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HoYoverseは、PC/PS5/PS4/スマホ向けオープンワールドRPG『原神』にて、新キャラクター「キャンディス」を発表しました。
キャンディスは、アアル村の「ガーディアン」なる役職を務める人物。心優しき性格の持ち主であり、彼女の守護により、アアル村に危害を加えられる者はほぼ皆無に等しいといいます。所持する神の目は「水元素」で、オッドアイや褐色肌、古代エジプト風の装備が特徴的です。
また、スメールPVなどで登場していた「セノ」と「ニィロウ」のキャラクター情報も公開。セノは教令院の大マハマトラであり、すべてのマハマトラたちの筆頭たる存在。ニィロウはズバイルシアターの役者にして、同シアターのスターだといいます。神の目はセノが「雷元素」、ニィロウが「水元素」です。
◆「キャンディス」キャラクター紹介
■キャラクター紹介
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キャンディス――浮金の誓願 アアル村のガーディアンであり、心優しき性格の持ち主。彼女の守護により、アアル村に危害を加えられる者はほぼ皆無に等しい。
■キャラクターエピソード
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「あのキャンディスってやつは…正真正銘スカーレットキングの末裔だ!」
スメールの酒場で、無様な姿をしたエルマイト旅団のメンバーが震えながらそう言った。
神の祝福を受けし、異色の瞳を持つガーディアン。彼女は、すべての敵を一瞬にして飲み込む砂嵐を呼ぶことができる。
さらにキャンディスは、砂漠の力を扱うこともできた。すべての砂が彼女の斥候であり、砂漠で彼女から逃れられる者はいない。足を洗ったことを口にしたばかりの宝盗団メンバーが、隣でそう付け加えた。
しかし、再び砂漠に旅立とうとしていた若い冒険者は、首をかしげながらこう言った――アアル村の「ガーディアン」であるキャンディスさんは、とても優しい人だと思うけど…と。
彼はかつてアアル村を訪れた時、キャンディスが空腹に苦しむ宝盗団メンバーに水と食料を与えている姿を見た。また、疲れ果てた傭兵に客室を貸し、休ませている場面も見ている…彼の目には、そのガーディアンと「恐怖」の二文字はまったく無縁なものとして映っていた…。
遠く離れた大赤砂海にいるキャンディスは、彼女に関するこの些細な争論を知らない――それに彼女自身、他人に噂されることをまったく気にしていなかった。
アアル村のガーディアンとして、その安寧を守る責務を彼女は背負っている。村の規則を守れば、誰でもアアル村でゆっくりと休むことができ、それなりの援助を受けることができる。
だが逆に規則を守らず、村で不埒を働く者に対しては――二度と村に危害を加えられないよう、キャンディスが直々に出向くのだ。
◆「セノ」キャラクター紹介
■キャラクター紹介
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セノ――緘秘の裁き 教令院の大マハマトラであり、すべてのマハマトラたちの筆頭たる存在。独特なユーモアセンスが印象的な人物である。
■キャラクターエピソード
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教令院において、学者が大マハマトラのセノと正式な会合をしなければならない時、良い知らせを得られる可能性は極めて低い。
セノが直々に訪問するということは、その学者が盗作、賄賂、学業不正、虚偽申告、資金流用、不正競争、論文投稿者の名前を書き換えるなど、学術における大罪のいずれかを犯したことを一般的に意味するからだ。そして、学者たちに唯一できることは…大マハマトラに従い審判を受けることだけ。
しかし、彼らはそう簡単に事実を受け入れはしない。
大半の者は、モラで大マハマトラの決断を揺さぶろうとする。だが、それら「金持ち」たちを待ち受けているのは、裁くべき罪状が増すということのみ。また少数ではあるものの、中には理性を失い、武力による抵抗を試みる者もいる…無論、その愚かな行為には相応の対価を支払うことになる。そして罪状は増え、裁かれるのだ。
途方に暮れている者の中には、気が触れたふりをして、自分の記憶や頭がおかしくなったことを主張し、最後の足掻きを見せる人もいる。
しかし、大マハマトラのセノが彼らを相手にする時、毅然とした態度で辛抱強く接し、こう言葉を放つのだ――「マハマトラとして、人々に自分の犯した過ちを『思い出させる』ことも、俺の責務の一つだ。」
◆「ニィロウ」キャラクター紹介
■キャラクター紹介
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ニィロウ――絨毯に舞い落ちる蓮光 「ズバイルシアター」の役者であり、そのシアターのスター。しなやかなダンスは、綻ぶ睡蓮のように一塵の汚れもない。
■キャラクターエピソード
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時間があったら、ぜひ「ズバイルシアター」の公演をお見逃しなく。
光と音楽に彩られたニィロウは、まるで汚れのない蓮の花のように、美しいダンスで観客たちを虚構の世界へといざなう。公演が終わると、観客たちは再び現実の世界に降り立つが、中にはしばらく夢見心地のままの者も多い。
「ステージで踊っている少女は、まるで劇中にしか存在しない人物のようで、現実離れした美しさなんです。」
しかし、彼女をよく知る者であれば、誰もが知っている――普段の生活におけるニィロウは、人を千里も遠ざけるような雰囲気をまとっていないことを。輝かしい光の中から出た彼女は、同年代の素朴な少女のように、優しく温かい心を持ち、素直でよく笑う子なのだ。
もしも舞台の下でニィロウに会ったら、遠慮せず勇気を出して声をかけてみるといい。彼女はきっと喜ぶはずだ。
Ver.3.0アップデート「黎明を告げる千の薔薇」での実装キャラクターは決定済みのため、今回の3人が実装するのはVer.3.1以降が予想されます。プレイアブルに先駆けて、ストーリーでの活躍にも期待したいところ。その登場を楽しみに待ちましょう。