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5月19日に配信された『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』のアップデートにて、各選手に対する能力査定の見直しや新選手の実装などが行われた模様。
中でも、プロ野球「千葉ロッテマリーンズ」の佐々木朗希投手に施された“完全試合仕様”とも言えるパワーアップが注目の的になっているようです。
本人も悩ませた“課題”
佐々木朗希投手は160km/h超えのストレートを武器に、プロ入り3年目ながら「マリーンズ」のエースを務める若き剛腕。4月10日には史上16人目となる完全試合を達成するなど、今や球界を代表する投手の1人として知られています。
そんな佐々木朗希投手ですが、今回のアップデートによりステータスが大幅に強化。「キレ」や「リリース」などの特殊能力も盛り込まれるなど、まさしく“完全試合仕様”の仕上がりへと進化を果たしました。
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その一方、アップデート後の能力値の中で、とくに注目したいのがコントロール。以前は「E43」とやや物足りない性能だった印象で、調子が悪いと制球難に陥ってしまうこともしばしば…。
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また、佐々木朗希投手自身も、ゲーム内における「佐々木朗希」のコントロールに悩まされていた様子。5月13日に「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」内で公開された動画内で、チームメイトの藤原恭大選手と『パワプロ2022』で対決していたのですが、そこで自らの制球難に苦しめられることに…。
実はパワプロ“ガチ勢”だった佐々木朗希投手
佐々木朗希投手は子どもの頃から『パワプロ』シリーズを遊んでいたらしく、「パワプロ派です」とコメント。しかも過去に「チャンピオンシップ」モードの全国大会で2桁順位を記録するほどの“ガチ勢”だったのだとか。
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そのため、先輩である藤原選手に対しても「見せてやりますよ。本物を」と息巻く佐々木朗希投手。さっそく先発投手として、“ピッチャー・俺”と言わんばかりに自身を起用し、試合に臨みます。
しかし、守りの場面で「佐々木朗希」が制球難を覗かせ、失投する度に「コントロール悪すぎ」「全然(ストライクに)行かない」と頭を抱えてしまうシーンも。結局、最終回で甘く入ったところを藤原選手に痛打され、サヨナラ負けを喫してしまいます。
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まさかの敗戦に、佐々木朗希投手も唖然。敗戦の弁として、パワー重視の強振を多用していたことや「まっすぐ投げなさすぎる」などと、『パワプロ』上級者とプロ野球選手両方の視点を交えて敗因を考察していました。
ただ、今回のアップデートで「佐々木朗希」のコントロールは一気に「C64」まで上昇。課題としていた制球が安定するようになり、失投の数も大幅に激減することでしょう。きっと、佐々木朗希投手も喜んでくれているに違いありませんね。