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バンダイナムコエンターテインメントは、PS4/PS5/Xbox SeriesX|S/PC(Steam)向けRPG『ONE PIECE ODYSSEY(ワンピース オデッセイ)』の最新映像を公開しました。
『ワンピース オデッセイ』は、週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画「ワンピース」を題材とする新作RPG。大いなる宝が眠るとされる「伝説の島」を舞台に、ルフィたちの新たな冒険が描かれます。
開発を担うのは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』や『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』などに携わったILCA。音楽は『テイルズ オブ』シリーズや『ヴァルキリープロファイル』などで知られる桜庭統氏が担当します。
今回の最新映像では、『ワンピース オデッセイ』を制作した経緯、原作者・尾田栄一郎先生との関わり、ゲームのコンセプトや、これまで謎に包まれていたゲームシステムの一端、そして音楽へのこだわりなど、関係者しか語ることのできない秘話が最新のゲーム映像と共に紹介されています。
◆『ワンピース オデッセイ』のコンセプト
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まず登場したのは、本作プロデューサーの都築克明氏。改めて本作を「「ワンピース」の世界に触れる偉大な冒険ドラマをコンセプトに制作してきたタイトル」と紹介し、これを実現するために、「ワンピース」ならではのドラマ体験、アドベンチャー体験、バトル体験ができることを軸に開発していると説明。
それらの要素をより没入感のある形で実現するためには、ユーザーが触れる「ワンピース」の世界をゲームの中に構築することが非常に重要だと思い、世界観構築に一番時間をかけてきたとも付け加えています。
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また、本作は5年前から開発がスタートしていたとのこと。RPGということでシナリオ制作に時間をかけており、2年ほどかけてシナリオの大枠が完成。そこで尾田先生にデザインの相談をしたといいます。なお、尾田先生は本作オリジナルキャラクターの「アディオ」「リム」や、「カイオウドラゴン」「ヒデリーペンギン」などの動物をデザインしています。
◆フィールド探索
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冒険の舞台である「ワフルド」では、「ワンピース」世界にある様々な要素を、デザイン面はもちろん設定面でも抽出して制作。原作の独特な形をした雲など、舞台を構成する一つ一つの要素が没入感が高くなるよう作り込まれているといいます。
ワフルドは探索可能な3Dフィールドとして表現。様々な敵が歩き回っており、ぶつかることで戦闘が始まるシンボルエンカウント方式です。
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フィールドでは、麦わらの一味を切り替えながら冒険。それぞれ異なる特徴を持っており、ルフィなら離れた場所にあるツタまで腕を伸ばして移動したり、ゾロは障害物を斬って道を切り開いたり、チョッパーなら小柄な体型で狭い場所を探索したりと、一味の特徴を活かしながら冒険を進め、島の秘密に迫っていきます。
◆バトルシステム
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バトルシステムのベースは、王道のターン制コマンドバトルを採用。その中で、「ワンピース」らしさを活かし、飽きずに変化を楽しめるよう「スクランブルエリアバトル」という要素を取り入れています。
スクランブルエリアバトルは、バトルが複数のエリアに分けられ、そこに様々な敵と戦闘可能な一味がランダムで割り振られるというもの。各エリアの状況や敵との相性、一味の属性や使える技などを考慮し、エリアを制圧していくようなバトルが楽しめるといいます。
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さらに、一定確率で発生するランダム要素「ドラマティックシーン」も用意。例えばサンジが女性に囲まれたり、ウソップが敵に包囲されたりと、バトルに様々なアクシデント(制約)が発生。このピンチを上手く切り抜けることで、より良い報酬を獲得できます。
◆音楽
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映像後半では、本作の音楽を担当する桜庭統氏が登場。色々な場所を旅する作品として、エスニック風やオーケストラ風などの幅広い音楽ジャンルが収録されており、振り幅の広さに作るのが楽しかったと語りました。
また、バンド演奏のレコーディング時には、「スタッフの皆さんが自分以上にワンピースに対する思い入れが強くて、すごく盛り上がって楽しく演奏してたのが印象的で、自分もすごく楽しかった」というエピソードを語っています。
最後に再び都築氏が登場し、「今回公開させていただいた情報もまだまだ入口の部分に過ぎません。今後も“「ワンピース」の世界に触れる”という意味で、ドラマやアドベンチャーのシステム等の情報を随時ご紹介していきますので、引き続きご期待ください」として映像を締めくくりました。
「ワンピース」の家庭用最新作として期待が高まる『ワンピース オデッセイ』は、PS4/PS5/Xbox SeriesX|S/PC(Steam)向けに2022年発売予定です。