
リメイク版『バイオハザード RE:4』のリリースが発表され、ふたたび脚光を浴びている『バイオハザード4』。これをきっかけとして、ファンたちは当時大流行していた“空耳ミーム”を思い返しているようです。
「ガナード」たちが発する謎の言語
『バイオハザード4』では、ゾンビの代わりに「ガナード」と呼ばれるクリーチャーが登場していました。彼らは「プラーガ」と呼ばれる寄生体の宿主となってしまった人間で、知性を保ったままプレイヤーに襲いかかってきます。

知性があるため、「ガナード」たちは互いに言語でコミュニケーションをとれる模様。作中では、主人公のレオン・S・ケネディに向かって、何かを叫びながら延々と追い回してきました。
しかし、彼らの言葉には字幕が付いていないことが多く、ほとんどのプレイヤーは聞き取ることができなかったようです。そのせいか、一部のセリフが“空耳”として流行し始める事態へ…。
中でも代表的なのが、序盤の村で聞ける「お○ぱいのぺらぺらソース!」や、古城に突入する際に聞ける「もちっとした餃子!」など。文脈的に考えても、ほぼ間違いなくそんなことは言っていないのですが、今となっては空耳の通りにしか聞こえなくなってしまったプレイヤーも多いようです。
他にも「ボスが美少年ぶんどった」「燃やせピカリーニョ」「ハイエースだ!魔太郎!」など、意味は分からないもののなぜかしっくりくる空耳が無数に存在。逆に「あるあr…ねーよ!」「バイオ4出とらんす」などと、親近感が湧かざるを得ないセリフもありました。
ちなみに、『バイオハザード4』の舞台はスペイン。つまり、「ガナード」たちはスペイン語を話しているのです。たとえば、「お○ぱいのぺらぺらソース!」は「Os voy a romper a pedazos」が正確な言葉で、意味は「八つ裂きにしてやる!」だそう。ちゃんと意味が通っていたのですね…。
なお、リメイク版の『バイオハザード RE:4』では舞台がヨーロッパだと明言されています。一応、言語圏的にはスペイン語も含まれているので、懐かしい“空耳”をふたたび聞けるかもしれませんね。