「たづなさん=トキノミノル」説も!?
もしたづなさんが本当にウマ娘なのだとすれば、次に気になってくるのは「モデルになった史実馬がいるのかどうか」という点でしょう。同作に登場するキャラクターは、基本的に現実の競走馬がモデルとなっているため、たづなさんに“元ネタ”がいてもおかしくはありません。
その候補としてよく挙げられているのが、トキノミノルという競走馬。戦後間もない1948年に生まれ、10戦10勝の成績でクラシック二冠を制しながら、「東京優駿」(日本ダービー)の約2週間後に急死した伝説の名馬です。
トキノミノルとたづなさんは、いずれも5月2日が誕生日。また、トキノミノルの勝負服は、たづなさんが着ている服と同じく、緑地に黒のラインが入ったカラーリングでした。さらに言えば、育成ストーリーで怪我したウマ娘を気遣う描写が多いところも、怪我が原因で命を落としたトキノミノルとの関連性を感じざるを得ません。
極めつけは、たづなさんのイベントに「幻のウマ娘」という映画が登場すること。実は現実でも、トキノミノルを題材とした『幻の馬』という映画が1955年に公開されています。
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とはいえ、こちらについては今のところ「たづなさん=ウマ娘」説以上に不確定な考察。外れる可能性もあるので、あくまでファンによる推測と考えておきましょう。
多くのプレイヤーに親しまれながらも、その正体は謎に包まれているたづなさん。彼女の過去についても、いつか語られる日が来るのでしょうか?