日本でもクオリティーの高さで注目を集めることが多い中国コスプレイヤー。TwitterやInstagramをしている方も少なくないので、以前より中国コスプレイヤーを目にする機会は増えていることでしょう。とは言うものの、日本で知られているのはその一端に過ぎません。
今回ご紹介するのは、中国広東省広州市に住むCien恩恩さん。最近では『アークナイツ』エフイーターの躍動感あふれるアクションを始め、こだわりを感じさせるコスプレ作品が人気を高めています。厳選写真と合わせてインタビューをお届けします。
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――好きなゲームやアニメを教えてください。
Cien恩恩：ゲームは『ファイナルファンタジーXIV』を始め、Steamの作品をよく遊んでいます。マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナでなければ・・・。
アニメは『キルラキル』が大好きです！！今石洋之監督の作品が大好きなんです！同ジャンルの作品はよく観ます。
――コスプレを始めたきっかけを教えてください。撮影の頻度はどれくらいですか？
Cien恩恩：これは良い質問ですね（笑）。この質問に対して、恐らく多くのコスプレイヤーはアニメを観た時の「あのキャラクターが好き」という初心を答えると思います。私の初心は「あのお洋服とても綺麗！もし現実でも着られたらいいのに」でした。そこからインターネットで検索して、着たいと思った服を買った時にコスプレの存在を知ったんです。
2012年にコスプレを始めたので気がつけば9年経っていますね。
広東省は気候が暖かいので夏も冬も気にせず撮影しています。撮影の頻度はその時の財布の中身にあるお金次第ですね（笑）。
現在は『ファイナルファンタジーXIV』アウラ種族、『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ』ギギ・アンダルシアのコスプレを予定しています。
――コスプレを続ける原動力は何ですか？
Cien恩恩：好きなキャラクターに出会えた時にコスプレをしたくなるので、あまり深く考えてないです。
――得意な表情やポージングを教えてください。
Cien恩恩：得意なポーズはあまり意識していません。いつもキャラクターに合ったポーズをとっています。構図が映えるロケーションとポージングの融合が必要ですね。
得意な表情は無表情です。多くの友達が私の白目を向いた顔が綺麗といいます。なんだか奇妙ですね（笑）。
――印象に残るコスプレの記憶は？
Cien恩恩：毎回のコスプレがとても印象深いので、最も印象深いと聞かれてもなかなか絞れないですね。あえて挙げるなら他の方と似通っているかもしれませんが、2020年元旦（旧正月）に-2C°の中で薄着姿で海撮影した時、2021年5月に植物園で撮影した時に蚊にたくさん刺されたこと、あとは満開の星空で撮影するために誰もいない夜中の時間帯に重装備の衣装で出かけたこと、とかですね。
――ご自身が多くの人に知られるきっかけになったコスプレは何でしょうか？
Cien恩恩：「多くの人に知られている」は、私に当てはまらないと思いますよ。最初は『とある魔術の禁書目録』御坂美琴のコスプレをした時にフォロワーが多く増えた。あとは、『Fate Grand Order』ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕のコスプレも反応が良かったです。
――撮影ではカメラマンにどんな要望を出しますか？
Cien恩恩：私がお願いしているカメラマンはそれぞれが撮影スタイルを持っています。なので、最初から作品に合うと思った方に依頼するので、それ以上の要望を出すことはありません。最終的に写真がキャラクターと世界観にマッチしていて美しければ満足です。
――撮影する上で大事にしていることはありますか？
Cien恩恩：私が最も重要視しているのはリアルな存在感です。ただ写真で綺麗に写っているではなく、私のコスプレを見た人が「わ！あのキャラクターが現実に飛び出してきたの！？」と感じてくれることです。
――2021年前半にやったコスプレでお気に入りを教えてください。
Cien恩恩：『アークナイツ』エフイーターですね！青の時は武術のアクションポーズをやったのですが、とても楽しかったです！
――これまで日本に来たことはありますか？
Cien恩恩：まだ行ったことがありません。とても行きたいです。お母さんが貧乏暇なしだし、だから大学卒業してようやく行けるっと思ったら、新型コロナウイルスのせいでまた行けなくなちゃった・・・
――2021年後半のコスプレ計画を教えてください。
Cien恩恩：コスプレは趣味なので計画や目標といったことはあまり考えていません。好きなキャラに出会ったらコスプレをしている自分がいるでしょう。とりあえずは、『ファイナルファンタジーXIV』アウラ種族の準備をします。皆さんには私が重金で作った鱗を注目してほしいですね。アウラ種族の女の子キャラの鱗が本当にeroと思います！
画像提供：Cien恩恩（Twitter：@Cien_jiangsien、Weibo：Cien恩恩）
