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フェイクニュースやデマの拡散に強く抗議―コジマプロダクションの声明の背後にあるものとは?

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本記事では直近の惨事の報道について触れております。文章やリンク先の閲覧にはご注意ください。

コジマプロダクションはTwitterにて、フェイクニュースやデマの拡散について遺憾の意を表明しました。

同アカウントでそれ以上の詳細は語られませんでしたが、この突然の意思表明の背景にはスタジオ創設者・小島秀夫氏(小島監督)が、直近の衝撃的な事件に関するフェイクニュースに巻き込まれてしまったことが関係しているのかも知れません。

該当のニュースは日本時間7月8日、奈良市にて発生した大きな惨劇、安倍元総理の銃殺事件に絡むものです。国内外のSNSで情報が錯綜していた事件発生当初、フランスの極右政治活動家が、「極左が殺した」という旨のコメントと共に小島監督の写真をツイート(当たり前のことですが事件と小島監督は一切の関係がありません)。結果として小島監督は全く意図せずフェイクの被害者となってしまいました。

もちろん、小島監督の事を知る世界中の人々はこのデマに惑わされることはありませんでした。ツイートを送られた同国の国民議会代議士のClémentine Autain氏は、送った活動家を「暗殺者(事件犯人)とビデオゲームの世界的権威である小島秀夫を混同している」と強く非難。活動家は程なくして該当のツイートを削除し、「(真偽を)確認しなかったのは間違いだった」と小島監督とファンに謝罪の意を示しています。

しかし事態はこれだけではなく、どれが最初であるかの因果関係は明らかではありませんが、同時期に、ギリシャイランのメディア(リンク先はいずれも有志によるクリップ)でも、小島監督と事件を結び付けるデマが報じられてしまいました。

小島監督に関しては2019年にもブラジルで作品のプロモーション画像を悪用され「人工の赤ちゃんを生産している」とのフェイクの被害者となっており、地元メディアが該当の情報はフェイクニュースであると警告する事態に発展しています。

いずれにしても、一連のフェイクニュースは、小島監督を明確な対象として意図したかはともかく傷つけていることには違いなく、コジマプロダクションからの発表の内容にある「個人の尊厳を傷つけていること」には、それが含まれていると想像するのは難くありません。(たとえ世界中の多くの人々が一瞬でわかるほどのデマであっても、人類すべてがそれを理解できるわけでもありません)

古くからの冤罪事件の数々を見るまでなく、フェイクニュースやデマは特定の人物や存在を傷つける可能性が高いのは指摘の通りでしょう。編集部でも気を一層引き締めていきたいと考えています。


なお、コジマプロダクション海外向け公式アカウントによる該当のツイートの英語版では、一連の事態に対してかは明らかでないものの、法的措置の検討を示唆する文言も含まれています。

「フェイクニュースやデマの拡散に強く抗議」コジプロ、表明の背後には

《ケシノ》
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