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突然ですが、みなさんは「冥王」と呼ばれるキャラにどういう印象を持ちますか?「悪役」や「悪神」という感じでしょうか。しかし、世の中にはまったく悪とは言えない冥王が登場する作品も多く見られます。おそらく、冥王とも呼ばれるギリシャ神話の「冥府の神ハデス」が、必ずしも悪とされているわけではないからでしょう。
前フリが長くなってしまいましたが、そんな「イイ感じの冥王」を存分に堪能できるのが、美少女ゲームメーカー・オーガストとDMM GAMESが配信中の学園RPG『あいりすミスティリア! ~少女のつむぐ夢の秘跡~』です。
『あいりすミスティリア! ~少女のつむぐ夢の秘跡~』 をプレイ!◆冥王と「アイリス」たちが紡ぐファンタジー学園ストーリー!
物語の主人公である冥王ハデスは、原初の神が世界を創造するために産み出した13人の天上人の1人で、数万年の時を生きる存在です。冥界に根を張り、はるか上層の人間界にまでそびえる巨大な世界樹(ユーグ・ナ・ローファ)の力を借りて冥界にきた魂を言祝ぎ、転生させる世界の管理者でもあります。
ところがある日、屈強な巨人が束になっても傷ひとつ付かないはずの世界樹がまさかの大炎上。冥王は全魔力を放出して消火に成功しますが、代償として深い眠りについてしまいます。
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その1年後、世界樹に宿っていた精霊「ユー」の力でやっと目覚めることができた冥王は、世界樹が炎上した際に人間界に放たれた力の結晶「世界樹の種子」をすべて集めて捧げれば、世界樹にかつての姿と力を取り戻せることに気が付きます。
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こうして冥王とユーは、「種子」をその身に取り込んで飛躍的な力を得た少女―芽吹きを待つ者(アイリス)―たちの力を借りながら、人間界への旅を繰り返すのでした。世界樹をめぐる壮大な物語の幕開けです。
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ゲームは、冥王とアイリスたちの種子をめぐる冒険や戦いを描く「出撃(メインストーリーなど)」と、平時にアイリスたちが戦い方を学び、お互いに仲を深めていく姿を描く育成コンテンツ「学園」が軸になっています。
「出撃」では、最大5人でパーティーを編成したアイリスたちと敵とのバトルが発生します。バトルはアイリスたちに戦い方をすべて任せる「オート」をはじめ、戦い方を冥王(プレイヤー)がすべて指定できる「コマンド」、スキルと萌技の使用予約のみを行える「手動」、萌技の予約のみを行える「セミオート」とさまざまなスタイルが用意されており、プレイスタイルや空き時間、敵の強さなどに応じて使い分けられます。
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そして、数々の名作美少女ゲームを贈り出してきたオーガストが世界設定、キャラクター、シナリオ、サウンドを手がけているだけに、これらのコンテンツで楽しめるストーリーやヒロインたちの軽妙なかけあい、そして美麗なイベントビジュアルのクオリティは折り紙付き。もっと先が見たい、続きが見たいと思わせてくれます。
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◆フィーナと紡ぐ壮大なSFストーリーが魅力の『よあけな』
オーガストという名で筆者がしみじみと思い出すのは、今から16~17年ほど前のこと。当時は2005年9月22日にPCで発売されたばかりの『夜明け前より瑠璃色な』が大ヒットしており、美少女ゲーマーたちはその略称をどうするかで「よあけな」派、「けよりな」派、「あけるり」派の3つに分かれ、熾烈な戦いを繰り広げていました(編注:特に戦いは起きていません)。
「よあけな」は当時のゲーム雑誌や書籍などで使われていた呼称、「けよりな」はオーガストの前作『月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~』の公式略称が「はにはに」だったことを受けてひらがなだけを抜き出す呼称、「あけるり」は多くの作品でよく見られる、タイトルを分節で分けてそれぞれから頭文字を抜き出す呼称(当時は「よあるり」派もいました)…と、どの略称にも妥当性があり、よく話題に挙がりました。
そんな『よあけな』は、大昔に月に移住した人々が興した月唯一の国家「スフィア王国」の王女であるフィーナ・ファム・アーシュライトが地球の一般家庭である朝霧家にホームステイすることになり、主人公・朝霧達哉との交流を通して仲を深めていく姿を描く「月のお姫様ホームステイADV」です。
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フィーナ以外にも、彼女の忠実な侍従であるミア、達哉の従妹である朝霧麻衣、達哉の幼なじみである高見沢菜月、達哉と麻衣の保護者を務める従姉の穂積さやか、月人居住区で見かける謎多き少女リースリット(リース)が登場し、後の移植版ではさらに菜月の親友である遠山翠、月人の若き司祭エステルや、エンディングの後日談のみに登場するシンシアが追加されるなど、魅力的なヒロインが多数登場します。
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しかし、一番最初のPC版発売直後はフィーナの人気が特にすさまじく、当時はさまざまな美少女系ゲーム雑誌の表紙をフィーナが飾るのを目の当たりにしました。フィーナはストーリー、キャラクターデザイン、キャストとあらゆる要素から「気品にあふれるだけでなく、時折可愛げも見せるパーフェクト美少女」を全力で叩きつけてくるヒロインであり、その人気には納得しかありませんでした。
さらに、フィーナのルートは「物語の舞台はほぼ現代だが、月にも王国があり人が住んでいる」という本作ならではのSF設定が大きな意味を持って描かれており、クライマックスの壮大な展開がその人気をさらに不動のものとしたように思います。
◆『あいミス』で『よあけな』コラボイベント第2弾が開催!
『あいミス』では、そんな『夜明け前より瑠璃色な』とのコラボイベント第2弾となる「ここ掘れベロベロ!野良猫と委員長の異世界散歩」が2022年7月29日から8月8日にかけて開催されます。
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コラボイベント第1弾ではメインヒロインのフィーナとそれに劣らぬ人気を持つ麻衣が登場しましたが、今回は若き司祭エステルと無口でぶっきらぼうな女の子リースの「月人」コンビが登場します。冥王やアイリスたちは、異世界からの新たな来訪者たちとどのような物語を紡ぐのでしょうか?
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開催期間中は、SSRエステル【静寂なる創星の調べ】とSSRリース【内に秘めし叡智の光】の出現率が上昇する期間限定召喚(ガチャ)が開催されるほか、イベントストーリーをクリアすると、どちらかひとつを選んで入手できる確定チケットを1枚獲得できます。
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イベントでは「光る羽根の跡」を集めてさまざまなアイテムと交換できるほか、エステルとリースの育成に便利なスキル素材や宝石をもらえるログインボーナスも開催されます。
『よあけな』に思い入れがある方は、『あいミス』でコラボイベントを満喫してはいかがでしょうか。コラボイベントはバトルの難度が大きく抑えられているので、今から『あいミス』を始める人でも、十分にクリアできるようになっています。
反対に『あいミス』は遊んでいるけど『よあけな』は未プレイ…という方は、これを機に『よあけな』にも触れてみましょう。2020年9月に発売され、FANZA GAMESでダウンロード版が配信中のPCゲーム『夜明け前より瑠璃色な コンプリートパック』なら、コラボに登場するエステルとリースを含む『よあけな』ヒロインたちとの物語をあますところなく楽しめますよ!
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『あいりすミスティリア! ~少女のつむぐ夢の秘跡~』 をプレイ!
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