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『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(ダイパリメイク)に登場する「ヨスガシティ」は、NPCの話によると「シンオウ地方の住みたい街ランキング1位」とのこと。一体なぜ、ヨスガシティは「シンオウ地方」の人々から人気なのでしょうか。
ヨスガシティは、ゲーム内で「人々やポケモンが集まり、商業の発展とともに出来上がった友好の街」と紹介されています。確かにヨスガシティには「ヨスガジム」の他、「シンオウ地方」で唯一「スーパーコンテストショー!」の会場が設けられていて発展的ですし、噴水やベンチといった憩いの場が多いのも印象的ですね。
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さらに、「ふれあいひろば」や「ポケモンだいすきクラブ」が存在することから、ポケモンとの交流を重んじている傾向がある様子。また、マップには宿泊所のような施設があることから、旅行客も多いのでしょう。
住みよさの理由はバリアフリー化?
もしかすると、ヨスガシティが住みたい街である最大の理由は、バリアフリー化が進んでいるからかもしれません。実際にマップを見渡してみると段差や階段が存在せず、ベビーカーを押す女性や老人が多く行き交っています。さらに、宿泊所にはエレベーターが設置されていたので、年配の方も快適に利用可能でしょう。
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また、「異なる文化を持った人々の行き交う場所であることを象徴する建物がある」という記載がありますが、これはマップの左端にある協会のような建物を指していると思われます。ここは「いぶんかのたてもの」と呼ばれており、一切BGMが流れないのが特徴。中の人が愛と幸せやポケモンと人類の友好関係について口々に語ってくれることから、民度の高さも伺い知れますね。
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ちなみに「シンオウ地方」のモデルとなっているのは、ご存知「北海道」。また、ヨスガシティは北海道で言うと帯広市に近いため、同市がモチーフになっているのでしょう。その帯広市ですが、実は2021年7月24日に「東洋経済新報社」が発表した2021年版「住みよさランキング」で道内1位になっています。これは偶然なのでしょうか…。
こうして見てみると、仮にヨスガシティが現実に存在していたら、老若男女問わず人気が出そう。他にも『ダイパリメイク』には魅力的な街が多く存在するので、隈なくチェックしてみてくださいね。