカタパルトや自動で2足歩行ロボットなど、配送のサポートをする便利なガジェットも追加され、さらに快適な配達人ライフを送れます。
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4Kの解像度と最大60fps対応しているため、『DEATH STRANDING』の世界をより鮮明に体験できるようになりました。PS5のコントローラでは、触覚を再現してくれるハプティックフィードバックによって、リアルに配送の過酷さをプレイヤーに伝えてくれます。一度訪れた場所も再訪してサムの気分を味わいたいですね。
『HADES(ハデス)』2021年9月30日発売
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2021年6月にニンテンドースイッチ版が移植され、高い人気を誇るインディゲーム『HADES』のPS5版が登場します。本作の舞台はギリシャ神話における冥界。プレイヤーは冥界の不死身の王子「ザクレウス」となり、オリュンポスの力と神話に伝わる武具を用いて、死者の神や冥府の魔物と冥界からの脱出をかけ戦います。
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『HADES』はダンジョンを攻略していく2Dアクションゲームですが、チェックポイントなどの途中復活の要素がなく、死んだら初めからやり直しなローグライク要素が含まれています。また、ステージは探索ごとにダンジョンの構造や出現する敵などが変化するので、常に新鮮さを感じながらプレイできます。
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プレイヤーは、ダンジョンで手に入るアイテムを使うことで主人公を恒久的に強化できる「冥府の鏡」を所持しています。これを使って体力増加や回避できる数を増やしたり、一度死んでもその場で復活を可能にするなどの強化が可能。道中では、ゼウス・アテナ・ポセイドンなどのオリュンポスの神々を味方つけることで、様々な神の力が宿った功徳を得られます。功徳を獲得すると特殊な能力が手に入るので、組み合わせによっては強大な能力になることも。何度も繰り返し挑戦し、最も強い功徳の組み合わせを見つけましょう。
以上、2021年9月に発売されるPS5向けタイトルを5つ紹介しました。暑さも少し和らいでくるこの季節、PS5の格別なグラフィックやオーディオで「ゲームの秋」を満喫しましょう!