コナミは、カードゲーム『遊戯王OCG』のリミットレギュレーション(2022年7月1日改訂予定)を公開しました。
公式大会などで“デッキに入れられるカードの枚数”について定めたルール「リミットレギュレーション」。これでキーカードが使用禁止・もしくは枚数制限を受け、環境トップにいたデッキが大幅に弱体化。使用率が一気に下がるなんてのはよくある話。全デュエリストが注目する内容の最新版がこちらです。
■新禁止カード(デッキに入れられなくなるカード)
・餅カエル【制限→禁止】
・水晶機巧-ハリファイバー【制限→禁止】
・虚無空間【制限→禁止】■新制限カード(デッキに1枚まで入れられるカード)
・イーバ【無制限→制限】
・魔導書の神判【禁止→制限】
・烙印開幕【準制限→制限】■新準制限カード(デッキに2枚まで入れられるカード)
・A・ジェネクス・バードマン【制限→準制限】
・ふわんだりぃずと謎の地図【無制限→準制限】
・烙印融合【無制限→準制限】■制限解除カード
・オルフェゴール・ディヴェル【準制限→解除】
・調弦の魔術師【準制限→解除】
・深淵の暗殺者【準制限→解除】
・雷獣龍-サンダー・ドラゴン【準制限→解除】
・ローンファイア・ブロッサム【準制限→解除】
・氷結界の龍 トリシューラ【準制限→解除】
・発条空母ゼンマイティ【準制限→解除】
・終わりの始まり【準制限→解除】
・サンダー・ボルト【準制限→解除】
・霞の谷の神風【準制限→解除】
・龍相剣現【準制限→解除】

緩い素材指定ながら、リンク召喚・シンクロ召喚のサポート役として非常に有用な効果を持ち、さまざまなデッキで活躍した汎用リンクモンスター「水晶機巧-ハリファイバー」が、まさかの禁止カードに。
さらに、対処に一苦労する「餅カエル」や、お互いに特殊召喚を封じる「虚無空間」も禁止カード入りしています。一方で「魔導書の神判」が制限復帰。「イーバ」は無制限から一気に制限入りとなりました。

また、以前ほどの勢いはなくなった「デスピア」デッキですが、「烙印開幕」が制限、「烙印融合」が準制限に。環境上位で戦うのは厳しくなりそうです。
このほか、「オルフェゴール・ディヴェル」や「雷獣龍-サンダー・ドラゴン」「サンダー・ボルト」といった準制限カードたちが、一気に制限解除を果たしています。今回のリミットレギュレーションを受け、環境はどのように変化していくのか。適用される7月1日以降が、今から気になるところです。
※なお、本リミットレギュレーションは『遊戯王OCG』のものであり、独自のリミットレギュレーションである『遊戯王 マスターデュエル』とは別物です。