
今冬にリリースされることが発表され、ファンを大いに沸かせた『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(ポケモンSV)。
さっそくネット上では、同作のテーマに関する考察が繰り広げられ、その中で“あるワード”が有力説として挙げられているようです。そのワードとは一体なんなのでしょうか?
初公開映像やタイトルに隠されたテーマの伏線とは

『ポケモンSV』のテーマを探るにあたって、ファンが手がかりにしたのは、2月27日に投稿された同作の初公開映像「『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』1st Trailer」。
同映像では、警備員の装いをした男性が夜な夜な開発元のゲームフリークと思われるビルを歩き回り、赤と紫の光が漏れ出す部屋に導かれていく様子が描かれています。その部屋に入ると突然モニターのようなものが発光し、そこからゲーム内映像に切り替わる…この一連のシーンにどうやらヒントが隠されているというのです。
そこでまず注目するポイントは、赤と紫の光。おそらくこれは、タイトルの『スカーレット・バイオレット』を表したものでしょう。しかし、それ以外にも気になる点が。というのは、映像の至るところに“光”を連想させるアイテムや描写が見られたのです。
テーマは光?

たとえば、警備員の男性が持ち歩いていた懐中電灯や部屋に射す陽の光。さらに、一部屋にはあまりに多すぎる数のデスクライトや間接照明など、“光”にまつわるアイテムが至るところに見られました。
加えて、タイトルの『スカーレット・バイオレット』はいずれも太陽光に含まれる赤外線と紫外線を想起させるカラー。つまり、同作は“光”がテーマとして設けられているのではないでしょうか?
SNS上でも、「ポケモンSVはなんとなく太陽重要っぽい気がするの、スペインらしいし光の端と端だし」「ポケモンSVの映像もっかい見直してたけど、やっぱり“光”が関係してそう」「タイトルに星の模様もあるから、今回のテーマは光に関係あるかもしれない」といった声が。他には、光から転じて“宝石”がテーマになっているのでは…と考える人もいるようです。

ちなみに、『ポケモンSV』の舞台モチーフと噂されているイベリア半島のスペインには「アリカンテ」という街があります。ここは白く輝く岩山がそびえ立っていることから、“光の都”と呼ばれているそう。もはや偶然とは思えませんね…。
とはいえ、これはあくまでも一説。今後解禁される情報次第では、全然違うということもありえるでしょう。ただ、何かと暗い話題が続く世の中だということを考慮してみても、“光”というテーマはピッタリと言えるのではないでしょうか?