
『ウマ娘 プリティーダービー』にて、ついにタマモクロスが育成ウマ娘として実装されました。当然彼女の育成ストーリーには大きな注目が集まっていますが、とくに「永世三強完全勝利」というイベントが話題に。そこには“エモすぎる”理由が隠されているようです…。
タマモクロスの実装が発表されたのは、12月20日に放送された「出張版 ぱかライブTV Vol.12」でのこと。この放送ではタマモクロスの基本的な性能に加えて、育成中に発生する“隠しイベント”についても明かされました。
「ウマ娘」ファンや競走馬ファンをざわつかせたのは、2つ目のイベントとして明かされた「永世三強完全勝利」。育成3年目に特定のG1レースですべて1着をとるとイベントが発生し、ステータス上昇のほか、スキル「尻尾上がり」のヒントなどを得られるようです。

イベントの情報が明かされると、SNS上では「永世三強か、なるほどね」「永世三強は素敵フレーズやな」「永世三強ってワード、エモすぎない?」といった声が続出することに。どうして「永世三強」という言葉にファンがこれほど反応を示したのでしょうか?
競馬ファンなら誰もが反応するワード
実は「永世三強」という言葉は、ウマ娘・タマモクロスのモデルとなった史実馬の歴史に関係があります。
実在した競走馬としてのタマモクロスは、1988年の「有馬記念」にて引退しました。この年は昭和63年であり、翌年には“平成”へと元号が変わります。そしてそこで台頭してきたのがオグリキャップ・スーパークリーク・イナリワンの3頭。新しい時代の始まりを告げるに相応しい強豪たちは、「平成三強」と呼ばれました。
つまりゲームでは、史実の「平成」が「永世」に置き換えられているということ。『ウマ娘』の世界では各時代の名馬たちが時を超えて揃っているため、元号に縛られない「永世三強」という命名になったのかもしれません。
もしタマモクロスが現役を続行していたら、「平成三強」とぶつかっていたはず。そんなifストーリーを実現するという意味でも、ファンにとって大変感慨深いイベントであることは確かです。
実装を待ちわびたファンたちのモヤモヤを、一気に晴らしてくれるような粋な計らい。夢とロマンを乗せたタマモクロスのストーリーをぜひチェックしてみてください。
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