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『星のカービィ』の“クリアダンス”に意外な苦労話が!? 30周年に合わせて桜井政博氏が開発秘話をポロリ

シリーズ1作目のゲームボーイソフト『星のカービィ』が、本日4月27日で30周年を迎えました。このアニバーサリーに合わせ、生みの親・桜井政博氏が意外な開発秘話を明かし、話題となりました。

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人気アクションゲームとして長年愛され続け、今年の3月には最新作『星のカービィ ディスカバリー』もリリースした『星のカービィ』シリーズ。記念すべき同名の1作目が発売されたのは、ちょうど30年前にあたる1992年4月27日のこと。本日、めでたく30周年を迎えました。

『星のカービィ』公式Twitterアカウントでは、このアニバーサリーを祝うイラストを公開。30周年を祝う声が、国内外から多数寄せられています。また、『星のカービィ』の生みの親である桜井政博氏が、自身のTwitterアカウントにて、初代『星のカービィ』の開発秘話を披露。こちらも、大きな注目を集めました。

今回桜井氏が言及したのは、初代『星のカービィ』のクリアダンスについて。本シリーズでは、ボスを倒したりステージをクリアした際に、カービィが愛らしいダンスを見せることが多々あります。「クリアダンス」や「カービィダンス」と呼ばれるこのダンスは、初代の頃からすでに用意されていました。

ダンスと呼ばれる所以は、可愛いアクションに加え、クリア音楽とマッチしているためです。そして、初代『星のカービィ』のクリアダンスには、意外な開発秘話が存在していました。

このダンスを作るためにクリア音楽のフレーム数を確認した際、サウンド担当からの返答は「分からない」の一言。そのため、クリア音楽をカセットテープに録音し、それを何度も繰り返し聞きながらダンスシーンを作ったと桜井氏が明かしました。

開発上の問題を手作業感溢れる方法で乗り越えたり、音楽の録音にカセットテープを使用するなど、時代を感じさせる断片がちらほら。また、桜井氏が用いた「巻き戻し」という言い回しも、カセットテープやビデオテープならではの表現。現代の機器におけるその操作は、「早戻し」と呼ばれています。

30年という時間の流れを、開発秘話からも覗かせた『星のカービィ』。最新作の開発も、いつか懐かしい時代の象徴として振り返る日が来るのかもしれませんね。


《臥待 弦》
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